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zoom RSS 橋本卓典「捨てられる銀行」

<<   作成日時 : 2016/11/03 19:02   >>

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地域経済に、地銀・信金などの地域金融機関が本来の役割を果たしていないことを問題にし、金融庁は新任の森長官の下、多胡氏、日下氏など、地域金融を立て直そうと試みている 
 
かつて金融庁は、不良債権処理を徹底するために、検査マニュアルをつくり、詳細なチェックリストを装備して、厳しい検査を続けた。この検査マニュアルとチェックリストの15年間のお陰で、地域金融機関は、顧客企業の成長を促す営業がまったくできなくなってしまった。 いわく、「わずか15年程度の歴史しかない検査マニュアルへ、銀行の実力の結晶ともいえる融資判断そのものを丸投げしてしまった」

金融庁は、個別の資産査定を原則中止としたり、リレーション・バンキングができるよう、コンサルティング規制も撤廃、かつて中小企業向けの短コロ(短期継続融資)が復活するようにガイドラインも改定した。しかし、チェックリストに頼り、ひたすら担保と数字だけの営業に専念してきた金融機関は、そう簡単に本来の地域金融機関の姿に変わらなかった・・・・

地域金融そのものには、あまり関心はないのだが、なかなか興味深い。 IT業界でも、システム監査、セキュリティ監査、プロジェクト・モニタリングなどに、チェックリストをつくり、それに沿った形式的な監査だけする事例が少なくない。IT業界なら顧客が強いが、金融庁= 金融機関= 地域企業の関係なら、金融期間も、顧客企業には上から目線でやりかねない。 そんな地銀は捨てられてゆくだろう・・・・かな?  
 
しごく当たり前の話が、やっと、この業界にも通用する話になって来たのだろうか 、



橋本卓典「捨てられる銀行」(講談社現代新書2016.5.20)
第1章 金融庁の大転換
1. 金融庁の新方針
2. 「処方箋を持ってこい」
3. 中小企業ヒアリングから見えてきたこと
4. ベンチマークの導入
5. 検討会議
6. 事業性評価
第2章 改革に燃える3人
1. 森信親長官の真意
2. 森長官が抜擢したキーマン・日下智晴
3. 地域金融のプロフェッショナル・多胡秀人
第3章 「選ばれる銀行」になるために
1. 金融検査マニュアル
2. マニュアル行政の恐ろしさ
3. 信用保証制度による目利き力の喪失
4. 短コロを知らない金融マンたち
5. リレパンを取り戻せ
6. 営業目標と人事評価
7. 忘れられた事業再生
第4章 新しい四つのビジネスモデル
1. 稚内信用金庫 リスクをとるための「やせ我慢経営」
2. 北國銀行 営業ノルマを捨てた地銀
3. きらやか銀行 本業支援というビジネスモデル
4. 北都銀行 地域課題解決で再スタート
終章 森金融庁改革の行方
1. 地域金融の化学反応
2. 新時代の金融庁
3. 捨てられる銀行















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