Dora_PaPa_san's_Pages

アクセスカウンタ

zoom RSS 藻谷浩介「デフレの正体−経済は「人口の波」で動く」はアベノミクスより実態がありそう

<<   作成日時 : 2013/10/25 17:40   >>

トラックバック 0 / コメント 0

「里山資本主義」の著者が2010年6月に書き下ろした本だ。 日本経済の問題は、主として生産年齢人口の減少にともなう内需消費の減少の問題であるとする。 だから、金融緩和や財政出動による景気対策は筋違いというもの。

なかなかデータに基づいた説得力のある論だが、マクロ経済学者や世の経済学者には酷評だったらしい。 著者は執筆時点でも、それを見越していて、逆に経済学者は、思い込みだけで事実を見ない、現場に行かない、数字を読まないと手厳しい。 

確かに、世の空気と言うか、なんとなく常識と思われていること、たとえば、地域格差が拡大しているのではないかとか、国際競争力が落ちているのではないかとか、それらはデータでみると、別の見方が現れる。 例えば、青森よりも東京の方が個人所得の水準の伸びは低い。 中国とは貿易赤字になっていない、とかとか。。。

フランス、イタリア、スイスのように、観光も含めた、高ブランド製品やサービスを開拓してゆくのが日本の道であり、
「将来の医療福祉関連支出の先買い」にすぎない、高齢者の貯蓄を、特に富裕層のお金を若者に回すこと、女性が就労し、消費を拡大させること・・・などなど、筆者の主張は、アベノミクスより将来性があるようにおもう。

確かに日本はモノ作りの国と規定しているのはいいが、モノづくりだけではなく、多角経営しないといけないだろう。



藻谷浩介「デフレの正体 −経済は「人口の波」で動く」( 角川Oneテーマ21 2010.6.10)☆☆☆☆
第1講 思い込みの殻にヒビを入れよう
第2講 国際経済競争の勝者・日本
第3講 国際競争とは無関係に進む内需の不振
第4講 首都圏のジリ貧に気づかない「地域間格差」論の無意味
第5講 地方も大都市も襲う「現役世代の減少」と「高齢者の激増」
第6講 「人口の波」が語る日本の過去半世紀、今後半世紀
第7講 「人口減少は生産性上昇で補える」という思い込みが対処を遅らせる
第8講 声高に叫ばれるピントのずれた処方箋たち
第9講 ではどうすればいいのか@ 高齢富裕層から若者への所得移転を
第10講 ではどうすればいいのかA 女性の就労と経営参加を当たり前に
第11講 ではどうすればいいのかB 労働者ではなく外国人観光客・短期定住客の受け入れを
第12講 高齢者の激増に対処するための「船中八策」

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
藻谷浩介「デフレの正体−経済は「人口の波」で動く」はアベノミクスより実態がありそう Dora_PaPa_san's_Pages/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる