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zoom RSS 藻谷浩介・NHK広島取材班「里山資本主義」

<<   作成日時 : 2013/10/09 09:18   >>

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過疎の町、岡山県真庭市の銘建工業は建築材メーカー。山から伐採された丸太が板材に加工されるとき捨てられる木くずを使って、バイオマス発電を事業化したのは1997年。 さらにペレット専用ボイラーで、木くずを燃料、暖冷房に使う。 

広島県庄原市で発明されたエコストーブは、裏から拾ってくる小枝で、調理や暖房が効率的にできる。山は昔からエネルギーの宝庫で、エネルギーの地産地消ができ、浮いた費用は地域の雇用や再生に活用できる。

林業先進国オーストリアは、日本より一人当たりGDPがはるかに大きく、木造建築の高層化が進んでいる。 もともと憲法に、核の利用を禁止する条項があるほど、原発を嫌うお国柄で、再生可能エネルギーの利用も先進的だ。 

NHK広島の取材だから、中国地方の話題ばかりだが、中国山地ばかりではない。 瀬戸内にもあった。 東京の一流企業をやめて過疎の島、周防大島でジャム屋を開店した人は、 みかんなど果樹園のそばで生産することにこだわった。 住民は、ジャム作りにあたっての知恵とアイディアの宝庫だからだ。 そして、海を見下ろすところに店を構える。 そんな場所が価値があるとは、住民は考えもしない。 

島根県の耕作放棄地の草を牛に食べさせ、通常の5倍も高いブランド牛乳を作り上げた人もいる。 常識をやぶる考え方だ。 飼料が必要だと言う先入観。  しかし、よく考えれば飼料は5種類くらいしかないのに、耕作放棄地にはえている草は100種類くらいあり、それを食べる牛の乳は、とても濃い

 ・・・ 様々な実例から見えてくることは、市場とマネー至上を常識とする生き方ではなく、別の価値観で生きないと、先が無くなると言うことだ。 何も無いように見える地域に隠れている宝物を生かすことが、その最初の試みとなる。 地域から出ていくお金を減らし、地域で転がっているものを使う、それが最初だ。 

ギュッシングモデル・・・エネルギーを何千キロも離れたところから輸入するのでなく、木質バイオマスによる地域暖房、発電を進め、価格も自分たちで決める ・・・・ 里山資本主義は地域内で完結できるものは完結させるが、排他的になることではない  

昔から、田舎で暮らしたいと言う叶わぬ夢を持っていたが、311以後、それを行動に移す人びとが増えているらしい。
「我々日本人がマネー資本主義の先行きに対して根源的な不安を抱き、心の奥底で自暴自棄になってしまっている」 それを解決するのは、里山を生かすしかない ・・・ それはたぶん正解で、大賛成だ



藻谷浩介・NHK広島取材班「里山資本主義」( 角川oneテーマ21 2013.7.10)☆☆☆☆
はじめに 「里山資本主義」のすすめ
第一章 世界経済の最先端、中国山地 −原価ゼロ円からの経済再生、地域復活
第二章 21世紀先進国はオーストリア −ユーロ危機と無縁だった国の秘密
中間総括 「里山資本主義」の極意 −マネーに依存しないサブシステム
第三章 グローバル経済からの奴隷解放 −費用と人手をかけた田舎の商売の成功
第四章 “無縁社会の克服” −福祉先進国も学ぶ”過疎の町”の知恵
第五章 「マッチョな二十世紀」から「しなやかな二十一世紀」へ −課題先進国を救う里山モデル
最終総括 「里山資本主義」で不安・不満・不信に訣別を −日本の本当の危機・少子化への解決策

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