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zoom RSS 木皿泉「昨夜のカレー、明日のパン」

<<   作成日時 : 2014/12/11 14:12   >>

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8編の短編集かとおもいきや、すべて繋がっているひとつのお話、それも、なんなとくホンワカした、いい話。 

お見合いの相手、寺山と母親の反対をおしきって結婚した夕子は、落ち着いた古い家と庭の銀杏の木を愛しながら息子一樹が高校生の時に病で死んでしまった。  母親に反抗していた一樹が、母の死後は、遊び歩いていたがいつも孤独で寂しかった。 そんなある雨の日に、ある女子高校生と出会った。 昔、やはり同じ雨の日、同じ水玉模様の傘をさしてお使いに行かされた日に出会った女の子だった。  

一樹は徹子(テツコ)と結婚したが、25歳で死んでしまった。 かっこいい一樹にあこがれていた従兄弟の虎尾は、なんであんな地味な徹子と結婚したのか不思議に思っていたが、分かるような気がしてきた。  義父とそのまま暮らしていたテツコは、職場の同僚から求婚されるが、家族をもつことにためらいを感じてもいる。 義父も居心地の良さに生活を変えずに来たが、このままではいけないと思ってはいる。・・・・・・

群像劇のようなタッチ、時も前後して錯綜し、人の視点もいろんな角度から変わる。  「昨夜のカレー、明日のパン」という題名の由来が最後の最後になってわかる。   なにげない、とりとめない話だけれども、不思議に心惹かれて読み進めてしまう。

木皿泉「昨夜のカレー、明日のパン」( 河出書房新社2013.4.30) ☆☆☆☆
(ゆうべのカレー、あしたのぱん)
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木皿泉「昨夜のカレー、明日のパン」
 誰かが1人亡くなるたびに、ああ、自分の番が近付いているなぁと感じるようになっている昨今。ああ、いつの頃からだろうか。  実際、若くても亡くなる人はいるし、誰よりもず ... ...続きを見る
日々のんぽり
2016/05/28 00:00

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