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zoom RSS 映画「マイレージ、マイライフ」は、滑り出しは軽いのりだが、厳しい、意外な傑作

<<   作成日時 : 2011/04/18 20:40   >>

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見始めて、しばらくたつと、つい、どういう映画なのか決めつけたくなる。 「マイレージ、マイライフ」は、マイルをためることに生きがいを見出す、軽いビジネスマンの遊びを中心としたロードムービーなのかなと思ったら、途中から、どんどんシリアスになってゆき(といっても見かけは軽い)、最後はパターンにはまらない、ジョージ・クルーニーの軽い容貌にそぐわない、意外な、厳しい成り行きとなった。 なかなかの傑作だ。 

ライアン・ビンガム(ジョージ・クルーニー)は、コンサルタント、というよりは、クライアント企業のマネジメントに代わって、従業員に解雇を言い渡し、円満に退職してもらう仕事をしている。 講演会で講師をしたり、顧客企業に行ったりで、出張の連続。 1000万マイルになることを目標としている。 マイルをためること自体が目標だ。 出張先で出会ったアレックス・ゴーラン(ヴェラ・フォーミガ)と気楽な関係を楽しんでいる。

そこに、大学を首席で卒業したナタリー・キーナー(アナ・ケンドリック)が、入社早々、出張などしないで、ネットで解雇を言い渡す仕組みを作れば、経費節減になると提案する。 ライアンは、激しく反論するが、ナタリーの教育として、ネットで実現できるかどうかの検証を兼ね、ナタリーを出張に連れてゆくはめになる。

ナタリーから、一人で生きていて、アレックスとの気楽な関係を続けるライアンの生活はおかしいと責められたり、妹の結婚式のための写真を撮ったり、ナタリーが失恋したと泣きわめいたり、ナタリーが試しに宣告した女性社員が橋から飛び降り自殺すると抵抗したり、妹の相手が直前になって、結婚に意味がないと言い始め、説得する羽目になったり・・・・いろいろなことが起こる。 

そして、ライアンも、「一人でいること」に、なにか寂寥感が漂ったのだろうか・・・・・。 しかし、現実は厳しい。 「新しい人生のはじめかた」におけるダスティン・ホフマンのような、甘い話はなかった。 

解雇宣告という背景自体が、映画の進行に伴って、だんだんリアリティが出てくる。 その厳しさと、ライアンの孤独の厳しさとが妙に折り重なって、ストーリーが締まったものになってゆく。 なかなか良い出来の映画だ。


映画「マイレージ、マイライフ」(ジェイソン・ライトマン監督、アメリカ、2009)

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