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zoom RSS 映画「国際市場で逢いましょう」は、涙と笑いの韓国映画の王道をゆく

<<   作成日時 : 2015/05/21 19:26   >>

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涙と笑いにあふれた韓国映画の定番中の定番といった映画だ。  韓流ドラマ「人生画報」と同様に、朝鮮戦争の混乱から始まる家族の苦労と、長男が家族のために頑張って生き抜いてゆく物語。 国際市場をはじめ、釜山の風景も懐かしい。 


中国軍が興南にきたと聞いた民衆は、とるものもとりあえず、港に集まった。米軍は韓国軍将校の再三の懇願に、集まった民衆を乗船させた。  ここは、今は、北朝鮮の日本海沿岸の街だが、米軍と韓国軍が押し戻して駐留していたところだ。 そこに中国義勇軍が北から押し寄せてきて、ここからまた釜山まで一挙に押されてゆくのだろう。 ドクス達は北の住人だったから、釜山の悪ガキ達から、アカとよばれたのだろう。 

ドクスの父(チョン・ジニョン )と母(チャン・ヨンナム )は、ひとりひとり、まだ幼い弟と妹を抱えていたので、すぐ下の妹マンスクの手を引いて、「遊びに行くんじゃないから、決して手を離しちゃいけない」と、いい聞かせながら、ドクスは、マンスクと一緒に乗船しようとしたが、気がついたときは、マンスクの服の袖だけ握っていた。 父は、マンスクを探しにゆくと言って、船を降りる。 そのとき、ドクスに言うのだ。 「これからはお前が家長だ。家族ために頑張れ。そして、釜山の国際市場にある親戚の店で会おう」と。

子ども時代のドクスは靴磨きを友達のダルスと一緒にしたり、ドクス(ファン・ジョンミン)は母とともに、懸命に働いて月日が流れてゆく。 魚の箱を作って売ったり、店を手伝ったり。 弟のスンギュは頭がよく、ソウル大に合格すると言う快挙を成し遂げたが学費がない。  そこで、ダルス(オ・ダルス)が持ちかけた、西ドイツ炭抗夫の募集に応募し、出稼ぎに行くことに決めた。

炭抗の生活は過酷なものだったが、韓国からの出稼ぎの仲間は明るく頑張っていた。 そして、出稼ぎは、彼らだけではなかった。 ドクスはある休みの日、哀しい声音で歌を歌っているヨンジャ(キム・ユンジン)に出会う。 ヨンジャは、看護師の学校に通いながら、病院で、日々、死体の清拭をする辛い毎日だった。  ある日、炭鉱で落盤事故が起きる。・・・・・


韓国映画とは言え、話が話だけに、観客は年寄りばかりかと思いきや、意外に若い女性が多い。 たぶん、ユンホ狙いなのだろう。  ユンホは、実在の歌手で兵役に就いてベトナム戦争に従軍したナム・ジンを演じている。 歌手で、いい人で、ドクスをベトナムで救った恩人なので、 後になって、ナム・ジンがいいか、ナム・フナがいいか、ヨンジャともめた時、ドクスはナム・ジンの肩をもつ。 しかし、残念ながら、ユンホの出番はそんなにない。 

ナム・ジンだけでなく、実在の有名人がでてくる。 現代自動車の代表の若いときとか、なんとかいうデザイナーとか、御愛嬌だ。 

ドクスの父は、「七番房の奇跡」でも、いい人だった。 ヨンジャのキム・ユンジンは、普通の人の夫にしては、ちょっと美人過ぎるのではないか。  「ハーモニー」の時の方が、汚れ役がうまかった。  オ・ダルスは、ヒューマンな韓国映画の常連で、「七番房の奇跡」でも、「拝啓、愛してます」でも、たいへんいい味出していたが、ここでも秀逸だ。  伯母ちゃんのラ・ミラルも「ソウォン・・・」の時と同様、いいおばちゃんだ。  

朝鮮戦争の時に難民となった自分たちと、ベトナム戦争でのベトナムの民が重なってゆく。  朝鮮戦争の時に行き別れた家族を探すため、1983年の、ヨイドに集まった人々の姿は、実写も含めて、涙なしでは見られない。 


/* 2015.6.29 追記 ・・・・ 「怪しい彼女」のWowow放映で、気づいたことがある。 「怪しい彼女」のばあちゃんの夫も、ドイツの炭鉱に出稼ぎに行っていた。 行った直後に亡くなって、そのあと、おばあちゃんは、たいへんな苦労をすることになる。 若返って、歌う歌に、そのドイツに行く夫を見送るシーンが重なる。 なかなか泣かせるシーンだ。 日本も貧しかったが、朝鮮戦争で潤った。 韓国は朝鮮戦争後も貧しく出稼ぎに行っていたんだ  */



映画「国際市場で逢いましょう」(ユン・ジェギュン監督 "ODE TO MY FATHER " 2014)



オフィシャル・サイト
http://kokusaiichiba.jp/




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