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zoom RSS 鈴木邦男「<愛国心>に気をつけろ!」・・・もう、右翼ではない、まともな議論

<<   作成日時 : 2016/09/11 15:24   >>

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生長の家の出身で、右翼活動家の鈴木邦男氏は、改憲派でありながら、いまの安倍政権がすすめる改憲の動きには、反対だ。 

「「日本を取り戻せ」「中国、韓国になめられるな」と<愛国心>が煽られ、
日本社会全体が集団で暴走しかけているようにさえ思う。
 もう一度書く。 僕は改憲派だ。 
でも、いまの急激な改憲の動きは危険だから、反対だ。」

鈴木氏は、改憲の運動をしていたとき、ロクに憲法など読んでいなかった。
ひとりで理論武装をしようと憲法の勉強を始めたら、憲法にはいいところもあるとだんだん気づいたようだ

鈴木氏が学んだなかに24条を書いたベアテさんがいる。 、ベアテさんが戦前の日本女性の苦しみを知り、当時の最も先端的な憲法を作りたいという情熱やその理想と夢にいたく感動した。

そして、「「アメリカに憲法を押しつけられた」と改憲派は怒るが、その原因をつくったのは日本の側ではないか。日本の政治家や官僚、学者ではないか。」とも考えるのだ。  それは、マッカーサーに指示された憲法問題調査委員会がつくった原案は、明治憲法と変わらないのだから。

松本も、幣原も、美濃部も、みな明治憲法の改正に消極的だったのは、GHQの統治が終わった後、こんな憲法をつくって・・と、後のち、売国奴などと非難されるのが怖かったのではないかと推論する。

鈴木氏は、また、もともと改憲派だった小林氏からも学ぶ。
 「小林さんは、国が国民に「愛国心をもて」と強制するのはおかしいと述べる。政治家の仕事は、国民が愛せるような国をつくることではないのか。政治家が思いあがっている、本末転倒だ、と小林さんは憤る」
小林氏は、自民党に協力して来た人なのに、ある頃から愛国心を押し付け初めて、これはダメだと考えたようだ。

鈴木氏の考えは、丸山真男に似ていると言われたことがあるらしい。 
「渦巻いているのが、戦後民主主義を「占領民主主義」の名において一括して「虚妄」とする神話である。(中略)荒涼とした瓦礫の只中で汲み取ったはずの思想的反省が「虚妄」のレッテルによってかくも無雑作に押し流されようとすることに我慢がならない」
丸山真男氏は端的に言う。 「大日本帝国の「実在」よりも戦後民主主義の「虚妄」の方に賭ける」

愛国心を煽り、中国・韓国を批判する風潮だが、かつての右翼、赤尾敏氏はこんなことも言っていた。
「日韓友好か竹島か。もちろん、日韓友好の方が大切だ。その前には竹島の問題などたいしたことではない。もし、どうしても日韓友好に竹島問題が邪魔ならば、竹島なんかダイナマイトで爆破してしまえ」
墓から出てきて、数寄屋橋で、また、このセリフを言ってほしいものだ。

最後に、三島由紀夫
「国を守るのは国民の名誉ある権利である。徴兵制になったら、それは汚れた義務になる」

鈴木氏は、「憲法について考える際、書く人は自分が国家になったような錯覚に陥りやすい」と指摘する。
だから、安全保障一本やりになる。 逆に普通の人々の暮らしから考えれば立憲主義になるだろう









鈴木邦男「<愛国心>に気をつけろ!」(岩波ブックレット951 2016.6.3)

第1章 美しいが、毒ももつ<愛国心>
第2章 スローガン化した政治の危うさ
第3章 自由のない自主憲法か、自由のある押し付け憲法か
第4章 <愛国心>が汚れた義務となるとき










日本会議とは何か: 「憲法改正」に突き進むカルト集団 (合同ブックレット)
合同出版
上杉 聰

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