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zoom RSS 山口二郎編「安倍晋三が日本を壊す」

<<   作成日時 : 2017/08/09 10:14   >>

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山口二郎氏の対談集である。相手は、内田樹、柳澤協二、水野和夫、山岡淳一郎、鈴木哲夫、外岡秀俊、佐藤優の各氏。それぞれ分野や強弱はあるが、安倍政権が長く続けば日本がどんどん壊れてゆくという危機感だけは共有している。 

私が安倍氏を嫌うように、多くの人が嫌う理由が、ぼんやり浮かび上がって来る。自己愛過剰、他者をリスペクトしない、冷たい、自分が100%正しいと押してくる、禁じられていないことは何をやってもいいんだと非常に子供っぽい・・・・私は彼の言葉がいちばん嫌だ。


印象に残ったフレーズ

「制度改革論者たちはまず例外なく、長い前史を持って惰性の強い、変化に対して強い抵抗力のある制度を攻撃してきます。そして、昨日今日できたばかりの薄っぺらなイデオロギー的な構築物を「我が国の伝統」だといって擁護しようとする。彼らが攻撃を集中するのは医療、教育、司法、行政というような制度資本です」

「架空の日本文化とか架空の伝統を、架空の韓国人や架空の中国人に対置させている。どっちも架空なんですよ」
「今の外務官僚の主流は、外交がうまくいかないのはその背景となる軍事的な力がうまく使えないからだ、と思っている節がある」

ブッシュ政権の原発推進ムードを真に受けて、原子力立国計画をつくった、その中心人物が、今井尚哉、柳瀬唯夫
国際的な原子力複合体に日本は組み込まれていて、単独で意思決定しにくい・・・野田政権のとき、核燃料リサイクルも捨てるとすれば、米国は溜まったプルトニウムをどうするか特別なポジションを奪うと通告、青森県指処理施設は、廃棄物を受け入れないと通告、イギリス、フランスは、再処理後の廃棄物をきちんと引き取ってほしいと申し入れ・・・これでギブアップしたらしい

オリックス、パソナをはじめ、「政治ともたれあいながら、そこで既得権を守ろうという風潮になっている」

安倍氏はつねにメディアのトップと接触するから、安倍氏が何も言わなくても、現場は忖度してゆく。 「日本のジャーナリズムは企業ジャーナリズムで、一匹オオカミは少ない。企業と言う一つの組織を上手く使ったメディア支配」

民進党に欠けているとおもうものは、虚像に振り回されているということと、「裏の顔」

「少数意見を無視することは、全体主義を容認することにつながりかねない。たった一人の批判者であっても、それが正しい可能性がある」

「安倍さんが郷愁を持つ戦前日本と北朝鮮の統治システムは、実は神話性が高い」


山口二郎編「安倍晋三が日本を壊す」(青灯社2016.5.20)
T  内面の葛藤を持たない安倍首相 内田樹
U  <日本のかたち>を変える安保法制 柳澤協二
V  自民党は「株主党」だ 水野和夫
W  脱原発を妨げる国際原子力複合体 山岡淳一郎
X  安倍首相のメディア支配の手法 鈴木哲夫
Y  憲法を根付かせたリベラルの伝統 外岡秀俊
Z  安倍さんは我々の醜い姿の鏡だ 佐藤優
終章 民主政治の危機と好機 山口二郎

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