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zoom RSS エドウィージ・ダンティカ「海の光のクレア」

<<   作成日時 : 2015/06/07 08:32   >>

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ハイチ人作家による、ハイチの漁師町ヴィル・ローズの人々の物語。やや重苦しく、静謐な色調で、それぞれ哀しみをじっと湛えたまま生きてゆく人々の物語だ。

漁師ノジアスの愛する妻は娘を産んだとき死んでしまったが、生前の希望で娘に海の光のクレア(クレア・リミエ・ランメ) と名付けた。貧しいノジアスは聡明な娘の将来を慮り、資産家のマダム・ガエルに、クレアを養女にしてほしいと頼んでいた。マダム・ガエルは自分の娘を事故で失い、夫をギャングに殺され、愛人のマックス・シニアは気難しく、孤独な日々を送っている。・・・・・

8編の短編ではなく、それぞれの物語がつながっている。映画でいえば群像劇。辛く、孤独で、哀しい人びとだが、最後の最後で、光が射したような情景となる。面白くも明るくもない小説なので人さまには勧められないが、私には、今年のベストワンだ。 

エドウィージ・ダンティカ「海の光のクレア」( 作品社2015.1.30)
第一部
 海の光のクレア
 蛙
 幽霊
 故国
第二部
 ヒトデ
 記念日
 ディ・ムエン、私に話して
 月の光

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