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zoom RSS 映画「家族の庭」は厳しく、切なく、身につまされる

<<   作成日時 : 2011/11/26 18:58   >>

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冒頭に出てくる患者は不眠で悩み、人生を10点満点で評価するとしたら何点かというカウンセラーの問いに、1点だと答えた中年女性だ。 人生を変えたい、しかし、変らないだろうと諦めている。 "Another Year"の四季は、辛い人生を歩む人々の辛い時の移り変わりを淡々と、しかし、厳しく映している。

トム(ジム・ブロードベント)と、ジェリー(ルース・シーン)夫妻は、しっかりと生きている。 地質調査の仕事をしているトム、表院で心療カウンセラーをしているジェリー、仕事も順調、休日は市民菜園で野菜作りにいそしむ。 もう老齢といってよい年頃だが、充実した人生を送っている。 心配ごとと言えば、息子のジョー(オリヴァー・モルトマン)が30歳過ぎても結婚の兆しも見えないことだ。

夫婦は、よく友人を招いて食事をする。 ジェリーの職場の同僚メアリー(レスリー・マンヴィル)、トムの幼馴染のケン(ピーター・ワイト)は、ふたりとも、結婚に失敗し、孤独な日々を送っている。 メアリーは、酒びたりだし、車を買えば良く壊れるし、事故を起こすしで、まるで貧乏神だ。 トムとジェリーのこの家が心の支えどころになっても居る。 寂しさを乗り越えるため誰か男の支えが必要なのだ。 メアリーは、ジョーにそれを期待する気持ちになってしまう。 ジョーが交際を始めたケイティ(カリーナ・フェルナンデス)を連れてきたとき、メアリーの童謡は激しく、 メアリーの心の奥を見てしまったトムとジェリーには許せないメアリーの思いでもあった。 

ケンも親友夫婦を亡くし、孤独に苦しんでいる。 メアリーに言いよるが、太って気持ち悪いとまでメアリーに拒絶されて、余計にさびしい思いにとらわれる。 

トムとジェリーの家族は、いっそう、しっかりとした幸せを得てゆくのに比して、メアリーは、なにをやってもうまく行かない。ジェリーにじぶんのことは責任を持てと言われてしまう。 

まったく人生は厳しい。


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