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zoom RSS 映画「ジミー、野を駆ける伝説」

<<   作成日時 : 2015/01/22 06:22   >>

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1930年代のアイルランドが、こんな、カトリック神父と反共富裕層に支配された酷い社会だったとは、知らなかった。 ひょっとして当時の日本と変わらないかもしれない。  

イギリスとの独立戦争の後、その評価をめぐって、内戦になったアイルランド、英国に近い派が勝ち、分裂した社会に、平和を取り戻そうとしつつある30年代。  労働者・農民のために活動して、逮捕直前米国に逃亡したジミー・グラルトン(バリー・ウォード )が、10年ぶりに故郷に帰ってきた。 

置いた母親の面倒を見、静かに過ごそうとしていたジミーだったが、敵対していた男、オキーフの娘であるマリーや、若者たちの懇請を得て、集会所(ホール)の再開をおもいたつ。 きっと静かになんてしていられないと、じっとジミーを見守っていた仲間たちは、ジミーの決心に待ってましたと拍手を送る。

そのホールは、若者たちが地主や神父の影響下から離れ、ダンスを楽しむのが主眼だった。 合い間に、絵を教えたり、ボクシングを教えたり、村の勉強会をしているようなものだった。  

その何がいけないか。 シェルダン神父の立場では、自分の支配する地域で、何の資格もない労働者が教育に携わるとはとんでもない教会への挑戦だった。 米国のジャズや男女が密着してダンスするなど、伝統的なアイルランドの歌や舞踏に対する冒涜でもある・・・ということだ。  更に、ここがポイントだが、教会にとても、権力をもつ富裕層にとっても、共産主義は恐怖でもあった。 今はダンスや絵を書いたり、詩を読んでいるだけかもしれないが、いつか、資本論を読み始めるなどするだろう。 

異常なまでの労働者・農民に対する、地主や神父の警戒感だ。 それが、発砲や嫌がらせにつながり、弾圧・逮捕につながってゆく ・・・・ 

ジミーが神父に語る言葉が象徴的だ。 「あなたの心のなかは愛より憎悪が多い」 






映画「ジミー、野を駆ける伝説」( ケン・ローチ監督 2014)☆☆☆☆


オフィシャル・サイト  http://www.jimmy-densetsu.jp/

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