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zoom RSS おおた区民大学で西田亮介氏の講演を聴く。メディアの受け手はどうすれば強くなれるか!

<<   作成日時 : 2016/01/27 20:53   >>

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大田区が開催している区民大学の人権塾2015、第一回は、公開講座として、西田亮介氏の講演があった。 人権塾の第一回目としてメディア論は意外な感じがするが、確かに、今の世の中、「知る」ことの始まりはメディアが多い。 だったら、正しく、適切に「知る」ことが出来ているか、という観点で、メディアを取り上げるのは、よいことなのだろう。

なかなか,聴きごたえがあった。

自分なりにポイントを纏めてみれば、

・ 今年は初めて憲法改定の発議があるかもしれない年であり、メディア合戦になる
・ 自民党は近年研究を重ね、大手広告代理店の参加もあってメディア戦略が巧みである
・ 日本のメディアは特殊であり、TV、新聞の大手が量的にも巨大であり、信頼も厚い
  さらに、政治部番記者、記者クラブなど、権力と慣れ親しんでいたが、いまは
  支配、コントロールるが進んでいる
・ 肝心の「受け手」は、ロクに教育もされていないし、メディアを評価するすべも知らない、低いリテラシーのままだ

おおよそ、こんなトーンか。

勿論、西田氏も、主催者も、特定の政治的立場で話すわけはないし、ニュートラルに、客観的情勢を説明されているだけだ。  それでも、受け手のリテラシーを強化する必要があるのは、健全な民主主義のためには、異論のないところであろう。  権力にとっては、国民はバカのままで良いとおもうかもしれないが、バカのままでは、やはり、国は発展しないのだ。

ところで、記者クラブや、番記者など、日本にジャーナリズムの特徴について、西田氏はメリットとデメリットを挙げていた。 メディアが一枚岩になれば配慮せざるを得ないようなときもあったろう・・・ 本当にそう考えられているのか、両論併記を意識されているのか・・・・・メリットなんかあるとは思えないが。 


話が変わるが、西田氏には、「余件としての新自由主義のもとで、寛容な社会を擁護する論理と政策はいかにして可能か」という主要な関心があるらしい。  恥ずかしながら、西田氏は初めて知った。 なかなか柔軟で守備範囲の広い、いい社会学者だと思う。 西田氏の政治的立場は知らないが、 このテーマの立て方は、確かに現実的であるとおもう。 
現実的ではあるが、 「寛容な社会」でありたいのなら、新自由主義を否定する方が早いと、私は思うし、その方が明快だ。


西田氏のポジションはわからないし、社会学者としては、明確にしていないことは正解だ。 ただ、メディアは本当に重要だ。 NHKの報道に国民の半数が信頼しているなんて、ありえないと私は思う。 別に嘘を言う必要はない。言葉を選択して、言わないだけで、強い影響力がある。 

たとえば、フィリピン訪問の天皇皇后両陛下の報道に、NHKは、いつも日本人の50万人以上が死んだという。   しかし、110万人が死んだフィリピン人に一切言及しない。  このニュースを聞く人は、そうか、日本人はそんなに死んだのかとおもい、フィリピン人にその倍以上の被害があったこと、それも、日米の戦争の巻き添えになって死んだこと、更に日本軍がマニラの市街戦を選んだこと・・・など、知ることができない。
そうして、戦争加害者の日本ではなく、被害者然とした日本だけが、メディアから流されるのだ。

フィリピン人慰霊碑の訪問も政府ではなく両陛下の希望という。 政府は日米比軍事同盟に天皇を利用したいだけで、天皇の心も国民の心も斟酌しない ・・・・ ということも、NHKのニュースではわからない。



ところで、もし、時間があれば、質問したかったことがある。

受け手の国民のメディア・リテラシーが低いことは問題で、高める必要があるとの説明は賛成だが、SEALsや高校生の政治活動が起っていることは、 メディア論から見て、どう理解・評価されているのか。 彼らは例外なのか、それとも、何らかのメディアを通じて、政治行動に至ったのか・・・・

こういう区民大学では、暇な年寄りの参加が多い。 なかには、現役時代の知識経験を喋りたいだけで質問時間を食いつぶす、爺さんもすくなくない。 今回はそんなことはなかったような気はするが・・・。










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