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zoom RSS 映画「テイク・ディス・ワルツ」は、不本意ながらも傑作

<<   作成日時 : 2012/08/31 09:33   >>

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自分の心に忠実なことは解るし、なんとも疼くような切ない想いが伝わってくるが、同時に、そんなのあまりにも勝手が過ぎるよとも思う主人公だ。 マーゴ(ミシェル・ウィリアムズ )は、なんとなく、キャリー・マリガンにも似て,好感度高い。 しかし、なんともびっくりするシーン続出で、サラ・ポーリー監督の大胆な映像センス躍如たるものがある。

冒頭のシーン、料理をオープンにいれ、うずくまって、物憂げな顔をしているそばを男が通りかかる。 男はルー(セス・ローゲン )なのか、ダニエル(ルーク・カービー)なのか。 ルーなら、結局同じことが後日起こることになるし、ダニエルなら、単に映画の作り方にすぎない。 この物憂さ、物足りなさが、「欲望」と、合わさって、走ってゆく。 

人生なんて物足りないことばかりで、そんなものだという、アルコール依存性の義姉がいう。 心のままに、行けと、優しい夫、ルーは言う。 誰でも、選択には迷う。 心の衝動に従うか、常識的な考え方に従うか、規範に則るか・・・・。

ルーは、優しい夫すぎる。 しかし、結婚記念日の食事でも、会話しなくてもいい、会話の為の会話は好きじゃない・・・という気持ちは、たいへんよくわかる。 しかし、それでは、妻は、女は、不満なんだよね、きっと。

どうでもいいサイドストーリーで、監督は大胆なシーンを作る。 プールのあとのシャワールームでの女たちの会話や姿は、びっくりだが、あのシーンの必然性はない。 その割には、ラブシーンは、さらりとしている。 それにプールの中のおもらしは、なんだろう。 


<追記>
やっと、重要なシーンで流れる歌の題名がわかった。 「ラジオスターの悲劇」という歌だ。 昔、聞いたことがあるような、なつかしい思いがするサウンドだ。 確かに聞いたことはある。 その懐かしがやりきれない、みたされない思いを思いを耐えかねているマーゴに、ぴったりの歌で、コーヒーカップのメリーゴーランドの開店に合わせて流れてゆく。 回っているときは、恍惚としているが、とまった途端の幻滅感は、隠しようがない。 最初はダニエルとともに乗ったカップのときは、まだしも、一人で乗ったカップは、孤独感が強い。 



映画「テイク・ディス・ワルツ」(サラ・ポーリー監督 2011 )☆☆☆


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