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zoom RSS 窪美澄「さよなら、ニルヴァーナ」

<<   作成日時 : 2015/10/03 09:38   >>

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映画だったら、タイトルに ”…inspired by…”と表示されるだろう。 少年Aのあの事件とその後をなぞった、かなり衝撃的な内容だが、決して、 “…true story..” でも、” …based on …” でもない、見事な創作だが、どこまで実際の事件を借りたのかは定かではない。


少年Aである晴信、その晴信に運命的な恋をして追いかける大学生の莢、Aに殺された少女光の母親なっちゃん、そして、作家になる夢破れて戻った故郷に少年Aが暮らしているとの噂に作家心が起きた今日子。 群像劇のように、それぞれが少年Aを中心に交差してゆく・・・・

そして、それぞれの、どうしようもなくダメな母親との関係が色濃く影を落とす。母親の支配から脱却しなければならないと説くカルト集団の医師ルーが象徴的だ。 

「ふがいない僕は空を見た」も、かなり猟奇的な小説だったが、こちらも、ぐいぐいと引きずり込まれてゆく。 劇中劇のような、作家のたまご今日子は、窪氏自身かもしれないと思わせるところもおもしろい。


窪美澄「さよなら、ニルヴァーナ」(文藝春秋2015.5.30)
T いつか王子様が
U スイートリトルセブンティーン
V あくまをあわれむうた
W 霧と炎
X ボーイミーツガール
Y アバウト・ア・ガール
Z 磁石の裏側
[ ただいま
\ 甘い運命
] 終曲

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