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zoom RSS 佐々木譲「砂の街路図」

<<   作成日時 : 2016/01/04 10:52   >>

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表紙裏に簡略な街の地図が描かれている。読み進めながら、なんども地図を見返して、主人公が歩く通りや建物を確認する。 一種のサスペンスものなのだが、作者の関心は、街の地図とストーリーと、どちらが強いのか疑問になるほどだ。

東京の私立高校教師岩崎俊也の父は、岩崎が12歳の時、家族に何も告げずに行方不明になった。そして、母校の大学のある地、北海道の小都市郡府で、泥酔したうえ運河に転落して溺死したと知らされた。 母が死に父の遺品を改めて見て、俊也は、数日、郡府を訪ね、父の死の真相にすこしでも近づこうと調べ始めた・・・・。

北海道には詳しくないので、通称郡府という街はどこなのかと知りたかったが、地図好きな作者の創作した架空の街のようだ。よくできている。ストーリーよりもよくできている。

父親の時代は、ベトナム戦争の時代、昔の雰囲気もちょっと味わえる。


佐々木譲「砂の街路図」(小学館 2015.8.3)
第一章 運河町ホテル
第二章 法科大学
第三章 運河町倶楽部
第四章 硝子町酒房
第五章 バイオリン弾き
第六章 郡府日日新聞
第七章 正教会前広場
第八章 幽霊船奇譚
第九章 製材所通り
第十章 舗道と靴音
第十一章 埋もれた街路図

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