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zoom RSS 映画「メイジ―の瞳」・・・離婚した夫婦それぞれの身勝手な行動で、子どもが知ったことは?

<<   作成日時 : 2014/02/28 08:10   >>

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タイトルエンドが終わり、場内が明るくなったら残っていた観客は私一人だった。全部で5,6人の観客だったが、こんないい映画なのに、平日昼間はガラガラだった。 なんとも言いようのない、寂寥感、かなしさが漂う。 知りたくもない、いろいろなことを知ってしまったメイジ―には、どんな人生が待っているのだろう。 しかし、それはメイジ―だけではない。

家は、スタジオ兼用となっていて、音楽仲間が常にたむろする。 メイジ―の母親スザンナ(ジュリアン・ムーア)は、ロック歌手。 父親ビール(スティーヴ・クーガン )の職業は怪しいが、稼ぎはスザンナに及ばない。 ビジネスか生家の事情か、イギリスによく行く。 ふたりは別れ、単独親権を主張するスザンナに対して、裁判所はビールにも親権を認め、メイジ―は二人の間を行ったり来たりする。

ふたりは、メイジ―を愛してはいるのだが、どうも、それがメイジ―自身の気持ちを尊重するより、自分の都合う線なのだ。 ビールは、親権は確保したいが、面倒を見ることはできずに、ナニーだったマーゴ(ジョアンナ・ヴァンダーハム)と結婚し、メイジ―の世話をさせる。 そうと知ったスザンナは、メイジ―の世話のため、時間ノ都合が便利なバーテンダーのリンカーン(アレキサンダー・スカルスガルド)と結婚し、メイジ―の世話をさせる。

ビールの家にいるマーゴに、初めは奇異に感じていたメイジ―も、もともとマーゴは好きだったし、リンカーンは予想外に、優しく、子どもと遊んでくれた。 次第に、リンカーンとマーゴになついてゆくメイジ―。 

メイジ―は、スザンナとビールの口論をじっと見ていた。 そして、離婚して二つの家に別れてからも、ビールとマーゴのいさかい、スザンナとリンカーンのいさかいをじっと見ていた。 身勝手なビールとスザンナに、それぞれ、すっかりうんざりしたマーゴと、リンカーンは、次第に惹かれてゆき、メイジ―と3人で過ごすことが多くなる。 メイジ―もそれを楽しんでいた。 

いさかいや、いろいろな出来事を見つめているメイジ―(オナタ・アプリール)の瞳が多くのことを物語っている。 "WHAT MAISIE KNEW" に対して、゜メイジ―の瞳"という邦題を作ったことが、よく理解できる。

父親の方は、それほどでもないが、母親の方は、それなりに自分を愛していることは分かっている。 しかし、あまりに身勝手で、それを押し付けられると怖れを感じてしまう。 子どもにとって一番必要ないいことは、いつも傍にいて優しくしてくれること





映画「メイジ―の瞳」(スコット・マクギー監督 "WHAT MAISIE KNEW" 2012 )

オフィシャル・サイト
http://maisie.gaga.ne.jp/

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「メイジーの瞳」
粗筋の紹介も何もなく、ただ感情の発露としての感想を。メイジーという幼い少女が両親の離婚によって翻弄される日々を描いた作品であり、あらゆる人が感じるように、メイジーの目線で見た大人の身勝手さにメイジーに愛しさと切なさを感じる。それを否定するものでは全くないんだけれど、私はメイジーの母(ジュリアン・ムーア)の心に寄り添いたい。彼女の生き方、心の叫びが、私を激しく揺さぶる。まるで両肩を掴まれてガクガク揺すられる程に。いやもう、判り過ぎる位に判る。「仕事(や自己実現)と家庭の両立」や、「冷え切った夫婦仲... ...続きを見る
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