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zoom RSS 姫野カオルコ「謎の毒親」 なんとも不思議な「毒親」を語る「相談小説」

<<   作成日時 : 2017/09/13 08:20   >>

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謎に満ちた毒親について、大人になった娘が子供のころを振り返って、あれはなんだったのだろうと、相談者に投稿して、回答を得るというスタイルで「相談小説」と銘打っている。巻末に、投稿はすべて事実に基づいていると断り書きがあるが、ほんとうはすべてフィクションなのかもしれない。

当事者の娘、少女は「毒親」という表現に必ずしも賛成はしていない。しかし、こんな両親は普通じゃない。まるで自分の子供を殺した犯罪者の娘を養子にしたかのような、娘に冷たいし、エキセントリックな両親だ。 戦争で疲弊し、仕事と間違った結婚に心が疲れ切った両親という批評もある。 あるいは、ネガティブな人間だから何に対してもネガティブで、それが娘にも向かうのだという批評もある。両親はどちらも、娘のことが目に入っていなくて自分のことだけで精一杯なのだろうか。



姫野カオルコ「謎の毒親」(新潮社 2015.11.20)

プロローグ 打ち明けて見ませんか

<名札貼り替え事件>
小学2年生のヒカルちゃんは、ある日下駄箱の自分の名札が、自分だけ新しくなっているのに気づいた。いったい誰が・・・

<恐怖の虫館>
ヒカルの家は、建築家だけが喜ぶ住みにくい家たったが、なぜか虫がいっぱい。父母はとにかく捨てることが嫌いで、ごみがあふれていた・・・

<初めての一等賞>
女の子としてでなく男の子の様に生きることが父母の要請だった。それなのに、運動会で一等賞をとっても、ちっとも喜んでくれない・・・

<タクシーに乗って>
父母と私で外食に行ってもちっとも楽しくない。父親が店もメニューも決めて黙ってたべるだけだからだ。トイレにたった私は戻ってみると父母がいなかった・・

<オムニバス映画>
TVの劇映画番組で来週の映画は○○○ですと聞いたので、オムニバス映画だと、一言漏らしたら、なぜか父が怒って怒鳴り始めた。 わけがわからない ・・・

<素肌にそよぐ風>
映画に行くのも親に言えない。何を着ていくかも親の目を気にする。そしてなんとか行ったけれど・・・

<死人の臭い>
父親は私の髪の毛が臭いというから、日に何度も髪を洗う。学校の医師は何にもにおわない、そんなに洗うといけないという・・・

<緻密な脱出>
親から離れたい・・・その一心で大学受験に際してある計画を立てた・・・

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