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zoom RSS ジョン・クイギン「ゾンビ経済学」・・・経済学とは、ほんとにいい加減なものとわかる

<<   作成日時 : 2013/02/27 07:23   >>

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経済学とは、ほんとにいい加減なものとわかる。 2008年の世界金融危機で破たんしたはずの経済学理論、大中庸時代、効率的市場仮説、DSGE、トリクルダウン経済学、民営化の五つを挙げ、またぞろ、歴史修正主義や詭弁によって、ゾンビのように復活していると批判している。

各章の構成が、誕生 生涯 その死 復活 ゾンビ以後と統一されていて、その理論の生死の経緯が詳しく述べられている。 もともと経済学は苦手なので、DSGEなど、理解しにくく、読み飛ばしたところもある。 

トリクルダウンという言葉は、湯浅誠氏の著書で初めて知ったが、なかなか根深い。 

ドナルド・レーガンの経済顧問になったジュード・ワニスキーは、経済学者ではないらしい。 サプライサイドの生産力を高めなければならないとするサプライサイド経済学で、ワニスキーは、規制緩和や所得減税ばかりに注目した。

市場自由主義者はトリクルダウン効果が、自由市場改革のダイナミックな効果なるものを通じて作用するものだと論じた。一般に使われるダイナミックという言葉の意味合いと、経済用語としての意味合いを混同させる。(なにか、よいことで、長期的にも得だと錯覚させる)

トリクルダウン主義者は、先進国の種々の恩恵を資本主義の成果と見なしながら、その資本主義を市場自由派の好む自由市場版の資本主義にすりかえる。しかし、多くは自由市場の成果ではない。医療の進歩の多くは公共資金のによる研究や公衆衛生の成果だし、インターネットも公共資金の大学からつくられたものだ。

アメリカが「機会の国」であり、「空前の社会移動性を持つ社会だ」というイメージは、自由市場から生じるという信念も広く共有されているが、実証的な研究はそうした信念を支持しない。貧困は固定されているし、社会的移動は、ヨーロッパのレベルにすら達していない。 結果の不平等は、教育機会の成約を通じて、機会の不平等につながってゆく。




ジョン・クイギン「ゾンビ経済学」(筑摩書房 2012.11.10 )☆☆☆☆
第1章 大中庸時代・・・安定した経済がずっと続く・
第2章 効率的市場仮説・・・・市場は合理的でバブルは起きない
第3章 動学的確率的一般均衡(DSGE)・・・・ミクロ的基礎付けを持つマクロ経済理論が重要
第4章 トリクルダウン経済学・・・・ 金持ちが豊かになれば貧乏人にも恩恵がある
第5章 民営化
結論  21世紀の経済学とは





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