Dora_PaPa_san's_Pages

アクセスカウンタ

zoom RSS 水無田気流(みなしたきりう)「「居場所」のない男、「時間」がない女」

<<   作成日時 : 2016/02/27 07:17   >>

トラックバック 0 / コメント 0

題名から心理学系の本かと予想したら、統計データ満載の純社会学の本。「居場所のない男」とは、日本社会の男性は、多く、就業第一主義で、家庭にも地域にも自分の居場所がなく、孤立してゆくということである。 そして、「時間のない女」とは、仕事から帰れば家事・育児という無償長時間労働が待っていて、まったく時間のない女のことである。

「孤立は、アルコール依存症や、たばこを1日15本吸うのと同じくらい健康に悪い」というが、「現在日本の男性の生涯未婚率は女性の倍になっている」から、孤立はまず男の問題だ。

「日本人男性が「働きバチ」である、という神話は労働を有償労働にのみ限定したときに言えること」であって、無償労働、つまり家事育児を加えると、アメリカ人男性がもっとも働いていて、日本人女性はその上をいく。日本の家庭では主婦の就労時間が、家電製品や家事サービスの購入などによってまったく減少していない。

輝けと言ったり、産む機械と言ったり、散々だが、「もし仮に、生物学的な妊娠・出産最適時期に、女性に子どもを産むことを最優先させるつもりならば、女性の経済的基盤の安定、法律婚による夫婦からしか子どもは産まれるべきではないという、旧態依然とした家族規範の刷新、以上2点が必要である。 だが、現実的には女性の貧困も、保守的な家族観もまったく改まっていない」

先進国の中で日本だけは21世紀になっていないのだろう。


水無田気流(みなしたきりう)「「居場所」のない男、「時間」がない女」(日本経済新聞 2015.6.1)
第1部 居場所のない男
第4章 男女の時空間分離がもたらした悲劇
第5章 「弱音を吐けない」という男性問題
第6章 日本男性の「関係貧困」
第2部 時間のない女
第4章 既婚女性は家族の「時間財」
第5章 日本女性の「時間貧困」
第6章 出産タイムリミットに追われる日本女性
第3部 時空の歪みを超えるるために
第3章 不寛容な日本の私
第4章 総合的な「生活者」を考え

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
水無田気流(みなしたきりう)「「居場所」のない男、「時間」がない女」 Dora_PaPa_san's_Pages/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる