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zoom RSS 橋爪大三郎・大澤真幸・宮台真司「おどろきの中国」は、ちょっと分厚すぎるが必読本だ

<<   作成日時 : 2013/04/25 20:29   >>

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売れっ子社会学者の大澤・宮台両氏が質問し、先輩の橋爪氏が答えると言う形で進行する。 大澤・宮台両氏の質問は、やたら難しいカタカナ言葉が多くて退屈だが、橋爪氏の回答は、目からうろこの、貴重な解説がある。 橋爪氏の論だけ集めて中国論として発行していただければ、日本人必須の本となろう。

中国に比べると日本人は、とうてい叶わないのではないか。 何しろ、2200年前に統一できた国だ。 比べるならEUと比較するのが妥当という。 政治的統一安定が第一の多民族多言語国家だから、政治リーダーは、基本的に有能でないとつとまらないから日本の無能なリーダーは叶わない。

アヘン戦争前後からの中国しか知らないから、日本人は中国を理解できないし、バカにしているのではないかと、私は思うのだが、橋爪氏も、日本人は中国を理解していないという。 もっと中国を理解すれば、日米の間で日本の役割を見いだせるはずだ。

大澤・宮台両氏も日本の情けなさを嘆いているが、盧溝橋以降の日本の侵略の理念のなさは、結局、日本人は自分のことしか考えない、あやふやなままの行動だ。 アジア主義について、橋爪氏は、「・・・意図せざる持久戦化に、内外への申し開きの必要を感じた第一次近衛内閣が、苦肉の策で持ち出したのが、亜細亜主義者の十八番だった「東亜新秩序の建設」・・・」と断じている。




橋爪大三郎・大澤真幸・宮台真司「おどろきの中国」( 講談社現代新書2013.2.20) ☆☆☆☆
第1部 中国とはそもそも何か
1. 中国は「国家」なのか
2. 2000年以上前に統一できたのはなぜか
3. 政治的統一こそが根本
4. 中国的生存戦略の起源
5. 儒教はなぜ歴代政権に採用されたか
6. 安全保障が何より大事
7. 科挙と宦官の謎
8. ランキングへの異様なこだわり
9. 漢字の粗密
10. 日本人と漢字の関係
11. 日中のリーダー観のちがい
12. 個人救済としての道教
第2部 近代中国と毛沢東の謎
1. なぜ近代化が遅れたのか
2. 明治維新とどこがちがったか
3. 中国人はいつ中国人になったのか
4. 天の代替物としてのマルクス主義
5. 中国共産党はどうして勝てたか
6. 「指導部が正しい」というドグマ
7. 毛沢東は伝統中国の皇帝か
8. 毛沢東を欲求する社会
9. 冷戦が終わっても共産党支配が崩れなかった理由
10. 相転移する社会
11. 日本よりも合理的な面
12. ナチズム、スターリニズムとのちがい
13. 伝統主義か、近代主義か
14. 生かす権力か、殺す権力か
15. 文化大革命とは何だったのか
16. 中華帝国の核心
第3部 日中の歴史問題をどう考えるか
1. 伝統中国は日本をどう見ていたか
2. 中国人の認知地図
3. 日本が大陸に進出した動機
4. 近代の主権概念vs東アジアの伝統
5. 満州国の建国
6. 日中戦争とは何だったのか
7. 日本人の傾向
8. 過去を引き受けるために
第4部 中国のいま・日本のこれから
1. 「社会主義市場経済」の衝撃
2. ケ小平のプラグマティズム
3. 中国の資本主義は張り子のトラか
4. 共産党の支配は盤石か
5. 民主化の可能性は?
6. 中国は21世紀の覇権国になるか
7. 日本は米中関係の付属物にすぎない
8. 台湾問題
9. 北朝鮮問題
10. 日本が取るべき針路






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