Dora_PaPa_san's_Pages

アクセスカウンタ

zoom RSS 映画「ノー・マンズ・ランド」は、可笑しくて、やがて哀しき戦争映画

<<   作成日時 : 2011/05/13 19:15   >>

トラックバック 0 / コメント 0

ボスニアとセルビアの戦陣間の中間地帯に紛れ込んでしまったボスニアの兵士たちは、ただひとりチキだけ塹壕に逃げた。 そしてセルビアの兵士が偵察に来て、死んだと思ったツェラを地雷の上に横たえる。 新入りのセルビア兵ニノとチキ、目覚めたツェラの三人が事態の打開を探る。 なんとも奇妙な展開に、真面目な国連の軍曹、大尉、政治的な大佐、そして、マスコミが絡んで、笑うに笑えない可笑しみのにじみ出た悲劇がはじまる。

チキもツェラも、兵士とはいっても、服装もひどくラフだ。 素人集団のようだ。 一方のニノは、服装こそ、ちゃんとした戦闘服だが、新入りで、銃の使い方も知らない。 地雷をしかけた先輩兵士は、撃ち合いで死んでしまい、三人は、どうしたら、事態を打開できるかわからない。 ニノとチキが服を脱ぎ、パンツ姿で遠くのそれぞれの陣地に向けて助けを求める。 

それぞれの陣地では、味方か敵かわからないこの知らせに困って、国連に知らせる。 マルシャン軍曹は、人道支援しかしないと決めて何も手を出さないことに飽き足らず、塹壕にかけつける。 そこへ大佐から、手を出すな、退却しないと逮捕すると連絡が入り、仕方なく帰途に就く。 途中で出会ったTVニュース・クルーと握った軍曹は、メディアの力を借りて、ツェラの体の下にある地雷除去を図る。 そして、やってきたドイツ人の地雷除去の専門兵は、除去を試みるが・・・。

国連の人道支援のためのグループは、ひどく生臭い。 メディアに乗っかるとなって大佐はヘリコプターで乗り付けるが、地雷除去の状況を知ると、ごまかしを始める。

最後、カメラマンがレポーターに、塹壕は撮らなくてよいのか尋ねる。 必要ない、塹壕だけ撮っても仕方ないとレポーターは答える。 TV番組のレポーターなどは、簡単にフェイクに引っかかるものだと言っているようだ。 そして、夜になってどちらかの攻勢の結果、真相は闇に隠れる。 

ボスニアの紛争は本当に複雑で理解しにくいが、虐殺と言い、 NATOや国連の半端な介入といい、全く意味の見えない戦争だ。  この映画は、ばかばかしさと哀しさでいっぱいになる映画だ。




映画「ノーマンズランド」(ダニス・タノヴィッチ監督 フランス 2001)

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
映画「ノー・マンズ・ランド」は、可笑しくて、やがて哀しき戦争映画 Dora_PaPa_san's_Pages/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる