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zoom RSS ビクトリア・スウィート「神様のホテル」は、医療の本質を教えてくれる

<<   作成日時 : 2014/04/19 15:59   >>

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医師であり、ヒルデガルトの研究者でもあるビクトリア・スウィート氏が、「「奇跡の病院」で過ごした20年間」を綴っている。 サンフランシスコ郊外の「ラグナ・ホンダ」は、150年も前につくられ、米国最後の「救貧院」として、地域の貧者のための病院となっていた。


ラグナ・ホンダの原則は、ホスピタリティ、コミュニティ、チャリティという。ラグナ・ホンダの中では誰でもメンバーになれ、患者と医師は平等のホスペス(客であり、主人)だ。 そして、思いやりのある小さな行いの積み重ねが大きな医療費の節約にもなるのに、新しい経営陣やコンサルタントは、そういう行いを非効率で無駄と排除する。

「時間をかけたこうしたケアは、患者と医師の間につながりをもたらす。 そのつながりこそが、治療の秘訣なのだ」・・・ラグナ・ホンダには何年も入院している患者が少なくない。退院しても行くところがないからだ。時間はたくさんある。ヒルデガルトのような中世、古代の医療でも、「ほぼすべての病気は、正しい環境下なら時間とともに治る」とされていた。」

しかし、新しい経営陣や司法省、コンサルタントは、「古代医療で治療手段とされていた良質な食事や静かな環境、身辺の小さなお世話といったものも削減していった」。 そして、医師や看護師が削減され、非医療スタッフが増えてゆき、ラグナ・ホンダの良いところがどんどんなくなってゆく。。。。

スウィート氏は、ヒルデガルトの研究のため、スイスの大学院に行ったり、4年かけてサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼の旅にでたり、なかなか羨ましい。それらの活動が診療に活かされる。静かに患者のそばにいるとか、とにかく話を静かに聴くとか・・・・それが余計な医療をなくし、経済的にも効果的だと証明しようと意欲的だ。。


ビクトリア・スウィート「神様のホテル」(毎日新聞社 2013.12.15)
序文 「神様のホテル」に来たときのこと
第一章 小さなお世話
第二章 「転移」という愛
第三章 ディー・アンド・ティーの来訪
第四章 テリー・ベッカーの奇跡
第五章 スロー・メディスン
第六章 ドクター・ダイエット、ドクター・クワイエット、ドクター・メリーマン
第七章 グレン・ミラーとブラムウェルさん
第八章 カナの婚姻
第九章 私のお気に入り
第十章 素晴らしい国
第十一章 命への帰還
第十二章 神様のホテル



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