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zoom RSS 原朗「日清・日露戦争をどう見るか」

<<   作成日時 : 2015/09/17 18:24   >>

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筆者は日清戦争を第一次朝鮮戦争、日露戦争を第二次朝鮮戦争と名付けている。それは、下関では、朝鮮の清国との宗属関係の破棄をさせ、ポーツマスでは、ロシアに日本が朝鮮に対する利益を有していることを認めさせ、朝鮮の植民地化を目的としたものだからだ。


ところで安倍晋三氏は先の首相談話で「日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました」と語った。確かにインド独立闘争の担い手にはそんな感想もあったらしいが、一体全体、彼は日本が植民地とした朝鮮の人々をどう考えているのだろうか。完全に無視しているようだ。


筆者は、「明治政府の対外政策の基本的な姿勢は、欧米には徹底的に丁寧に、朝鮮と清国に対しては徹底的に弾圧的に、というものであった」とし、一般の日本人は中国に対してはもともと敬意を持っていたのに、「あまりにもあっけなく清国が日本に敗北したことで、日本人の心のなかには、中国を安くみるようになり、自分たちを高くみるという排外的感情が強まるとともに、西洋を畏敬する感情も強くなっていった」と推論している。


日本の近現代史は、朝鮮、中国との関係が大きいが、朝鮮併合や満州事変以後だけからみても、よくわからない。征韓論や日清戦争のころから追ってゆくこの本はたいへん分かりやすい、お薦め本だ。 ちなみに、9月18日は満州事変の日でもある


原朗「日清・日露戦争をどう見るか」(NHK出版新書2014.10.10)
第一章 日清戦争 第一次朝鮮戦争
第二章 日露戦争 第二次朝鮮戦争
第三章 韓国併合と対華二十一カ条要求
第四章 「世界大戦」 その影響
第五章 次の「世界大戦」 その予兆



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