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zoom RSS 宇江佐真理「雪まろげ 古手屋喜十為事覚え」

<<   作成日時 : 2016/07/01 14:51   >>

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浅草の古手屋(古着屋)喜十の美世、日之出屋に、業平しじみを売りに来た新太は、この家なら末の弟捨吉を託すにいいと確信して、捨てた。  どうしようもない母親の命令でもあったし、捨吉はその方が幸せだと新太も考えた。

喜十と女房おそめ、養子にした捨吉の家族の暮らし、そして、ときどき隠密見廻同心の上遠野から、なにかと手伝わされる厄介事を解決してゆく物語。

かくべつの推理ものでもないし、凶悪事件を解決するのでもない、淡々とした、日常とそんなにひどくかけ離れたわけでもない、ちょっとした出来事ばかりであるが、そこが、庶民的でよいようだ。




宇江佐真理「雪まろげ 古手屋喜十為事覚え」(新潮社 2013.19.20)
落ち葉踏み締める
雪まろげ
紅唐桟
こぎん

再びの秋



落ち葉踏み締める
浅草の古手屋喜十の店、日の出屋に業平橋のたもとで採集した業平しじみを売りに来る新太がいた。新太の家は父親が死んだあと、酒びたりの母と弟妹4人を新太がしじみ売りや魚で養っていた。赤子の捨吉を捨てて来いという母親の命で、新太は日の出屋の前に捨て基地を置いてゆく。 捨吉だけは幸せになってほしいと思いながら・・・・・。

雪まろげ
鶴吉という少年が、7歳の頃に選任につれられてあちこち誘拐を旅したという話が面白おかしく伝わっていた。・・・・

紅唐桟
隠密同心上遠野は、なにかというと、喜十を訪ね、探索などの手伝いをさせる。すこぶる上等な紅唐桟の紙入れを男が持っていたのを不審に思った上遠野は、その紙入れの持ち主を探してくれと頼みに来た。古着も袋物も上遠野にあっては区別つかないのだ。何とも哀れな女の人生が浮かび上がる・・・

こぎん
隠密同心上遠野はねまた、汚い野良着のようなものをもってきた。貼り糸のさし方に特徴のあるものだ。仕方ないので店先につるしておくと、


酷い鮫肌の息子伝吉を連れた女が、古い肌着を求めにやってきた。大八車の事故でケガした子どもを通りすがりに医者に連れてった喜十は、伝吉をここに連れてきたらどうだろうと考えた。 その頃、上遠野は、このひとまわりほど、犬猫殺しが起こっているのを気に掛けていた

再びの秋
店の前を行ったり来たりしてうかがう子どもがいる。喜十がとっ捕まえるとおそめが、この子は、捨吉の兄の幸太だと。事情を尋ねると、押上のおじの家での暮らしがあまりに辛くて、妹たちが売られたのを機会に逃げてきたという



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