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zoom RSS 高橋源一郎「101年目の孤独」訪ねた弱者は、決して弱者ではない

<<   作成日時 : 2014/02/11 19:19   >>

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他の本を探していたら、心に引っかかる本があって、手に取った。この「101年目の孤独」だった。 高橋源一郎氏は、私と同年代の、どちらといえば左翼の人で、どんな小説を書くのかも知らない。 この本は、小説ではなく、訪ねて行った希望の場所の記録だ。心に残る、素晴らしいところを紹介してくれている。

・佐藤肇・敬子さん夫妻が主宰する経堂のアトリエ「エレマン・プレザン」、そこはダウン症の子どもたちが自由に絵を描く場所

・金滿里さんが主宰する大坂東淀川の劇団「態変」、醜としかいいようのない、ロクに立てない身体障害のからだをさらけ出して芝居する場所

・特許を700も持ちながら大企業をやめ、那須町にユートピア工房「非電化工房」を作った藤村靖之博士。 自分が作ってきた電化製品などが子どもにとって良くないものと知り、最初に作ったのは、喘息の息子のための空気清浄機。 それから、金をかけずに知恵で発明を続け、ジンバブエや南米で子どもたちの命を救う。・・・高度経済成長をアフリカで煽りたてる中国に対する日本の立ち位置はこれだ!と思った。

・堀真一郎氏は、ニイル氏が、「まず子供を幸福にしよう。すべてはそのあとに続く」と提唱した自由な学校を、九州から南アルプスまで4校も作る。 そこには、「先生」もいない、本当に楽しく、実力も自然につく場所。

そのほか、イギリスの子どもホスピス「マーチン・ハウス」や、筆者の故郷、尾道、30年以上、じじばばが原発反対運動を続ける祝島など。


高橋源一郎「101年目の孤独」(岩波書店 2013.12.25)☆☆☆☆
まえがき
いいんだよ、そのままで −ダウン症の子どもたちのための絵画教室
たいへんなからだ −身体障害者の劇団「態変」
愛のごとく −「人間以上」のものを愛することについて
電気の哲学者 −非電化工房代表の藤村靖之博士
世の中に子どもたちのための学校があった −南アルプス子どもの村小学校
尾道 −「東京物語」二〇一三
ベアトリスのこと −子どもホスピス、マーチン・ハウス前篇
ここは悲しみの場所ではない −子どもホスピス、マーチン・ハウス後篇
長いあとがき

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