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zoom RSS 辻村深月「ハケンアニメ」

<<   作成日時 : 2016/07/04 15:54   >>

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アニメ業界で、ひたすら好きなアニメ作りに没頭する、イケメン天才監督と気配り女性プロデューサー、努力家女性監督とビジネス人脈豊富な敏腕プロデューサー、下請け会社で神原画を描くオタクで孤独な女性アニメーターとアニメのロケ地を活用して観光に生かそうとする真面目な公務員、この三組を中心に、芸能人アイドルでもある人気声優、フィギュア作りの造形師・・・などなど、アニメの好きな人々の、苦しい仕事と熱い絆の物語。

全くなじみのない世界のフィクションだが、おもしろく、たのしく、不覚にも、ぐっとくる。

王子千晴、斎藤瞳、有科香屋子、行城、 宗森、みな、たいへん魅力的なキャラクターで、ちょっと、できすぎたろと、そういう嫉妬心も湧くような物語だ。




辻村深月「ハケンアニメ」(マガジンハウス 2014.8.22)
第一章 王子と猛獣使い
第二章 女王様と風見鶏
第三章 軍隊アリと公務員
第四章 この世はサーカス



王子と猛獣使い
24歳にして伝説のアニメ「ヨスガ」をつくった王子千晴といつか一緒に仕事したいという思いでこの業界にはいった、プロデューサーの有科香屋子は9年間も作品がない王子を口説いた。 そして、深夜枠の12話のシリーズアニメ、「リデル」のプロジェクトが始まった。脚本も、声優も、王子の我儘を通してきた香屋子だったが、一週間も失踪した王子に怒りと焦りが爆発する寸前だった・・・・

女王様と風見鶏
子どもの頃は貧しく、魔法少女のステッキおもちゃなど買ってくれるのはお金持ちで自分には関係のない世界だと思っていた斎藤瞳は、公務員になって母親を楽させようと、苦学して有名私大の法学部に何とか入った。友人から借りたアニメを見て、自分の進むところはここだと、大手アニメ会社にはいった。 「リデル」と同時期に土曜5時枠のシリーズアニメ「サバク」の監督をすることになった。プロデューサーの行城は有能だがアニメよりもビジネスを重要視する男だった。瞳は、声優、作画の現場・・・いろいろぶつかってゆく・・・・

軍隊アリと公務員
新潟の田舎町選永にある原画をつくる会社で、並澤和奈は、原画や動画の下請けをしていた。「リデル」にも「サバク」にも参加していた和奈の画は神原画と評判になった。「サバク」とタイアップして、選永市で聖地巡礼や300年の伝統のある祭りに参加したいと、市役所観光課の宗森が訪ねてきた。 アニメを知らない、リア充の宗森に、アニメしか知らないオタクと自覚している和奈は、たまらなく付き合いきれないと感じていた・・・

この世はサーカス
斎藤瞳は退社して新たなチャレンジを求める。 王子は行城プロデューサーと組んで次の企画を始める。 さて、有科は?




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