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zoom RSS 映画「悲しみの青春」はドミニク・サンダのための映画かも

<<   作成日時 : 2012/03/06 11:19   >>

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「悲しみの青春」という題名、70年代の雰囲気、そして、テニスウェアをまとって豪邸の庭のテニスコートに集まる男女、富裕層の若者の青春映画かと思いきや、それもあるが、意外にナチスのユダヤ排斥の背景が重くのしかかる。

富裕なコンティー二家のミコル(ドミニク・サンダ) は、ジョルジョ(リノ・カポリッチオ)と幼馴染で仲良しで、ジョルジョは将来結婚も考えていた。 しかし、時代は、ムッソリーニのファシスト政権が参戦する頃。 ミコルは、ユダヤ人の置かれている状況が不安で仕方ない。 好きではあるが、同じユダヤ人のジョルジョと付き合う気が起こらない。 代わりに、兄アルベルト(ヘルムート・バーガー)の親友である労働者マンティーニのたくましさに惹かれてゆく。

ユダヤ人は、図書館に入ることも禁じられ、テニスクラブからも排除される。 学校にも行けなくなり、アーリア民族との結婚"雑種婚"も禁止。 アーリア民族を雇うことも禁じられる。 ファシストに献金しているコンティー二家は隠れて使用人を雇っている。

ジョルジョの父親は、事態を正しく見ていなかった。 ヒトラーよりも優秀なムッソリーニのファシストを支持していた。 ジョルジョは、そんな父親を非難するが、だんだん父親は理解するようになっていく。 

そして参戦。 ミコルは、徴収され、入隊する前のマンティーニに、体を許してしまう。 それをジョルジョは窓越しに見てしまう。 

ユダヤ人狩りが始まる。 コンティー二家も例外ではなかった。 

ドミニク・サンダの不思議な雰囲気が印象に残る。 青春ものにしては暗いし、ユダヤ人問題としては簡単すぎる。 だから、ドミニク・サンダのための映画のようだ。





映画「悲しみの青春」( ヴィットリオ・デ・シーカ監督  " IL GIARDINO DEI FINZI-CONTINI" <THE GARDEN OF THE FINZI-CONTINIS> 1971) ☆☆ 

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