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zoom RSS 神田知宏「ネット検索が怖い」

<<   作成日時 : 2015/07/07 10:40   >>

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サブタイトルに「「忘れられる権利」の現状と活用」とあり、全編、自分に関わる書き込みを削除してもらう方法とその現状について報告されている。 

サイトにあがった望ましくない個人情報を、そのサイトに削除依頼をするときは、次の順番になるようだ。

・メールでの削除依頼
・テレコム・サービス協会の「送信防止措置依頼書」による削除請求
・削除仮処分の申立て・・・供託金30万円、弁護士費用 20〜50万円+成功報酬
(・キャッシュの削除請求)

ネット社会では、ひとつの投稿がたくさんのサイトに拡散している可能性があるから、複数個所に削除要求すると莫大な費用がかかる。 それなら、検索しても出てこなければいいと、グーグルに削除依頼をする方が効率的かもしれない。 

しかし、グーグルは検索結果について、「ネット上の情報を自動的に機械的に集めてインデックス化しているだけなので削除義務はない」とか、「リンク先が問題ならリンク先に削除請求すればいいことで、我々は記事を管理する立場にない」と、主張しているが、EU司法裁判所は、「検索結果はグーグルのコンテンツであり、グーグルはサイト管理者なので、削除義務がある」と判断した。

東京地裁も、2014年10月に、 グーグルがコンテンツプロバイダであることを認め、「サイトを管理する債務者に削除義務が発生するのは当然」との判例をつくった。 

ただ、なんでも削除できるとは限らない。 名誉権侵害、侮辱、プライバシー侵害にあたるかどうかが厳しく問われる。 たとえば、それが事実なら、削除されるかどうか疑問だ。 また、自分自身が書き込んだものは、削除依頼はできない。 

「忘れられる権利」として、最近話題になってはいるが、なかなか判断の難しいものがある。 たとえば、犯罪者の情報は、その人の更生を妨げるから早く削除すべきだという意見があると同時に、性犯罪者の情報は残しておくべきだという、もっともな意見もある。 政治家に関する情報は公共性が高いとする意見には賛成だが、本人はどうだろう。 司法は、時間の経過を考慮するが、報道機関は、知る権利を主張して、あまり削除してゆくことには賛成でないかもしれない・・・・とかとか。

とにかく、他人が書き込んだものはしようがないが、自分が若気の至りで書き込むことのないよう、そして、無知のために、書き込むことのないよう、Exifなどの知識も得て、自分で自分のプライバシーを拡散しないように注意することは必要だ。



 



神田知宏「ネット検索が怖い」(ポプラ新書2015.5.7)
序章 自分に関する書き込みを削除するには?
第1章 ついに、グーグルに対し検索結果削除命令が下された!
第2章 ネット上の書き込みに困り、苦しんでいる状態から脱したい
第3章 誰もが、被害者・加害者になる可能性
第4章 削除請求・開示請求はどのように行われるのか
第5章 検索される恐怖から一生逃れられないのか



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