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zoom RSS 石黒圭「語彙力を鍛える」・・鍛える実践は容易ではないが語彙知識は興味深い

<<   作成日時 : 2016/08/15 19:01   >>

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あとがきにあるように、「言葉をめぐる現代社会の病と戦うために」筆者はこの本を書いたそうです
病とは、次のようなことを指します。

@ 言葉の形に価値があるという「信仰」
A 言葉の形を変えれば中身まで立派になるという「幻想」
B 目を惹く表現を生み出せば偉くなれるという「風潮」

昨今の、特にインターネットでの強い言葉、乱れた言葉の氾濫は、筆者でなくとも、危機感を感じます。 
もうすこし、穏かで豊かな表現に溢れた言葉遣いというものを、学ぶ必要があるのでしょう。 

私は中学生のとき、将来は作家になろうと小説を乱読していましたから、いまよりたくさんの言葉を使って習作をしていました。 いま、SNSに投稿するのさえ、敵語表現ができなくて、言葉を思いつかなくて、恥ずかしい、哀しい思いをしています。

とにかくまず語彙の量を増やし、次いでその質を向上させましょうと筆者は解説しています。

量を増やすために・・・、類義語、対義語、上位語、下位語、語種( 和語、漢語、外来語、混種語 )、文字種( 平仮名、片仮名、漢字 )、専門語、方言、新語、古語、実物、語構成(  単純語、合成語(複合語、派生語、畳語))、・・・・ などを考えて増やしてゆくと提案しています。 

この語彙の整理は、増やすことにどれだけ有効かは分かりませんが、とても、おもしろいと思いました。 とくに、話し言葉、書き言葉によって、漢語と和語を使い分けるのが興味深かった。

質の向上は応用編で、さらに興味深いです。 例えば、身につける表現の豊かさ・・:着る・はく・履く・穿く・かぶる・つける・締める・・や、食べる表現の食べ物による使い分け・・・食べる・食らう・食む・いただく・摂る・・・など、改めてそのバラエティに感心します。









石黒圭「語彙力を鍛える」(光文社新書2016.5.20)
第一章 語彙についての基礎知識
1. 語彙について考える
2. 理解語彙と使用語彙
第二章 語彙の「量」を増やす
1. 類義語を考える
2. 対義語を考える
3. 上位語と下位語を考える
4. 語種を考える
5. 文字種を考える
6. 書き言葉を考える
7. 専門語を考える
8. 方言を考える
9. 新語と古語を考える
10. 実物を考える
11. 語構成を考える
第三章 語彙の「質」を高める
1. 誤用を回避する
2. 重複と不足を解消する
3. 連語の相性に注意する
4. 語感のズレを調整する
5. 語を適切に置き換える
6. 語の社会性を考慮する
7. 多義語のあいまいさを管理する
8. 異なる立場を想定する
9. 語の感性を研ぎ澄ませる
10. 相手の気持ちに配慮する
11. 心に届く言葉を選択する


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