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zoom RSS 前泊博盛「本当は憲法より大切な日米地位協定入門」

<<   作成日時 : 2016/06/16 19:31   >>

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戦後再発見双書の一冊。サンフランシスコ講和条約調印の日、吉田茂ただひとりが調印した安保条約と日米行政協定。前日まで調印の場所も時間も知らされず和文もなかった。治外法権や米軍がいつどこでも駐留する権利を確保した売国的条約。それを岸信介が改定したと安倍が誇る新安保条約と日米地位協定は、岸ではなくマッカーサー大使主導で進められ、上っ面の言葉は変わったが内容は全く変わらなかった。


条約、地位協定だけでなく、数多くの密約、日米合同委員会での非公開決定、英文と日本文の意図的な乖離・・・筆者は日本ほど対米従属の強い国はないと断じる。 あの韓国でさえ、地位協定を改定したし、ニュージーランドは核を拒否しているるフィリピンだって米軍基地を撤廃し常識的な条約を締結している

筆者は、米国の指示通りに動いた砂川判決以降、安保条約・地位協定が憲法の上位に置かれ、その結果、日本の官僚、司法が米国の意向を尊重し、憲法を無視するようになったという。 

密約の例はこれだ。 1953年10月28日 日米合同委員会の非公開議事録で、「日本側は事実上、米軍関係者についての裁判権を放棄するという密約が結ばれていた」・・・「日本の当局は通常、合衆国軍隊の構成員、軍属、あるいは米軍の軍法下にある彼らの家族に対し、日本にとっていちじるしく重要と考えられる事例以外は裁判権(第一次)を行使するつもりがない」

いま東京は舛添氏の贅沢の話題で持ちきりだが、もともとは石原氏の頃からだ。 その石原氏を批判している。 「外国軍基地を首都に置かれ、一都八県の上空を外国軍に支配されている首都の知事が、その問題も解決できないのに、わざわざ遠く離れた小島の権利を主張し、愛国心を喚起して自分の政治的野心のために利用しようとする。まったく理屈の通らない茶番劇としか言いようがありません」



前泊博盛「本当は憲法より大切な日米地位協定入門」(創元社 203.3.1)
PART1 日米地位協定Q&A
1. 日米地位協定って何ですか
2. いつ、どのようにして結ばれたのですか
3. 具体的に何が問題なのですか
4. なぜ米軍ヘリの墜落現場を米兵が封鎖できるのですか
5. 東京大学にオスプレイが墜落したらどうなるのですか
6. どうして住宅地で危険な低空飛行訓練ができるのですか
7. なぜ裁判所は飛行中止の判決を出さないのですか
8. どうして米兵が犯罪を犯しても罰せられないのですか
9. 米軍が希望すれば、日本全国どこでも基地にできるというのは本当ですか
10. 日米地位協定と日米行政協定は、どこがちがうのですか
11. ドイツ、イタリア、韓国ではどうなっているのですか
12. 米国はなぜイラクから戦後八年で完全撤退したのですか
13. ASENはなぜ米軍基地がなくても大丈夫なのですか
14. 日米地位協定がなぜ、原発事故や再稼働問題、検察の調書ねつ造問題と関係あるのですか
15. 日米合同委員会って何ですか
16. 米軍基地問題と原発問題にはどのような共通点があるのですか
17. なぜ地位協定の問題は解決できないのですか
PART2 外務省機密文書「日米地位協定の考え方」とは何か
資料編 「日米地位協定」全文と解説

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