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zoom RSS 土屋信行「首都水没」

<<   作成日時 : 2015/03/08 09:33   >>

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私の菩提寺は葛飾四つ木にある。子どもの頃、寺の近くの家々の軒下に小舟がつるされていたことを覚えている。私は単に低い地盤と思っていたが、荒川放水路(現荒川)を構築した時点で、荒川の東側は遊水地として洪水は了解済みだったようだ。たまの洪水なら農業には悪くないからだ。しかし時代が変わり、人口増えたらそんなわけにはいかない。輪をかけたのが地下水のくみ上げによる地盤沈下だ。 

首都の水没はゼロメートル地帯だけではない。たとえば地震や豪雨などで、北区志茂の荒川堤防が決壊したら15時間後には、銀座、赤坂、霞が関、六本木駅などが浸水する。だから地震の揺れが収まったら、地下鉄から脱出して地上にでないといけない。

地下には、地下鉄、地下街だけでなく、共同溝ゆ洞道など、ケーブル、送電線など途中で遮断ブロックを作れない通り道が東京中とおっている。

東京は1時間50mmまでの雨に対応した下水道だから、強い雨の降っているときには、ふろの水など流すのは論外だと筆者はいう。 それに電線の地下化に伴い、高圧の変圧器が地上に置かれているから雨で冠水すると危ないと、ずいぶん不安なことも言う。

たいへん話好きの土木おじさんで、いろんな話題を提供してくれる。 結局、世界一自然災害リスクの高い都市となっている東京・横浜に対する短期的解決はなさそうだ。 

BCPも地震対策と洪水対策は異なると筆者は言うが、指摘を観ると水位に関することで、そんなに違いがわからない。 


土屋信行「首都水没」(文春新書2014.8.20)
第1章 山の手にも洪水は起こる
第2章 東京は世界一危ない場所にある
第3章 地球温暖化で首都は壊滅する
第4章 利根川の東遷事業が東京を危険都市にした
第5章 雨が降らなくても洪水になる「地震洪水」
第6章 なぜ東京は世界一危ないのか
第7章 東京の3大水害に学ぶ
第8章 洪水は流域一帯で起こっている
第9章 強靭な日本を創るために




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