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zoom RSS 片田珠美「孤独病 寂しい日本人の正体」

<<   作成日時 : 2016/01/01 08:47   >>

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「他人を攻撃せずにはいられない人」の著者の新刊のひとつ。  「攻撃」のほうは、まだ、いろいろと感心する内容もあったような気がする( 実はほとんど忘れている) が、 こちらは、ちょっと・・・・・読んでもなにも頭に残らなかったのは、すべて、わたしの読む力がないからとばかり言えないのではないか。。 

「ネットと現実の間に広がる虚空をふわふわ浮かんでいるような存在」になってしまった個人、一人ひとりの寂しさが膨らんでいると、筆者は言う。 

でも、この捉え方自身が、ふわふわしていて、とらえどころがない。  とらえどころがない話が続くから、まるで世間話をしているかのような調子が続く。 問題の解析、原因の追及、対策の提案、どこまで行っても世間話だ。 



データや事実から仮説や論理を組み立ててゆく・・・といった言説ではない。 なんとなく、脈絡づけられたもののキーワードが飛び交う。  

強い自己愛が孤独を深くさせる。 その自己愛を高めるのは・・・・核家族内で自分への関心ばかり高まる、頑張ればできると言う万能感、過剰な消費社会で自己愛をくすぐる商品やサービス、そして、異物排除の衛生思想 ・・・・と、いう説明だ。

間違ってはいないのだろうが、何の脈絡も論鉦も無いし、街の叔母さんの話と大差ないから、世間話と同じだ。 

強い自己愛のほか、その他、孤独に弱い要素として、 

 ・ 幼児の頃にロクな育てられ方していないから自己肯定感が弱く、そのため、孤独に弱い
 ・ みんな自分の話を聞いてほしい人ばかりで、実際に聞いてくれる人が少ないから欲求不満になっている
 ・ 「いい人」願望が強く他人から嫌われて孤立したり、敬遠されて傷ついたりしたくない
 ・ 「自分を守り、自分に利益をもたらすための気遣いばかりが蔓延する社会こそ、孤独病に拍車をかけている」
 ・ 「誰も自分を愛してくれない」などと訴える孤独美容の人こそ、誰のことも愛していないものだ
 ・ 

じゃあ、どうするか。 

・「ときどきは「多少迷惑をかけてもいいか・・・」とか、「ちょっとお世話になろう」という程度の気持ちで生きていくほうが精神衛生的にもきっといいはずだ」 ・・・・ と、滅法、常識的だ。 



本筋と関係のないところで、興味を引く話題がある。  


・「国のように大きなものは永遠に続くかのような錯覚を人に与える」からネトウヨのように、国に投影するのは魅力的なのだろう

・石原慎太郎のように社会から十分な評価を受けているはずなのに傲慢なのは、自分人に対する過大評価があって、「他人が評価し、認めている以上に自分は本当はもっとすごいんだぞと思っている」

・「集団行動に抵抗がない日本人にとって周囲の状況をうかがって周りの空気に合わせることは得意なはずなのに、KYなどという言葉が流行ったのは、社会の同調圧力が強まっているからだ」

・小保方さんは空想虚言症。「空想の物語をうまく作り出せば、空想世界のなかで自己愛が満たされ、孤独感も解消される。」

・主人在宅ストレス症候群のひとが多いらしい ・・・ 逆、妻在宅症候群、というのはないんだろうか。。。




片田珠美「孤独病 寂しい日本人の正体」(集英社新書 2015.10.21)
第一章 「孤独病」の時代
第二章 「孤独病」の構造
第三章 人を「孤独病」に追い込む思考習慣
第四章 「孤独病」、その暴走の果て
第五章 「孤独病」を癒す処方箋


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