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zoom RSS 東浩紀編「福島第一原発観光地化計画」

<<   作成日時 : 2016/04/04 09:18   >>

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戦争、災害などの跡地を訪ねる旅、ダークツーリズムは、「観光」のひとつの形態になっている。 チェルノブイリでも石棺等を訪ねるツアーがある。 

映画「故郷よ」では、結婚式当日、消防士の新郎はパーティのさなか事故で呼び出され、二度と帰らぬ人となった。新婦のヒロインは故郷を去ることができず、数年後チェルノブイリのツアーガイドになるというストーリーだった。

東浩紀氏、津田大介氏、井出明氏、開沼博氏ら、若手の論客たちが委員会をつくり、2013年に「観光地化計画」をまとめあげた。計画は、チェルノブイリで一般ツアーが始まった事故後25年を参考にして、2036年をゴールに、2020年をフェイズ・ワンとして、計画されている。
 
Jヴィレッジの跡地とその周辺に、福島第一原発事故博物館、地方自治課題解決センター、リゾート施設としてリカバリービーチドーム、東北復興大学院大学、日本科学未来館分館、農泊村、IT特区等を設置し、常磐線新地下駅をおいて、品川からの直通として導線を確保する。 そして、もちろん、福一現場での廃炉工事進行状況が直接わかるようなツアーがそこから用意されている・・・

観光地化については、当然、何を不謹慎なという反応、反論はあるが、それは百も承知で、東氏らは、「忘却・風化に抗う」、「理解を得る、誤解を解く」ことが、ツアーの目的であると主張する。 現に東電は月に一度の見学ツアーをメディアや関係者向けに実施しているし、地元自治体もそれぞれなんらかのツアーをしたてている。「観光地」という言葉を使わないだけだ。「観光」に東氏らが拘るのは、観光の方が幅広く人を集められるからだと言う。かりに好奇心、物見遊山で来てもいい、それでも現実を見ればかならずラーニングはあるし、来ないよりいいではないかと。
そういえば、日本には、ヒロシマ、ナガサキ、水俣、神通川など、多くのダークツーリズムの場所がある。 確かに遊び半分でも行った方がいいかもしれない。

箱モノだけでなく、ツアーガイドのインタープリター(解釈者)としてツアー対象の専門的知識の提供と、異邦人としておとずれたツーリストと地元をつなぐネゴシエーターとしての養成など、ソフト面も考慮している

東氏らの、風化させないために、という目的は判るけれども、なんとなく、それ以上に楽しんでいるような印象があるのは斜めに見過ぎだろうか。。。なんで瓦礫の塔のなかに家電ギャラリーを作らなけりゃいけないんだ・・・とかとか。 
東浩紀編「福島第一原発観光地化計画」(小学館 2013.11.20)
01 制度を作る
02 導線をつくる
03 欲望をつくる
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