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zoom RSS ノーム・チョムスキー「9.11 アメリカに報復する資格はない」

<<   作成日時 : 2016/09/11 15:28   >>

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チョムスキー氏は、もちろん、9.11のテロは、明らかにテロであって許されるものではないと断言している。 しかし、同時に、アメリカには報復する資格などないと主張する。なぜなら、米国はテロ国家の親玉だからなのだ。

米国は、ちょっと挙げるだけでも、嘘の噂に基づいてニカラグァへの爆撃を加え、インドネシアでの「共産主義者」への大虐殺に加担し、イスラエルのレバノン侵攻・虐殺を支持し・・・と、テロの実施、支援は枚挙にいとまない。

だから、「1986年に米国は国際司法裁判所で「無法な力の使用」の廉で有罪を宣告されたうえ、すべての国(すなわち米国)に国際法遵守を求める安全保障理事会の決議に拒否権を発動した」

チョムスキー氏は、アフガンへの侵攻にも当然反対であり、こんな言い方をする。「IRAの爆弾がロンドンで破裂したとき、西ベルファストを爆撃せよという声は起らなかった」・・・「殆どすべての犯罪には−路上の強盗であれ、大規模なテロであれ−理由がある。ふつう、われわれは、理由のなかには対処すべき重要なものがあることに気づく」

ましてや、イラクについて、・・・「イラクでは、この10年間の米国の政策により、サダム・フセインが強力になった一方で、市民社会がすっかり荒廃してしまった。サダム・フセインが、クルド人への毒ガスによる虐殺など残虐テロをやっていたときは、米国が強力に支持していたことは、ヨーロッパの人々がご存知のとおりだ」

テロリズムの定義は、米国では、公式に、「政治的、宗教的、あるいはイデオロギー的な目的を達成するため、暴力あるいは暴力の威嚇を、計算して使用すること。これは、脅迫、強制、恐怖を染み込ませることによって行われる」と言われている。 しかし、実質は、米国と同盟国への攻撃はすべてテロリズムであり、米国の攻撃はテロへの戦いという、プロパガンダだ。 だから、セルヴィアがテロリストになったり、自由の戦士になったり、またテロリストに戻ったり、コロコロ変わるのだ。

もちろんチョムスキー氏の本にはないが、最近、犯罪者にも人権があるとクレームしたオバマに、フィリピン大統領は、統治時代の米国の振る舞いを示して、お前にそんな事を言う資格があるのかとかみついた。 国際法を順守せよとか裁判所の決定に従えとか中国に言えば、やはり、お前にそんな事言う資格はないと反撃されるだろう。


ノーム・チョムスキー「9.11 アメリカに報復する資格はない」(文春文庫2002.9.10)
第1章 真珠湾と対比するのは誤り
第2章 ブッシュ政権が取るべき方法
第3章 なぜ、世界貿易センタービルか
第4章 アメリカは「テロ国家の親玉」だ
第5章 ビンラディンの「罠」
第6章 之は「文明の衝突」ではない
第7章 世界に「明日」はあるか

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