Dora_PaPa_san's_Pages

アクセスカウンタ

zoom RSS 木村元彦・園子温・安田浩一「ナショナリズムの誘惑 取扱注意!」まったく賛成の内容

<<   作成日時 : 2013/11/08 08:56   >>

トラックバック 0 / コメント 0

木村氏は旧ユーゴスラビアで起こった民族浄化を追い、園氏は、20年近く前に中国人と日本人自警団との殺し合いの映画を撮った。 そして安田氏は、在特会メンバーの心情を探っている。 

クロアチアの初代大統領フラーニョ・トゥジマンは、ユーゴスラビアから分離独立するために、「民族」を作りだし、煽った。 誰も自分がセルビア人とか、クロアチア人とか、そんな意識すらなかったユーゴで、クロアチア人でなければ企業や自治体から解雇し、クロアチア民族の祖先はアーリア人だと、ナチスのような神話を普及させ、軍がセルビア人を虐殺、追い出して難民化させた。 つまり、政治家が煽って、昨日まで一緒にお茶を飲んでいた隣人を追放、殺したのだ。 

「日本人は民族を「自然」かつ「固有」のものだと言って思考停止しがちですが、現実には近代国家ができてきたときに、内と外をつくるために「民族」なる概念ガ導入された」という。 つまり、「民族」は、かなり人為的なものなのだ。 政治家がその危険が大きい。

「石原知事は、結局自身何の権限も責任もない外交問題に介入し、外交で解決すべき問題をこじらせ、日中関係を悪化させたにすぎなかった。 購入発言には東京都民、石垣の漁民の意思も不在であった。 ただ、ポピュリズムと親和性のあるナショナリズムを煽れば求心力は得られる。 そのために尖閣は最適なシンボルだった」・・・全く賛成である。 

片山さつき氏も、デモに集まる在特会の一人ひとりと握手していて、ネット右翼的な人たちをマーケットにしているという。 なぜ、在日を殺せとヘイトスピーチを繰り返す在特会を煽るのか。

在特会に集まる人と、中国や韓国で反日を叫ぶ人々とは、どこか似ているという。 どちらも、決して人から認められず、反○を叫ぶことによってしか、アイデンティティを得られない立場に居るようだ。 しかし、これが煽る人びとによって、いつどこで変質するかわからない。 

安田氏も園氏も、失った大地の事を考えるのなら、尖閣や竹島のことよりも福島のことを考えたいと主張し、誰も住んでいない島で争うよりも、現実に人が住んでいる島で、他国の軍隊によって住民が蹂躙されている現実、つまり沖縄の方が問題だもいう。  これも、全く賛成だ。


民族に対する警句が面白い。

「民族とは自分たちの先祖に対して抱く共通の誤解と自分たちの隣人に対して抱く共通の嫌悪によって結びつけられた人々の集団である」



木村元彦・園子温・安田浩一「ナショナリズムの誘惑 取扱注意!」(ころから  2013.6.15)☆☆☆☆
第1部 鼎談「民族はフィクションだ」
第2部 象徴にされた「尖閣」
第3部 メイキング・オブ・「BAD FILM」
第4部 日中韓の「ネトウヨ」は同じ夢を見るか?
隣人を「悪魔化」して高揚する愚かしさ





ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて (g2book)
講談社
安田 浩一

ユーザレビュー:

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて (g2book) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

なぜ、いまヘイト・スピーチなのか ?差別、暴力、脅迫、迫害?
三一書房
前田朗

ユーザレビュー:

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by なぜ、いまヘイト・スピーチなのか ?差別、暴力、脅迫、迫害? の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
木村元彦・園子温・安田浩一「ナショナリズムの誘惑 取扱注意!」まったく賛成の内容 Dora_PaPa_san's_Pages/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる