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zoom RSS 内田樹編「日本の反知性主義」

<<   作成日時 : 2015/07/24 14:37   >>

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総理補佐官磯崎陽輔氏、橋下徹大阪市長、安倍晋三氏、佐藤正久氏などを、その例として、いま、反知性主義の蔓延が指摘されている。 

反知性主義者、彼らの特徴は、「少し時間をかけて調べれば簡単にばれる嘘をつき、根拠に乏しいデータや一義的な解釈になじまない事例を自説のために駆使することを厭わない」であり、「自分が興味がなく知らないことは知るに値しない」という精神態度である。そして、ネトウヨに代表されるように、知的な生き方や知的な人びとに対する憤りと疑惑があり、知的な生き方の価値をつねに極小化しようとして、ネットで執拗な攻撃を繰り返す。

「実証性や客観性を軽んじ、自分が理解したいように世界を理解する態度、「自分に都合のよい物語」の中に閉じこもる(あるいはそこで開き直る)姿勢」は、「愛国」を振りかざしながら、自国の伝統も歴史も学ばないし、「歴史における不都合ないし不名誉な要素を認めてそれを乗り越えるという苦行に一切耐えられない」 「ナショナリズムの心情は、あけすけな自己肯定のための、幼児的万能感を維持するためのネタとして利用されているにすぎない」
小泉政権から、B層と名付けた、いわば反知性主義の階層を権力の基盤とし、国民の全般的知的水準の向上を国は目指さなくなった。グローバリズム画徹底すれば、海外で人材を調達すればよいからだ。

内田樹、白井聡など、相変わらず示唆に飛ぶ内容だが、やはりテーマがむずかしく、書くのに困った著者もいたようだ。 


内田樹編「日本の反知性主義」(晶文社 2015.3.30)
・反知性主義者たちの肖像・・・内田樹
・反知性主義、その世界的文脈と日本的特徴・・・白井聡
・「反知性主義」について書くことが、なんだか「反知性主義」っぽくてイヤだな、と思ったので、じゃあなにについて書けばいいのだろう、と思って書いたこと・・・高橋源一郎
・どんな兵器よりも破壊的なもの・・・赤坂真理
・戦後70年の自虐と自慢・・・平川克美
・いま日本で進行している階級的分断について・・・小田嶋隆
・身体を通した直観知・・・名越康文x内田樹
・体験的「反知性主義」論・・・想田和弘
・科学の進歩にともなう「反知性主義」・・・仲野徹
・「摩擦」の意味−知性的であるということについて・・・鷲田清一




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