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zoom RSS シェリル・サンドバーグ「LEAN ・IN 女性、仕事、リーダーへの意欲」は、女はもちろん男にもお勧め

<<   作成日時 : 2013/10/25 10:51   >>

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まず、これほどの素晴らしいキャリアを積んでいる人が、「女王蜂」でもなく、退社時刻や言葉使いやら、いろいろなことを気にしていることに吃驚した。 初期の女性リーダーの時代ではなく次期世代で、おそらく女性としての意識を強く持ち続け、そのうえで平等な社会を目指そうとしているからなのだろう。 

そのためには、リーマ・ボウイーがいうように、トップを目指さなければならない。 それがもっとも早道だ。 そのためには、女性の外側、文化とか制度とかと同様、女性自身の心ややり方も変えていかないといけない、そのため、「リーン・イン」、一歩踏み出して、部屋の隅に居ないでテーブルにつけと言っているのでしょう。 

「ワーク・ライフ・バランス」と言う言葉がある。 しかしそう名付けられていること自体、両者が真っ向から対立するという印象を与える。 しかし、シェリルは、「女性は仕事と家庭を両立できるだけでなく、両立させて尚成功し、成長できる」と主張する

いろいろ印象に残る言葉を知る。
 「ジェンダー・ディスカウント」、「ティアラ・シンドローム」、「ナッジ」、「ジェンダーバイアス」・・・

なかでも、キャロルフリンガーが名付けたらしい「ティアラ・シンドローム」はおもしろい。 良い仕事をしていればきっと誰かが気づいて冠をかぶせてくれると期待することで、女性に多いらしい。  しかししぇりルも語る。 「ティアラは最もふさわしい人の頭に舞い降りてくるだろう。  だがそういう例は一度として見たことがない。 努力と成果は認められるべきではある。  だがもし認められなかったら、認められるべく自分を主張しなければならない」  同時に、シェリルはその主張の仕方もこまやかにガイドする。 決してジェンダーを持ち込んではいけない。 そうしたら法務マタ―になってしまうからだ。 ただ自分の貢献を理解させればよい。 そして、悪感情を周囲に起こさないような工夫も示唆する。 

女同士がいさかいを起こしているのを見るのを世の中の人は面白がると、よくわかっている。 残念なことに、男と同様、女性も足を引っ張る (シェリルはそう表現をしていないが) 。  自分とは違う選択をした人に過剰反応する女性が多い。 違う道を選んだ人に不合理な怒りを覚えてしまうからだと。  ・・・ これはたいへん示唆に富む。 

男性いの私にとって、しかし、もちろん他人ごとではない。 平等であるほうが、実り豊かなことは確かだ。 仕事もしたいが保育もしたいという私にとっては、逆差別を感じることも少なくない。 そんな私でも、ジェンダーバイアスは、自分にはないと誤解していても、骨の髄からしみ込んでいるものなのかもしれないと、気づかされる。 




シェリル・サンドバーグ「LEAN ・IN 女性、仕事、リーダーへの意欲」( 日本経済新聞出版社2013.6.25)☆☆☆☆
1. 怖がらなければ何ができる?
2. 同じテーブルに着く
3. できる女は嫌われる
4. 梯子ではなくジャングルジム
5. メンターになってくれませんか?
6. 本音のコミュニケーション
7. 辞めなければならないときまで辞めないで
8. パートナーほほんとうのパートナーに
9. スーパーママ神話
10. 声を上げよう
11. ともに力を

そのほか印象に残ったのは、

・「女性は自分の中の障壁にも行く手を阻まれている」

・「子ども時代に刷りこまれた男女のステレオタイプは、生活のさまざまな場面で強化され」、 人間はステレオタイプに基づいて他人を判断する、

・集団内の女性がネガティブなステレオタイプに気づくと、そのステレオタイプに従って行動しがち

・「多くの人々、とりわけ女性は、自分の業績を誉められると、詐欺行為を働いたような気分、罪悪感、になるという

・「ジェンダー・ディスカウント」女性は他人に親切にするのが当然と思われているので、親切にしても恩義は感じられないし、手助けしないと評価が下がる。

・アリアナ・ハフィントンは、攻撃されたり中傷されたら、怒っても泣いてもいい、感情的になってもいいから、すぐ立ち直って前に向くことだ。 手本にすべきは子供だ。泣いてもすぐ立ち直る。。。という。

・「自分に出された要求をすべてこなそうとしないことが、長く仕事で成功を収める秘訣なのだ、  仕事とプライベートの両方の余地をつくる最善の方法は、意識的に選択することである。上限を決め、決めたら守ることである」

・フェイスブックのポスター「完璧をめざすより、まず終わらせろ」

・国立小児保健発育研究所(NICHD)の調査「母親が全面的に育児をした子供とそれ以外の人が育児に携わった子供とのあいだでは、発達に何らちがいは認められなかった」・・・つまり、「母親は家に居るべきで、それが子どもにとって最善」という社会的圧力は感情的なもので、何の根拠もない

・「ナッジ」・・・そっと肩を押す。 大事な瞬間の僅かな介入によって人びとの行動を好ましい行動に促す

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