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zoom RSS 映画「ノーカントリー」は、バイオレンスの映画だがひどく哀しい映画でもある

<<   作成日時 : 2011/09/20 17:50   >>

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アカデミー賞も受賞した大変有名な映画だけれども、、4年たって初めてみた。 バイオレンスものは好きではないからだ。 しかし、ちゃんと最後まで見ると、単なるバイオレンスではなく、原題にもあるような、年寄りにとっては何とも理解できない国になってしまった悲しみが浮かび上がる。 

ルウェリン・モス(ジョシュ・ブローリン)は、メキシコ国境沿いのテキサスの砂漠で、麻薬取引にからむ銃撃戦の跡をたまたま発見し、200万ドルのはいった黒かばんをもって帰ってしまう。 しかし、相手が悪かった。 アントン・シガー(ハビエル・バルデム)という、酸素ボンベに空気銃のような武器を持った、異常で、容赦ない殺し屋に追われることとなる。 

エド・トム・ベル保安官(トミー・リー・ジョーンズ)は、砂漠の悲惨な現場を捜査するうちに、 モスの車を発見し、モスが事件に巻き込まれたことを知る。 一方、保安官補は事務所で殺され、弾丸不明の銃創を残した殺人もあり、保安官は、不安に駆られる。 

アントンに発見されたモスは逃げながら銃撃となり、互いに負傷する。 そして、その後、アントンは、モス自身でなくモスの妻を狙うとわかり、モスは妻カーラ(ケリー・マクドナルド)を逃がすために死力を尽くす。 保安官は、モスの相手が並々ならぬ恐ろしい相手だと察して、カーラに接触する。 モスを守るから自分に連絡しろと諭す。

しかし、保安官の努力の甲斐もなく、次から次に悲惨な死体が増えてゆく。 そして、どうしてこんな国になってしまったのか・・・と、苦悩と理解しがたい恐怖がつらぬいてゆく。

ハビエル・バルデムが怪人の殺し屋を演じて、凄みを発揮している。 「海を飛ぶ夢」、「BIUTIFUL」などと全く別人のようだ。 メキシコとアメリカの国境で、ベトナム帰還兵と言うだけで簡単に入国できるなんて、さすがテキサスだなどと妙な感心をした。 

トミー・リー・ジョーンズのつぶやきは、アメリカがこれほどまでの犯罪の国にどうしてなってしまったのだろうと語っているようだ。 その答えは、この映画にはない。 コーエン兄弟に、ぜひ、その回答をする映画を作ってもらいたいものだ。 




映画「ノーカントリー」(ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン監督 原題 NO COUNTRY FOR OLD MEN アメリカ 2007)

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