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zoom RSS 伊勢崎賢治「日本人は人を殺しに行くのか」は、いま必読の本

<<   作成日時 : 2015/08/06 15:59   >>

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筆者は東ティモール、アフガニスタンで武相解除などの重責を果たした希有な、自称「紛争屋」だ。 「紛争屋」の経験と視点に基づいて、集団的自衛権の行使容認の動きを厳しく批判する。

「私は、こんなレベルの認識で、日本の将来を明らかに揺るがすことになる集団的自衛権の行使容認論議が続けられてることに、心の底から危惧を抱きます」と、安倍政権の説明する事例とその認識のレベルの低さに危惧する。政権が挙げた15の事例は、すべて、挙げるのも恥ずかしいほどに非現実的なものか、個別的自衛権で解決する内容だった。 

そもそも、日本で自衛隊の海外派兵を望む人たちの動機には湾岸戦争時の130億ドルも出したのに評価されなかったとか、"Show the flag"と言われたとかのトラウマがある。 筆者は、しかし、それは外務省のミスや誤解がもとになっており、自衛隊を海外派兵しなければならない話ではないという。

また、日米同盟の双務性のために日本の若者の血が必要と言うのは、ウエットすぎた考えで、NATO諸国はもっとプラグマティックであるともいう。

つまり、まったく世界の常識的な認識とかけ離れた動機で集団的自衛権の行使容認を考えているという。 筆者は、集団的自衛権だけでなく、集団安全保障の拡大に危惧している。自衛隊には軍法会議がなく、近年の厳しいPKO活動でいつ発生してもおかしくない不慮の事件に対処できず、活動そのものに懸念が出るという。

筆者は批判だけしているわけでなく、日本の役割として、非武装の集団的自衛権がよいとか、北朝鮮への人道支援は止めてはいけないとか、具体的な提言もしている


伊勢崎賢治「日本人は人を殺しに行くのか」(朝日新書 2014.10.30)
まえがき
第1章 集団的自衛権とは、そもそも何か
第2章 集団的自衛権をめぐるアメリカと日本
第3章 なぜ安倍政権は集団的自衛権を欲するのか
第4章 「集団的自衛権」の正しい使い方
第5章 日本の領土問題は集団的自衛権で解決できるか
第6章 自衛隊は人を殺しに行くのか
あとがき

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