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zoom RSS 百田尚樹「永遠の0 ゼロ」

<<   作成日時 : 2014/04/06 13:53   >>

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不覚にも何度も何度も、涙がこぼれ落ちた。 花粉症のせいか、歳のせいか。・・・ 日本人は、特攻や戦争の話には、落涙する習性があるらしい。 しかし、百田尚樹氏は最近あまり好きではない作家のひとりとなった。 また、この「永遠の0」も、決して出来の良い小説ではないと思う。そんなに都合よく饒舌に過去や祖父を語ってくれる人が見つかるわけがない。 また、こんなに劇的なことが起こるわけないし、こんな心やさしい剣豪!がいるわけもない。 所詮、作り話で、百田氏の言いたいことだけ登場人物に語らせているだけだ、そうとわかっていても、にもかかわらず、涙がとまらないのはどうしたことだろう。

作中のパイロットたちも何かと言うと男泣きに泣く。男気、勇気、侠気、愛、こんなに泣くのは日本の男だけだろう・・・泣いて、愛する者のために命を捨てようと心を決める。そう思うしか他に選択肢などないからだろう。

特攻は決して志願じゃないし、美しい話でもない。 軍令部のメンツのために余った飛行機が無くなるまで、他に選択肢がないから、その命なんかどうでもいい下士官や兵士に命令して無駄死にさせたのだ、元特攻の生き残りはそう語る。 爆撃に成功しても死んでこい、生還するなと命じる将官。 百田氏も下士官や兵士に温かな目を向けても、海兵出の士官や高官やジャーナリズムには厳しい。( そんな人がなぜ、NHKの経営委員になるのかさっぱりわからないが)。

日本は戦前と何も変わらないと、私は思う。 人の命は軽く、お友達政治家や官僚たちは、かばい合う。 




百田尚樹「永遠の0 ゼロ」(講談社文庫2009.7.15)☆☆☆☆
プロローグ
第一章 亡霊
第二章 臆病者
第三章 真珠湾
第四章 ラバウル
第五章 ガダルカナル
第六章 ヌード写真
第七章 狂気
第八章 桜花
第九章 カミカゼアタック
第十章 阿修羅
第十一章 最後
第十二章 流星 (真相)
エピローグ





海賊とよばれた男 上
講談社
百田 尚樹

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