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zoom RSS 映画「ある過去の行方」緊張感のある心理サスペンス愛憎劇

<<   作成日時 : 2014/05/09 20:11   >>

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久しぶりの渋谷Bunkamuraのル・シネマ、地味な映画にしては、まずまずの客の入り。 最後まで、一度も笑う場面も、ほっとする場面も無い、緊張が続く。 原題が"LE PASSE" 過去の事件が、少しずつ、明るみに出て、新たな別れの基になりそうになる。 最後は、「もう過去のことはいい、前を向く」と、一条の光がさす。

マリー=アンヌ(ベレニス・ベジョ)は、リュシー(ポリーヌ・ビュルレ)と、レナの二人の娘を抱えている。 娘たちの父親とはかなり前に別れ、父親はブリュッセルに暮らす。 4年前に、それまで再婚していたアーマド(アリ・モサファ )は、なぜか4年前にイランに帰国し、今回、離婚手続きのために帰ってきた。 

マリーは、アーマドのホテルを予約もせず、家に泊める。 しかし、マリーは、子持ちのクリーニング店主のサミール(タハール・ラヒム )と付き合っていて、時々同居していた。 しかし、なぜかリュシーは、ひどくサミールを嫌い、2人が再婚するなら、家を出ると、慕っているアーマドにだけは、本当の気持ちを告げる。  

問題は、サミールにあるのか、 マリーにあるのか、それがはっきりしない。 しかし、サミールの妻は、クリーニング店で洗剤を飲み、自殺を図って、現在植物状態なのだ、ふたりの不倫が、彼女セリーナの自殺の原因なのだと、リユシーは、アーマドに告げる。

過去が少しずつ、明るみに出るに従い、サミールとマリーの仲も怪しくなってゆく。 リュシーとレナもブリュッセルの父親の元に行こうかと考え始める。 サミールは、マリーとアーマドは、終わっていないのではないかと疑い始める。サミールの息子も、反抗的になってゆく。。。。心理的にめちゃくちゃになりつつある家族。 

右に行っては左に戻り、前に進んでは後ろに戻ったかと思うとまた前にゆく・・・といった感じで、過去が明らかになってゆく進行はなかなかだ。 

ただ、ラストシーンは、救いのようでもあり、どうにも進まない沼のようでもあり、マリーは、どう決断してゆくのだろうかと、心配になる雲行きでもある。

「別離」でも感じたけれど、この監督の描く人は、イランやフランスでは、男より女の方がしっかりしている。





映画「ある過去の行方」(アスガー・ファルハディ監督 2013 )☆☆☆☆

オフィシャル・サイト  http://www.thepast-movie.jp/

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