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zoom RSS ニーアル・ファーガソン「劣化国家」・・・うーむ、ちょっと理解しにくかった

<<   作成日時 : 2014/01/05 07:41   >>

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2014年最初の本は、よく理解できなかった。 年末年始の酒まみれの頭のせい、つまり殆どは私の原因だが、1%は、この本にも原因がある。西洋の衰退の原因を民主主義、経済、法の支配、市民社会・・という観点でとらえ、幅ひろい含蓄に富んだ論を張っている。 しかし、どうも私の頭には、論理の飛躍や、えり好みが激しいように見えて仕方ない。 

ファーガソン氏はたいへんな著名人だが、金融規制が過大とか、法規制が過大すぎとかとか、大きな政府も気にいらないようで・・・、どちらかというと新自由主義が好きなようにも窺える。  それはそれでもいいのだか、私の理系の頭では、肝心なところではあまりデータもなく根拠もなく、好みで断じているように見える。 

もうすこし、「悪口」を続けると、碩学なのでしょう、たくさんの人々の書籍からの引用で成り立っているような印象もある。 トクヴィル、アダム・スミス、フランシス・フクヤマ、クルーグマン、スティグリッツ、ダグラス・ノース、デ・ソト・・・枚挙にいとまない。   まあ、それはそれでいいのだが、つまり、衰退の原因を探るのも、もうすでに誰かが指摘したことが殆どなのかもしれない。



「スミスの時代の中国についていえたことが、いまの時代の西洋世界の大部分にあてはまる」、つまり、「問題は西洋の法と制度にある。」という。 

イギリスを筆頭とする西ヨーロッパ諸国は、「アクセス制限型」から「アクセス開放型」に初めて移行した国々・・と、ダグラス・ノースは語ったらしい・・・具体的には、「エリートたちが非人格的取引を行えるような土地所有権に関する広範な制度」を備えた、「成熟した」自然状態へと移行した」

フランシス・フクヤマ「政治秩序の起源」・・・「「現代の政治秩序を構成する3つの要素」として、「強力で有能な国家、法の支配への国家の従属、そして全国民に対する政府の説明責任」を挙げる。 これら三要素が初めて揃ったのは西ヨーロッパ諸国で、このときもイギリスが先陣を切った」


つまり、つい最近まで良かった「法と制度」が、いまは裏目に出ているのか。 私の読み方が足りないのだが、過大な法規制、大きすぎる政府機能 ・・・ といつたところに、問題を見るらしい。 ちょっと飛躍が過ぎるのではないか。




ニーアル・ファーガソン「劣化国家」(東洋経済新報社 2013.10.3)☆☆☆
序章 なぜ西洋は衰退したのか
第1章 ヒトの巣−民主主義の赤字
第2章 弱肉強食の経済−金融規制の脆弱さ
第3章 法の風景−法律家による支配
第4章 市民社会と非市民社会
結論 大いなる衰退論からの示唆





劣化国家
東洋経済新報社
ニーアル ファーガソン

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