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zoom RSS 映画「トム・アット・ザ・ファーム」は濃密な緊張感はよいが期待したほどではなかった

<<   作成日時 : 2014/10/29 10:09   >>

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渋谷UPLINKの席に座っていたら、そこは予約の席なので別の席にと促された。 予約席とも何とも表示がないのでいぶかしく思ったが、どこか見落としたかと仕方なく移った。 そしたら、ここは「トム・アット・ザ・ファーム」ですが、間違いありませんかと問われたものだ。 場違いな年寄りは来るなといじめられたような気がした。 不快な気持で見たせいか、ちっとも面白くなかった。 「わたしはロランス」があまりにも素晴らしかったので期待したのだが、残念だった。 それでも水準以上の映画であることはまちがいない。 


冒頭、畑の真ん中をまっすぐ伸びる道を疾駆する一台の車に素敵な言葉の歌がかぶさる。 いい出だしだ。 モントリオールの裏さびれた片田舎の一軒家にたどりついたトム(グザヴィエ・ドラン)は、誰もいない家に入る。 広告代理店で働くトムは同僚で恋人のギヨームの葬儀に来たのだ。 ギヨームがゲイであることを知らない母親に隠し続けることをトムに暴力で強制するフランシス(ピエール=イヴ・カルディナル)は、凶暴で、ただ母親想いと言うだけではない、不思議な男だ。 

フランシスの凶暴な強制に最初は抵抗していたトムは、徐々に、それに慣らされてゆく。 そして、フランシスに、ギヨームと同じにおいを感じ始め、惹かれてゆく始末だ。

なぜ、ギヨームは田舎を離れ、二度と帰ってこなかったのか、なぜ、葬儀でもフランシスに誰も声をかけなかったのか、葬儀に現れたのに、フランシスに追い返された男は誰だったのか。 それらの秘密をバーテンダーから聞き出したトムは、我に帰る ・・・・・・。 

ガソリンスタンドで、後ろ姿の男のシーンは、デジャブだ、どこかで見た感じがする ・・・・・・

愛というより、暴力と恐怖の物語だ。 それも田舎の狭い世界に、ただひとり異常な存在。 「胸騒ぎの恋人」や「わたしはロランス」の方がいい。 


映画「トム・アット・ザ・ファーム」(グザヴィエ・ドラン 2013)


オフィシャル・サイト http://www.uplink.co.jp/tom/



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「トム・アット・ザ・ファーム」
東京国際映画祭のワールド部門。「わたしはロランス」で評判を獲得したカナダ人のグザヴィエ・ドラン監督の作品。 ...続きを見る
ここなつ映画レビュー
2014/10/31 10:24

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