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zoom RSS テーマ「政治・経済」のブログ記事

みんなの「政治・経済」ブログ

タイトル 日 時
笙野頼子「ひょうすべの国」衝撃的な反TPPファンタジー
なんとも不思議な小説だ。政治的な危機感から描かれたらしい、TPP批准後の世界を、これほど鋭い切り口で、しかし、極端なファンタジーとして構築するなんて・・・物語の内容はまったく理解できないけれども、筆者の危機感だけは伝わってくる。 ...続きを見る

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2017/03/15 08:09
堤未果「政府は必ず嘘をつく 増補版」
堤未果氏の一連のレポート・主張は常に衝撃的だ。 何冊目かで随分慣れてきたがそれでも新しい衝撃に事欠かない。 今回は、「政府は必ず嘘をつく」に、TPPとマイナンバーカードについて若干追加されている。 ...続きを見る

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2017/03/08 08:32
映画「スノーデン」内容の論議は別にシェイリーンが魅力的
日比谷・銀座地区は大変便利なところだ。 ちょうど映画に適当な時間があいたとき、選択肢がたくさんある。 器用の選択肢は、 オリヴァー・ストーンか、ティム・バートンか、キャリー・マリガンかシェイリーン・ウッドリーか。 結局、待ち時間の少ない、 オリヴァー・ストーンとシェイリーン・ウッドリー。 ...続きを見る

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2017/02/21 14:17
メディアは北朝鮮と小池劇場ばかりだが・・・・
TV局のショー番組は、いま北朝鮮の暗殺事件と小池百合子都知事の毎日の動きで花盛りだ。 しばらく前はトランプで大騒ぎ。  ...続きを見る

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2017/02/20 08:52
猪瀬直樹「東京の敵」
東京にとって望ましくない「敵」として、猪瀬氏は二人を挙げている。 いわずとしれた都議会のドン内田茂氏と、五輪組織委員会を牛耳る森喜朗氏である。 この手の本はまず読まないのだけれど、森喜朗氏についての記述を見たくて手にした。  ...続きを見る

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2017/02/19 18:19
早川英男「金融政策の「誤解」」
経済学は苦手なので、この筆者の主張が正解なのかどうかはさっぱりわからないが、なかなか理論的、常識的で、説得力がある。 ただ、どうすればよいかという点は、あまり賛同したくないけれども・・・。  ...続きを見る

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2017/02/10 08:04
マッケンジー・ファンク「地球を「売り物」にする人たち」
若干読みづらいのは、場面がよく変わるのと、淡々と取材対象者を記述しつづけ、筆者の意見がほとんど語られないからかもしれない。 しかし、400ページ余にもわたって、それだけ,広汎な分野で取材を重ねたエピソードが豊富だということでもある。 ...続きを見る

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2017/02/08 15:21
岸井成格・佐高信「偽りの保守・安倍晋三の正体」
今年は、嫌な辛い年になりそうな悪い予感がある。特定秘密保護法から始まり、安保法制、武器輸出解禁、原発再稼働に輸出、辺野古や高江での強行、高市発言などの言論・報道統制、年金カット法案の強行・・・とロクでもないことが続いているが、2017年は、更に、共謀罪、憲法緊急事態条項・家族条項改悪などが予想されている。 ...続きを見る

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2017/01/07 07:46
安田浩一「沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか」
「琉球新報」と「沖縄タイムス」は、偏向しているから潰せと、自民党議員の勉強会で百田尚樹氏が語ったという。 抗議に対して、相変わらず冗談だと逃げたようだが、安田氏は、激しく、かつ真面目に、反発、対応し、沖縄二紙の実態を二紙の記者や周辺を取材することによって、あきらかにしてゆく。 ...続きを見る

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2017/01/02 19:21
マイケル・ピルズベリー「China2049 秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略」」
「見えてきたのは、タカ派が、北京の指導者を通じてアメリカの政策決定者を操作し、情報や軍事的、技術的、経済的支援を得てきたというシナリオだった。これらのタカ派は、毛沢東以降の指導者の耳に、ある計画を吹きこんだ。 ...続きを見る

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2016/12/06 19:23
エマニュエル・トッド「グローバリズム以後」
トッド氏やジェフリーサックス氏は、家族制度(長子相続など)、識字率(特に女性の)、共同体への帰属・・・など人類学的、人口学的な分析で世界を俯瞰していて、予測が当たることからよく読まれている。 ...続きを見る

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2016/11/30 14:52
原田伊織「明治維新という過ち」・・・長州のテロリストたちを語る痛快な読み物
昨年発行の本だが、ことし読んだ中ではいちばん痛快な書だ。 歴史は勝者がつくるもので、「封建鎖国の時代から近代化に向け勤王の志士たちが闘った明治維新」は、薩長がつくりだした都合のよいストーリーだ。  ...続きを見る

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2016/11/30 14:47
伊勢崎賢治「9条もアメリカも日本を守れない 新国防論」
アフガニスタンや東ティモールの現場で実際に国連の活動をしていた「紛争屋」、伊勢崎氏は、昨年、する安倍政権が現実離れの説明をしていた安保法制に強く反対していた。 しかし、伊勢崎氏は、単純な護憲派ではない。  ...続きを見る

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2016/11/16 08:22
クライド・プレストウィッツ「近未来シミュレーション
筆者には、ひとむかし前のジャパンバッシングで聞き覚えがある。2050年の日本は素晴らしい国になっていて、その復活の道筋を2017年から描いている。2017年アベノミクスは失敗してIMF管理下になり、日本再生委員会が再生のためのデザインを描き、それが成功したという。 ...続きを見る

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2016/11/14 07:57
橋本卓典「捨てられる銀行」
地域経済に、地銀・信金などの地域金融機関が本来の役割を果たしていないことを問題にし、金融庁は新任の森長官の下、多胡氏、日下氏など、地域金融を立て直そうと試みている    かつて金融庁は、不良債権処理を徹底するために、検査マニュアルをつくり、詳細なチェックリストを装備して、厳しい検査を続けた。この検査マニュアルとチェックリストの15年間のお陰で、地域金融機関は、顧客企業の成長を促す営業がまったくできなくなってしまった。 いわく、「わずか15年程度の歴史しかない検査マニュアルへ、銀行の実力の結晶... ...続きを見る

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2016/11/03 19:02
出井康博「ルポ ニッポン絶望工場」
読み進めるに従い、ひどく暗い気持ちになってくる。  この本は休み休みでないと辛くて読めない。 絶望的なのは絶望工場ではなく、日本の移民政策だ。  ...続きを見る

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2016/11/01 06:36
堤未果「政府はもう嘘をつけない」
堤未果「政府はもう嘘をつけない」 TPPが動き始めたら、ISDS条項によって、法人税の増税や、薬価の切り下げなど、事実上できなくなるのではないか。ましてや脱原発などできないだろうと筆者は言う。スウェーデンの企業はドイツの脱原発政策によって損害を被ったとしてISDS裁判を起こした実績がある。ヒラリーはいまはTPPに反対と言っているが、TPP条文を書いた回転ドアの多国籍企業がもっともヒラリーに資金提供しているのだから、TPP反対などできるわけがないとも。 ...続きを見る

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2016/10/20 19:39
オリンピック三兆円なんて・・・・腹立たしいこと、この上ない
オリンピック三兆円なんて・・・・腹立たしいこと、この上ない。  この国の政治家は、自分の金でないと、湯水のごとく金を使って、自分のお仲間とともに分け前にあずかろうとしているかのようだ。  ...続きを見る

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2016/10/01 06:20
ベアテ・シロタ・ゴードン「1945年のクリスマス」
ベアテ・シロタ・ゴードン氏はキエフ生まれの両親の下、1923年、ウィーン生まれのオーストリア人。ピアニストの父親が山田耕作に請われて来日、東京音楽学校(芸大)教授となったことから、5歳から15歳までの10年間、東京乃木坂で過ごした。 ...続きを見る

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2016/09/20 08:28
鈴木邦男「<愛国心>に気をつけろ!」・・・もう、右翼ではない、まともな議論
鈴木邦男「<愛国心>に気をつけろ!」・・・もう、右翼ではない、まともな議論 生長の家の出身で、右翼活動家の鈴木邦男氏は、改憲派でありながら、いまの安倍政権がすすめる改憲の動きには、反対だ。  ...続きを見る

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2016/09/11 15:24
ETV特集「武器ではなく 命の水を〜医師・中村哲とアフガニスタン〜」
ETV特集「武器ではなく 命の水を〜医師・中村哲とアフガニスタン〜」を見ていて、何度も涙ぐんだ。 老人が語る。 「人は忙しく仕事していれば戦争のことなど考えません。 仕事がないからお金のために戦争に行くんです。 おなかいっぱいになれば誰も戦争など行きません」 ...続きを見る

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2016/09/11 10:58
山田優・岩井勇人「亡国の密約 TPPはなぜ歪められたのか」
TPP何でも早わかりといった類の本ではない。 ウルグアイラウンドを巡る農林官僚、農林族、米国の動きに全体の半分ほど頁を割いているのは、日米の「交渉」には、密約が必ずあり、TPPも同様だと筆者はみているからだろう。  ...続きを見る

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2016/09/09 15:22
週刊金曜日「テレビ現場からの告発! 安倍政治と言論統制」
週刊金曜日「テレビ現場からの告発! 安倍政治と言論統制」 自民党や、たくさんの応援団は直接番組に対して文書でクレームを送りつづける。 官邸は電話攻勢で、番組とリアルタイムでクレームを入れる。 首相は、メディアのトップと会食を続ける。 官房長官はオフレコでメディアやパン雲に対する不満をそっと告げる ・・・・ 必ずしも、直接的でないメディア・コントロールに対して、メディア自身が、ジャーナリズムの役割を果たさずに、自主規制と忖度を続けてゆく ・・・  ...続きを見る

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2016/08/28 07:34
山本博文「格差と序列の日本史」
久しぶりに途中でギブアップした本だが、本がつまらないとかくだらないとか言う訳ではない。 なかなかユニークな視点で、よく調べられ、まとめられてい、よい本だと思う。 ...続きを見る

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2016/08/20 08:06
ブレイディみかこ「ヨーロッパ・コーリング」
ブレイディみかこ氏は、ロンドンの南の港町ブライトン在住。現地の「地べたからのポリティカルレポート」をネットに掲載している。2014年3月からのレポートをまとめたもの。 ...続きを見る

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2016/08/16 19:13
蓮池透「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」
蓮池透「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」 蓮池透さんは激しい人だ。 不正や政治家の不作為が許せないから、つい黙っていられず激しい主張をしてしまう。まったく動かなかった拉致問題が小泉訪朝で一挙に表舞台に担ぎ出され、舞い上がったり、周囲の求めに応じて激しい北朝鮮非難を言ったり。 いま、落ち着いて振り返って語る言葉は、かなり真実をついているようだ。 ...続きを見る

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2016/08/08 17:21
白井聡・内田樹「属国民主主義」
「夕陽の荒野をとぼとぼ歩いて行く青年と老人二人の落ち武者」と自嘲する内田氏、今は珍しいレーニン主義者の白井氏とともに、相変わらず素晴らしい視点で、安倍政権や劣化する日本に対する処方箋を描く。 といっても、あまり有効な処方箋はなさそうだ。  ...続きを見る

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2016/08/08 11:32
ジョセフ・E・スティグリッツ「これから始まる新しい世界経済の教科書」
そういえば、先般、安倍政権と大手メディアは、スティグリッツ氏の消費税増税反対の意見だけをとりあげたが、実は格差への対応等、全般的な経済政策の転換を提言していたらしい。 それは今の政権は聞く耳を持たないだろう。 この書は、あまりにも格差が広がったアメリカ経済を再生するための処方箋、教科書である。 サンダース氏ならともかく、誰が、この有益ですばらしい提言を実現してくれるのだろうか。 ...続きを見る

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2016/07/29 09:15
樋口陽一・小林節「「憲法改正」の真実」
ふたりの憲法学者、護憲派の泰斗樋口氏と改憲派の重鎮小林氏の、自民党改憲草案に対する批判的な対談である。 ...続きを見る

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2016/07/15 08:45
エマニュエル・トッド「シャルリとは誰か?」
トッド氏の著作はできるだけ読むようにしているが、多くの本は私の頭ではなかなか理解しにくい。 トッド氏は常に歴史や人口学を振り返って本質を追求してゆくから、この本ではフランスの歴史や地理を知らないと、正しい理解は困難だ。  ...続きを見る

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2016/07/11 11:32
政治は文化だと、私も思う
人づきあいの教則本や、人とのコミュニケーションのやりかたを教える本には、必ずといってよいほど、政治や宗教の話題は避けることとというのがある。 せっかく仕事でいい関係を構築しても、支持政党や、政治への考え方で、亀裂が生じかねないからだ。 ...続きを見る

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2016/07/09 10:47
半藤一利・保阪正康「賊軍の昭和史」
この前の戦争を、ある視点で大雑把に言うと、官軍が始めた戦争を賊軍が集結させた、ということができる。 その骨子を言うならば、官軍、すなわち薩長は、自分たちが作った国を自分たちがどう壊そうが勝手だと考える人々であって、賊軍の人々は、錦の御旗に敗れた経験を二度と繰り返したくないために天皇の終戦の意志を支えた、というのだ。 ちょっと無理な視点のような気もするか。 ...続きを見る

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2016/07/02 07:30
アマルティア・セン、ジャン・ドレーズ「開発なき成長の限界」
アマルティア・セン氏の著作は、よほど専門的なものを除き、できるだけ多く接してみたいとおもう。 この書は、全体で500ページ以上にも及ぶ大部であって、残念ながら、途中で時間切れになってしまった ...続きを見る

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2016/06/16 19:55
前泊博盛「本当は憲法より大切な日米地位協定入門」
戦後再発見双書の一冊。サンフランシスコ講和条約調印の日、吉田茂ただひとりが調印した安保条約と日米行政協定。前日まで調印の場所も時間も知らされず和文もなかった。治外法権や米軍がいつどこでも駐留する権利を確保した売国的条約。それを岸信介が改定したと安倍が誇る新安保条約と日米地位協定は、岸ではなくマッカーサー大使主導で進められ、上っ面の言葉は変わったが内容は全く変わらなかった。 ...続きを見る

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2016/06/16 19:31
参院選、舛添氏、甘利氏 ・・・ この国に希望が持てない
国会が閉幕し、議員特権の時期がなくなる直前、検察が甘利氏と秘書を不起訴とと決めたと報道された。 メディアが舛添氏で大騒ぎしているさなかだ。  ...続きを見る

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2016/06/09 10:11
菅野完「日本会議の研究」(扶
安倍晋三氏や最近の右傾化する自民党などを支える日本会議と、その周辺の人々の「研究」である。 恐らく、政財官、メディアなど、この「業界」の人は、みな知っている事実なのだろうが、 筆者が様々な資料を苦労して集め、裏を取って書いたところに、価値がありそうだ。 ...続きを見る

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2016/05/18 09:30
内田樹・福島みずほ「「意地悪」化する日本」
内田樹氏は私が最も信頼する論者のひとりだ。 福島みずほ氏との対談で、安保法制、安倍晋三氏・橋下徹氏の行動や心理の推理、日本社会の「意地悪」化・・・等々、ふたりの率直な意見交換だ。 内田氏は相変わらず鋭いが、福島氏はたいへんピュアな人柄のようだ。 ...続きを見る

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2016/05/09 17:34
小林よしのり・宮台真司・東浩紀「戦争する国の道徳」
ひとことで言えば保守の小林よしのり氏とリベラルの宮台真司氏が、その歴史認識の違いや政治的立場のちがいにもかかわらず、接近し、共闘して、「「ネトウヨ」化する安倍晋三政権に抵抗する「人民戦線」の設立宣言のような趣の書物になった」。共闘しなければならないほど事態は切迫していると、東氏は捉える。 ...続きを見る

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2016/05/07 16:25
矢部宏治「日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか」
孫崎氏の「戦後史の正体」で有名になった「戦後再発見」シリーズ。 これは孫崎氏の著述ではなく、矢部氏のもの。 全体的に、衝撃的ではあるが、多くの公開された米国の資料にもとづく分析で、かなりの部分は、おそらく正しい歴史事実なのだろう。 ただ、憲法制定過程は、ちょっと単純化しすぎているのではないかと、根拠はないが、そう思う。 ...続きを見る

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2016/05/05 15:33
吉松崇「大格差社会アメリカの資本主義」
吉松崇「大格差社会アメリカの資本主義」 内容に比してちょっとタイトルが大げさだなあ、というのが読後の第一印象。 大格差社会であることは否定していないけれど、主たる内容は、ピケティ批判と筆者の米国金融企業体験の話だ。 ...続きを見る

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2016/04/02 12:06
今井氏といい、乙武氏といい、自民党候補? は、どうしてロクでもない人ばかりか
今井恵理子氏が自民党から立候補を表明した途端、 パートナーのかなりモラールに反するスキャンダルが明るみに出た。 今度は、噂では発表目前と言われた乙武氏が、かなり背徳的な不倫報道だ。 ふたりだけだけれど、自民党候補? は、どうしてロクでもない人ばかりなのか。  ...続きを見る

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2016/03/30 09:14
高橋源一郎「ぼくらの民主主義なんだぜ」
高橋源一郎「ぼくらの民主主義なんだぜ」 朝日新聞で連載されている論壇時評だ。 新聞の方がたぶん時宜に適した印象があるだろうが、なぜか新聞紙上では殆ど読まない。 そのときどきの雑誌、単行本の話題を解題してくれる。 一冊通じて、概ね「民主主義」の在り様についての話題が多い。 高橋氏の主眼か、それとも時節か。 ...続きを見る

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2016/03/19 06:39
古市憲寿「保育園義務教育化」
新進気鋭の社会学者で、いろいろと引っ張りだこの人。 私が彼の著作に触れるのは3冊目だ。 言ってることはまあまあいいのだけれど、なんとなく、ほんもの感がしない、というのが、私の見方だ。 この本も、もちろん役に立つ人はいるだろうが、どこまで本気なのか。 社会学者と言うよりも、タレントの本みたいな、アバウトさがある。 ...続きを見る

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2016/03/12 13:58
「保育園落ちた 日本死ね!」におもう
「保育園落ちた 日本死ね!」で、一挙に活発になった待機児童の話題。  でもこんなに古くて新しい話もない。 どんな政治家も、知っているはずの課題だ。 あーそれなのに、それなのに。  一向に解決などしていないのだ。 それはもちろん、国も自治体も本気じゃないからだ。 ...続きを見る

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2016/03/10 19:29
橘玲「日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル」
久しぶりに最後まで読めず、2/3くらい読んだところでギブアップした。 決して難しい本ではないし、普通の人なら何の問題もなく読み進めて、自分の資産保護の参考にするだろう。 ...続きを見る

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2016/02/22 18:16
若森みどり「カール・ポランニーの経済学入門」新自由主義の誤謬が解る
カール・ポランニーの著作を紐解きながら、「経済的自由主義」のちに新自由主義と名乗る思潮に対する批判を歴史的に解説する入門書。 入門書とはいえ、経済学や金儲けには滅法弱い私には、かなりむずかしかったが、上っ面だけ要約すれば・・・ ...続きを見る

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2016/02/13 09:17
浜矩子「国民なき経済成長 脱・アホノミクスのすすめ」
以前ヘンなオバサンと思っていたが、FB友達のお勧めで著書を読むと、大変素晴らしい考え方の持主と知った。この本でも豊かな教養と人間性に裏打ちされた経済観でアホノミクスと政権の底流、本音の狙いをきめ細かく、徹底的に批判している。 ...続きを見る

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2016/01/28 08:39
おおた区民大学で西田亮介氏の講演を聴く。メディアの受け手はどうすれば強くなれるか!
おおた区民大学で西田亮介氏の講演を聴く。メディアの受け手はどうすれば強くなれるか! 大田区が開催している区民大学の人権塾2015、第一回は、公開講座として、西田亮介氏の講演があった。 人権塾の第一回目としてメディア論は意外な感じがするが、確かに、今の世の中、「知る」ことの始まりはメディアが多い。 だったら、正しく、適切に「知る」ことが出来ているか、という観点で、メディアを取り上げるのは、よいことなのだろう。 ...続きを見る

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2016/01/27 20:53
挙国一致の一億総活躍に参加できない年寄りは非国民として捨てられる
攻撃的で、反知性的とも言われる安倍政権の一億総活躍社会は、文字通り、挙国一致に奮励努力を求められる社会であって、当然、 それに参画できない人々がいる。 年寄り、障害者、子ども、シングルマザー、ホームレス、ニーと・・・・などなど、ようするに、ロクに仕事をできない、社会的弱者は、活躍で着ないのは非国民だとして、糾弾され、指弾され、相手にされず、捨てられる運命だ。 ...続きを見る

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2016/01/25 20:48
エマニュエル・トッド「「ドイツ帝国」が世界を破滅させる」
ソ連の崩壊を予言し、「帝国以後」で米国の終わりを語ったエマニュエル・トッド氏のインタビューを選択・翻訳してまとめたもの。 氏の著作は可能な限り追いかけている。 ジェフリーサックス氏にも近い人口動態から説き起こす歴史観や、家族制度に見る文化論は、嘘ばかりの経済統計や経済論より正しく歴史を見通せるようだ。 ...続きを見る

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2016/01/17 08:13
ジェレミー・リフキン「限界費用ゼロ社会」
封建時代の囲い込み、蒸気機関と印刷技術の第一次産業革命、石油と中央集権型コミュニケーションに裏打ちされた垂直統合型製造業の第二次産業革命、そして限界費用ほぼセロの現在、再生可能エネルギーと分散型コミュニケーションのIoT・・・・と、歴史的にも壮大で、コミュニケーション、エネルギー、ロジスティックスの三分野のセットで文明を語る幅広い内容は、最新の教養を得たい人にはたいへんありがたい内容だろう。再生可能エネルギーがすぐにでも主流になる見通しや、GNU GPLの話題 ・・・などなど、なんとも守備範囲の... ...続きを見る

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2015/12/26 10:32
ポール・ロバーツ「「衝動」に支配される世界」
原題が”The Impulse Society: America in the Age of Instant Gratification” この邦題が「「衝動」に支配される世界 我慢しない消費者が社会を食いつくす」・・・読後の印象も、この邦題は、まちがいはないけれど、なんとなくしっくりこない。 ...続きを見る

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2015/12/26 08:55
孫崎享・マーティン・ファクラー「崖っぷち国家日本の決断」
大使まで務めた外務官僚がこんなにリベラルなのが驚きだ。対談相手のファクラー氏はNYTの東京支局長で、リベラルだが保守でもある。両者とも日本も米国と同様に既存権益層である一部グループの支配になっていると、日本が崖っぷちであるとの認識では一致している。 ...続きを見る

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2015/12/25 13:29
安保法制を嫌うわけ
いわゆる戦争法案が「成立」してから、もうすぐ三カ月になる。   参院選の準備が自民党・公明党は着々と、つまり、金のバラマキにょって勝とうとする準備が進んでいる。  しかし、野党の連合は遅々としてすすんでいない。 そろそろ絶望的な感覚を抱き始めている。 ...続きを見る

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2015/12/08 17:29
大阪維新の勝利、安倍晋三氏の外遊、共謀罪の復活 ・・・ このロクでもない日本の現在
大阪維新の大阪府知事、大阪市長のダブル選挙は、事前の予想通り、大阪維新の圧勝に終わった。  大阪府民・市民は、信じられないくらい酷い判断を示したわけだが、誰を責めてもせんないことだ。 昔から、横山ノックなどが当選する酷い土地柄だからしようがない土地だが、できることなら大阪は日本から独立して離れていってほしいものだ。  ...続きを見る

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2015/11/25 09:35
ミシェル・ウエルベック「服従」 フランスがイスラム化?興味深いが小説としてはどうか?
小説であるのに佐藤優氏の解説が付されている。宗教と政治について語れる人は多くないからだろう。2022年大統領選挙の第一回投票で、フランス国民は、第一党の極右ファシスト政党の国民戦線か、第二党イスラーム同胞党かの究極の選択を迫られた。主人公フランソワは、19世紀の作家ユイスマンスの研究者で、パリ第三大学の文学部の教授だが、政治的立場も特になく、若い女子学生との情事を楽しんでいる。 ...続きを見る

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2015/11/12 12:20
エリック・ブリニョルフソン他「ザ・セカンド・マシン・エイジ」
産業革命を第一機械時代、指数関数的な高性能化、デジタル化の「目的に向けて環境を制御する頭脳の能力」、組み合わせ型イノベーションの現代を第二機械時代と名付け、「人間は馬と同じ運命をたどるのか」つまり、技術革新のために用なしになるのかという簡単な問いに対する答えが400ページにわたる。流行に流されない真っ当な内容で読みでがある。格別新しい知見はないが、整理や集大成といった印象がある。 ...続きを見る

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2015/11/09 11:01
長谷部恭男編「検証・安保法案 どこが憲法違反か」
木村草太、長谷部恭男、大森政輔、青井未帆、柳沢協二、各氏の問題点・論点の解説が約80頁、法案が資料として約120頁。さすがに法案を丹念に読む気はしないけれど、さすがこれだけの論客だと、ポイントをついた論点が読める。 ...続きを見る

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2015/10/20 20:07
松島泰勝「琉球独立論 琉球民族のマニフェスト」
琉球は15世紀前半に統一王国となり、14世紀から1866年まで冊封体制が続いた。1852年ペリーは琉球に上陸し翌年琉球王国とも修好条約を締結、独立した国だった。 ...続きを見る

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2015/10/15 13:12
植木千可子「平和のため戦争論」 必読のお薦め本
筆者は国際関係と安全保障の専門家。 戦争の起こり方、抑止力とは何か、そして、日本の安全保障の選択について、たいへん分かりやすく、冷静に解説されている。 文句なくお薦め本だ。 ...続きを見る

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2015/10/12 09:36
谷山博史「「積極的平和主義」は、紛争地になにをもたらすか?! NGOからの警鐘」.
7.25発行だから強行採決前だが議論は明快だ。 閣議決定、法案の内容について、紛争地の経験豊かな谷山氏や多くのJVCのボランティアが批判する。アフガニスタン、イラク、スーダンなど、軍事的に当事国になっていないからこそ、日本のボランティアチームは現地に受け入れられた。安倍首相の説明も絵空事、机上の空論と、たいへん厳しい。  ...続きを見る

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2015/10/04 10:04
星徹「私たちが中国でしたこと 中国帰還者連絡会の人びと」
満州でソ連の捕虜となり、偶々日本に送還されずに中国に移送された方々、中国でつかまった方々が、戦犯として撫順と太原の戦犯管理所に集められた。 そこで、静かに学習・反省を繰り返し、自らの犯罪行為を認め、告白した人びとが、処刑されることなく、日本に帰される。 彼らは中国帰還者連絡会を組織し、自分達の犯罪行為を冊子にしたり、講演したりして、語り続けた。 ...続きを見る

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2015/10/01 16:19
藤井聡「<凡庸>という悪魔 21世紀の全体主義」日本社会の問題を的確に解説した良本
いまの日本社会を覆う問題には、思考停止とその結果もたらされる全体主義的な思潮がある。 その全体主義的風潮を、ハンナ・アーレントなどを引用して解説する、たいへん分かりやすい、入門的、初歩的な本として優れている。  ...続きを見る

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2015/09/26 07:41
安保法案に安倍晋三氏という人を推量して見る
ここまで立法事実・根拠もないことが明らかになり、違憲であることが証明され、国民の反対が賛成の倍もある、そんな状況で、なぜ、安倍晋三氏とその仲間たちは、法案成立に邁進するのだろうか。   ...続きを見る

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2015/09/17 07:29
国会前に行って、この政権と反対運動を思う (続)
高村氏や安倍晋三氏、そして、磯村氏の言動から、彼らの考えを探ってみる。 彼らは本心では、この法案は違憲であり、バグだらけだと認めているのだろうか。 ...続きを見る

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2015/09/15 09:18
国会前に行って、この政権と反対運動を思う
8/30に続いて、9/14に、2週間ぶりに国会正門前にゆく。 相変わらずの、子供から年寄りまで多様な年齢、多様な組織・個人、多様な創意工夫による反対の意思表明・・・70年代、80年代の暴力的政治闘争からは想像もつかない多様性と和やかさだ。  しかし、9/14は、かなり警視庁も気合がはいっているようだった。  ...続きを見る

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2015/09/15 05:40
消費税軽減税率代替の還付制は、公明党も賛成なら公明党も終わりだ
最初に問題にしたのは、レジで金額が解っているなら、なぜ、そこで、還付せずに後でまとめるのか。 一体、そのデータをどこにまとめておいておくのか。 実現可能性に問題あると指摘した。 ...続きを見る

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2015/09/10 05:42
白井聡「永続敗戦論」
ところどころ意味不明だが、たいへん読みごたえある、お薦め本だ。 ...続きを見る

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2015/09/08 20:37
軽減税率の還付方式っていう財務省案、実現可能性があるの? 公明が了承したらしいけれど。
朝日の朝刊によれば、公明党も財務省案の還付方式による「軽減税率」を了承とのことだ。数日前は財務省案に公明党が反発とされていたけれど、また妥協して、「立派な軽減税率」と自分に言い聞かせているようで、情けない。 ...続きを見る

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2015/09/08 06:25
8/30 安保法制反対国会前大集会に参加して
8/30は絶対参加しようと思っていた。 個人滝には夜よりは参加しやすいし、なんとしても、目標通り、10万人は集まらないと、みっとみないと思ったからだ。  ...続きを見る

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2015/09/01 17:12
ジョゼフ・E・スティグリッツ「世界に分断と対立を撒き散らす経済の罠」
お薦め本だ。 私は、最近、経済学は現実の課題に対する処方箋を作れる「学」になりえていないのではないかと思っている。 フリードマンや竹中平蔵などの経済学者は世のためになっていないのに、政権の政策を左右する。  アマルティア・セン、ジェフリー・サックス、ポール・クルーグマン、そして、この人、ジョセフ・E・スティグリッツは、世のため人のためになっている経済学者なのに、十分政策に反映できていない。  ...続きを見る

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2015/08/26 08:55
畑村洋太郎「技術大国幻想の終わり」
失敗学で有名な畑村氏の現状認識と日本の製造業への提案だ。 ものづくり、つまり日本の製造業に対する課題の認識には、さすが得意分野と思うが、それ以外の日本社会についての議論は、やや平凡で、畑村氏に対する期待がかなりしぼんでしまったことは否定できない。 ...続きを見る

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2015/08/23 17:16
安田浩一「ヘイトスピーチ 「愛国者」たちの憎悪と暴力」
「朝鮮人は、ゴキブリ、死ね」「朝鮮人は二足歩行するな」、「殺してあげたい」・・・など口にするのも恥ずかしい言葉で街宣を繰り返す人々がいる。 それもごく普通の若い人びとが多いらしい。  幸い実際に直面したことはないが、聞くに堪えないことだろう。  ...続きを見る

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2015/08/17 09:33
堤未果「沈みゆく大国アメリカ <逃げ切れ!日本の医療>」
米国の強欲な投資家、保険会社、製薬会社は、強力な資金力でワシントンを制圧、医療・介護で最大の利益を上げる仕組みを作ってきた。  保険会社は幹部をオバマのスタッフとして送り込み3000頁にのぼるオバマケア法を作り上げた。  協力した大学教授は国民が愚かで無知だから成立した法だという。 ...続きを見る

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2015/08/13 09:09
伊勢崎賢治「日本人は人を殺しに行くのか」は、いま必読の本
筆者は東ティモール、アフガニスタンで武相解除などの重責を果たした希有な、自称「紛争屋」だ。 「紛争屋」の経験と視点に基づいて、集団的自衛権の行使容認の動きを厳しく批判する。 ...続きを見る

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2015/08/06 15:59
内田樹編「日本の反知性主義」
総理補佐官磯崎陽輔氏、橋下徹大阪市長、安倍晋三氏、佐藤正久氏などを、その例として、いま、反知性主義の蔓延が指摘されている。  ...続きを見る

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2015/07/24 14:37
集団的自衛権に傾倒するひとびとは、たぶん国を守る気概に欠けている
いま、自公政権がまとめた集団的自衛権に傾倒するひとびとは、論理的に言って、たぶん国を守る気概に欠けている人々だと思える。  ...続きを見る

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2015/07/15 17:08
安保法制の議論におもう
自民党も推薦した憲法学者に違憲と言われて、一挙に反対運動が賑やかになった。 件の教授を推薦した船田氏はぼこぼこにされたろう。  しかし、こんな事態でも安倍晋三氏や菅 義偉氏は、蛙の面になんとか、とか、どこ吹く風、のようだ。 安心しきっているのだろう。  ...続きを見る

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2015/06/26 12:35
笠井潔/白井聡「日本劣化論」
笠井潔氏は初めての体験である。 作家や学究というより、活動家にして論客といった雰囲気だ。 それも並みの論客ではない。 日本の劣化については誰も否定しないだろう。 その劣化の内容の解説には、目から鱗のような思いもある。 ただ我々の世代特有な、じゃあどうしたらいいんだに対する答が少ないような気もする。 ...続きを見る

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2015/06/06 09:00
副島隆彦「官製相場の暴落が始まる」
有名な方だが、著作を読むのは初めてかもしれない。 なかなか思い切った発言をされる方だ。 ただ、それが決して眉唾な感じがしないのは、政権・官庁・日銀に対する不信感の方が遥かに大きいからだろう。  ...続きを見る

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2015/06/04 19:24
安保法制の議論におもう
「解釈改憲」で集団的自衛権を可能にした閣議決定を受けて、その他のグレーゾーンも含めた安保法制の議論が始まった。 つくづく、安倍晋三氏の言葉に辟易すると同時に、恐怖も感じるのだ。  なぜ、この人の言葉に、イライラを感じるのだろう。  ...続きを見る

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2015/05/21 05:25
辺見庸x佐高信「絶望という抵抗」
辺見庸氏の絶望と怒りが伝わってくる。 私なりに解釈すれば、もう間に合わない、個として刺し違えるくらいの思いしか手がないという絶望だし、戦後民主主義の守り手と見えた知識人、文化人たちの覚悟のなさとあいも変わらぬやり方だ。 ...続きを見る

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2015/05/15 15:09
富岡幸雄「税金を払わない巨大企業」は、もっと多くの人に読まれていい
「税に70年近く携わり、税を50年以上研究し続けて、税の表も裏も知り尽くした私が、日本の財政や税制を真に改革するための遺言として、本書を著しました」との、富岡氏の主張は、法人税制は大企業を優遇し、所得税は富裕層を優遇しすぎており、その歪みを正すだけでも日本の財政の健全化をもたらすと確信している。 ...続きを見る

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2015/05/04 05:05
森達也・礫川全次「宗教弾圧と国家の変容」
森達也・礫川全次両氏の対談集となっている。 対談だから読みやすいが、論が整理されにくいという点もある。 おふたりが問題としているのは、オウム真理教の事件の解明ができていないこと、麻原彰晃の法廷は異常であること、オウム真理教事件以後、日本社会の集団化、同質化が進んだこと、そして、全体としてオウム真理教に対する宗教弾圧という見方もありうること・・・のように見受けられた。 ...続きを見る

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2015/04/15 17:02
竹信三恵子「ピケティ入門」
入門解説書として、ちょうどよい長さと内容分かりやすさで、お薦め。 エッセンスは以下に凝縮されている。 「ピケティのいう富裕層の政治支配は日本ではすでに実現しています。資産格差と賃金格差、その集積としての政治支配という一連の構図がきれいに出来上がっているからです。 ところが、政府によるマスメディア支配もあって、そのことを一般の人が理解できないまま、規制緩和はいいことだ、お金持ちにカネを回せばトリクルダウン効果でカネが回ってくる、とうれしげに口を開けて見ています。そんな異様な社会に、私たちはいるので... ...続きを見る

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2015/04/15 14:22
堤未果「沈みゆく大陸アメリカ」
TPPを推進したり、かつての年次改革要望書に沿った動きをしたり、次は日本がこんなどうしようもない社会になるのかと思うと、恐ろしい思いがする。 、 どうしてこんなことになってしまったのか。読めば読むほど絶望的な状況で、読む気にならない。オバマの皆保険制度は設計ミスか、若しくは、設計に携わった回転ドアを行き来するロビイストが作り上げた確信犯行為だ。政府が薬価交渉権を持たず、製薬会社が好きに薬価を決め、営業することなくオバマケアが買ってくれる。 保険会社は医師の処方に文句をつけて薬の選択を減らそう... ...続きを見る

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2015/04/06 14:28
池田信夫「日本人のためのピケティ入門」
恥ずかしながら、入門書を読んでもわからない。 経済学はほんとうに苦手だ。  しかし、結論は素晴らしく良い。  「資本主義には不平等化の傾向がある」から、それを是正するために、 「ピケティが提案するのは、グローバルな累進資本課税と、世界の政府による金融情報の共有」。 ぜひとも実現してほしいものだ。 ...続きを見る

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2015/04/03 08:41
増田寛也編著「地方消滅 東京一極集中が招く人口急減」
2040年の若年女性の数が東京大田区でさえも、2010年比して19.6%減となる。出生率など「率」だけで考えていると見えないものが絶対数で考えると見えてくる。徳島市で-49.1%,、50%を超える893自治体が消滅可能性自治体と定義されている。北海道、東北に多いが全国にわたっている。消滅は、先の話ではなく、すでに地方から進行している。 ...続きを見る

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2015/03/19 04:54
佐藤優「創価学会と平和主義」
佐藤優氏と創価学会の組み合わせが意外におもえて手に取ってみた。 結論的には、提灯ではないかとか、本当かとか、疑問は残るが、創価学会への理解は深まった。 そういう意味で良い本ではある。 ...続きを見る

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2015/03/13 04:17
NHK Eテレ「こころの時代〜宗教・人生〜 アンコール「イエスと歩む沖縄」」
こころの時代〜宗教・人生〜 アンコール「イエスと歩む沖縄は、2013年12月に放送された番組の再放送だ。 アンケートなど、再放送の希望が多かっただけかもしれないが、NHK ETV現場の最近のNHK経営層に対する無言の抵抗だったらと期待してしまう。 ...続きを見る

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2015/03/01 15:12
白石草「ルポ チェルノブイリ28年目の子どもたち」
福島の子どもたちに甲状腺がんが発症している。 しかし政府は原発の影響とは「考えにくい」としている。 私はこの「考えにくい」という言葉が嫌いだ。  「本当はそうかもしれないけれど否定しておく」というニュアンスだ。 もっと白黒はっきりしてほしい、はっきりできないなら否定せずに解らないと言ってほしい。 ...続きを見る

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2015/02/11 14:18
内田樹「街場の戦争論」 ・・・ 日本人必読の書
全国民必読の書といっていい。 尊敬する内田樹氏が、日本の状況に対して、かなりの危機意識をもって語っている。 別に処方箋があるわけではない。 そこは不満ではあるが、頼り過ぎてもいけないのだろう。  ...続きを見る

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2015/02/10 10:54
早川タダノリ「「愛国」の技法」
時には、右翼系の本も読んで考えを知っておきたいと、早川タダノリ氏の「「愛国」の技法」を手にした。書名をみて勝手に右翼系と勘違いしたわけで、大きな誤解だった。むしろ、戦争を推進するために創られた、当時の貴重な官民の資料を使った数々のプロパガンダを紹介して、警鐘を鳴らしている。  ...続きを見る

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2015/02/05 07:18
イスラム国邦人人質事件に日本を見る
このような大事件が起こると、日本の人々は、(どこの国も同じかもしれないが) 、皆、好き勝手なことを言う。 安倍政権が、これを利用して自衛隊派遣に弾みがつくとの意見には、私も同意見だ。  ...続きを見る

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2015/02/01 08:38
朴裕河(パク・ユハ)「帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い」
韓国人大学教授による慰安婦問題に関する解説と提言。 韓国語版が2013年8月にされ、筆者の期待したほどの反応が無く、シンポジウムを開催したらしい。 その後やや話題になったが、支援団体から、元慰安婦の名誉を棄損したと訴えがあった。 この日本語版と同じ内容ならば、確かに、韓国の支援団体の考え方や行動に厳しい内容である。  ...続きを見る

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2015/01/18 12:49
クローズアップ現代「モノが運べない!?“物流危機"」
アベノミクスではまったく配慮されていない、藻谷氏や冨山和彦氏が強調している生産年齢人口の減少、つまり人手不足がドライバーにも及び始めたようだ。 コンビニやネット通販での運送品質維持に関する工夫や、労働条件や送料負担、昔懐かしいモーダル・シフト(昔と逆方向)の話題だった。  ...続きを見る

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2015/01/15 14:37
伊東光晴「アベノミクス批判」
株高は外人投資家の投機のためであり、円安は為替介入が原因であって、安倍・黒田氏のアベノミクスの効果ではない。 第二の矢の公共事業は、財務官僚が無視しているので何の予算措置もなく実現されない。  原発輸出、非正規の拡大など労働市場の政策など、第三の矢は効果もないし、政策自体に問題がある。  ...続きを見る

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2015/01/10 20:16
冨山和彦「なぜローカル経済から日本は甦るのか」
私には、たいへん勉強になる良い本だった。 中小企業というと大田区の町工場がよくでてくるが、実は中小企業の大半は、非製造業でローカルな経済圏にある。  医療、教育、交通などの公共サービスをはじめ、小売業なども、需要がなくなることはないし、グローバルに対応する必要が無い。   ...続きを見る

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2015/01/05 18:46
デイヴィッド・ピリング「日本―喪失と再起の物語 上/下」
原題は“BENDING ADVERSITY JAPAN AND ART OF SURVIVAL” で、「喪失と再起の物語」という邦題は素晴らしい。  「日本と日本人」論ではあるが、むしろ、「物語」と呼ぶのにふさわしい。  ...続きを見る

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2015/01/01 18:42
ダン・セノール「アップル、グーグル、マイクロソフトはなぜ、イスラエル企業を欲しがるのか」
IBM PC搭載インテルはイスラエルの技術者が本社を説得した独創的なものだったが、製造は数社に委託された。80386のときはインテル一社供給を実現し、湾岸戦争でロケット弾が落ちる中、8割にも及ぶ自主的出勤者がガスマスクをつけながら生産、供給を絶やさなかった。いまインテル内でイスラエルの存在は巨大だ、常に戦争のリスクがあるのに。 イスラエルは、テクノロジーのスタートアップの数が図抜けて多い。医療、バイオ、システム系が特に多いが、マイケル・ポーターの説く「クラスター」が成立している。有利な資金支援... ...続きを見る

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2014/12/08 20:01
半藤一利・保阪正康「日中韓を振り回すナショナリズムの正体」
「本当に、イヤな時代になりました。」・・・250頁も読んで最期の言葉がこれでは立つ瀬がない。半藤氏保阪氏のような論客をして、ただ嘆くだけでは、一体、日本の行く末を憂慮している一般人はどうしたらよいのか。 お二人は具体的な対策をお持ちでないようなので、せいぜい言論の世界や講演活動でご活躍いただきたい。   ...続きを見る

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2014/12/06 19:52
ハリケーン対応のアメリカの「タイムライン」は、さすがだ。 日本はやはりシステムが弱い
ハリケーン、サンディの時に発揮された「タイムライン」は、上陸72時間前に政府が発動し、州知事が引き継いで非常事態宣言を出し、24時間前には、避難が始まる。 非常事態だから、地下鉄も停まるし、証券取引所も休みとなる。 ただ宣言だけ出して、あとは市町村や個人の自己責任なんて日本的なことはなく、トップダウンだ。  ...続きを見る

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2014/11/24 12:43
水野和夫「資本主義の終焉と歴史の危機」は、お薦め本。 ほんとうのことだろう
資本主義に代わるシステムを知恵を出し合って創りださないと、資本主義の終焉とともに民主主義が崩壊すると危機を訴えている。先進国と後進国、北と南、というように「周辺」を必要とする資本主義は、新興国の成長とグローバリゼーションによって、国内に「周辺」を創りだす、つまり、格差を拡大させ、中間層を崩壊させてゆき、中間層によって支えられている民主主義が崩壊するのだ。 ...続きを見る

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2014/11/06 19:11
古市憲寿「だから日本はズレている」
「「おじさん」とは、「いくつかの幸運が重なり、既得権益に仲間入りすることができ、その恩恵を疑うことなく毎日を過ごしている人のこと」であって、「自分の幸運を棚に上げて、不遇な状況にある人を自己責任だと切り捨てる」・・・そういう「おじさん」は、かりに日本がおかしくなったことに気づいても、「ズレた」ことしか考えつかない。 例えば東京オリンピックの招致で日本をひとつにしようとか、例えば強いリーダー出現で日本が変わると期待したり、例えば「若者」が日本を変えてくれるなどという幻想を抱く、挙句の果てはポエムの... ...続きを見る

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2014/10/22 07:34
岩本沙弓「アメリカは日本の消費税を許さない」は、日本が変わるための必読の書
筆者岩本沙弓氏は初めて知った。 目から鱗の連続で、これは文句なくお薦め本と私は言える。 筆者は輸出還付金を大企業に払う消費税は、非関税障壁であり、消費税増税と法人税減税のセットは、付加価値税を実施しない米国にとって、報復措置の対象であると喝破し、ただでさえ消費税は国民や中小零細企業にとって厳しい税であり、国民経済を考えると、法人税増税+消費税凍結が正しいと主張する。 ...続きを見る

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2014/10/16 07:44
水野和夫「世界経済の大潮流」は、内容はともかく格調高い
水野和夫氏の著作は初めて読む。 読みやすく、日本の経済書には珍しく世界史的な発想で描かれている。 ただし、私には著述の正しさの程度はわからない。  ...続きを見る

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2014/10/06 11:26
ETV特集「“戦闘配置”されず 〜肢体不自由児たちの学童疎開〜」
肢体不自由児は次世代の戦力にならないから、「戦闘配置」の一環である学童疎開は、国も東京も計画しなかった。 唯一の肢体不自由児の学校である世田谷光明学校の松本校長は、粉骨砕身・東奔西走して20年5月に上山田への疎開を実現させた。 世田谷の校舎はその10日後に空襲で焼けおちた。  ...続きを見る

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2014/08/10 11:02
NHK Eテレ「戦後史証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたのか 司馬遼太郎」
NHK Eテレ「戦後史 証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたのか 司馬遼太郎」 ...続きを見る

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2014/07/27 15:50
ヘンリー・サンダース「チャイナズ・スーパーバンク 中国を動かすなぞの巨大銀行」
中国開銀(中国国家開発銀行)の発展の経緯や、陳総裁のビジョンや政策、融資の実態などを、ジャーナリストであるサンダース氏が、入手できる少ない資料で紐解いている。  ...続きを見る

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2014/07/27 13:32
陳破空「日米中アジア開戦」・・・なにか開戦が不可避のように思えてくる
天安門事件のリーダーの一人で米国亡命中の陳氏だからか、あるいは、これが本当だからか、中国共産党、人民解放軍の腐敗に対する批判が激しい。  ...続きを見る

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2014/07/25 06:16
内田樹編「街場の憂国会議」国を憂う全国民必読の書
内田樹氏は、いつもたいへん示唆に富む論を提供してくれる。 今回も、内田樹氏が呼び掛けた8人と内田氏自身の指摘は、たいへん鋭く現在の日本を浮かび上がらせる。 彼らも、現状を憂えているが、私も、相当日本の将来を心配しているのだ。  ...続きを見る

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2014/07/18 06:23
早く死んだもの勝ちです。これからの日本に生き残ってなにも良いことはない
最近、とみに想う。 早く死にたいと。 早く死んだもの勝ちだ。 だって、これからの日本に生きていて、何か良いことが予想できるだろうか。 いいことなど何も無いじゃないか。   ...続きを見る

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2014/07/14 12:17
田中聡「陰謀論の正体」は、哲学的で理解が難しいが、なかなか的確な主張が多い
せっかく陰謀という面白いテーマなんだから、もっと読み手がわくわくするような書き方をすればよいのにと思いながら読み進めたが、なかなかどうして、哲学書とか思想書のような味わいがあり、幻冬舎新書にしては、難解だ。  ...続きを見る

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2014/07/06 14:59
集団的自衛権、行使容認の閣議決定におもう。
安倍晋三氏は、なぜ、この集団的自衛権の行使容認を悲願としていたのだろうか。  米国の要求? アーミテージら日本通?と官僚たちの説得によって?  普通の国のように軍隊をもちたかったから? こわもての国にして中国に対抗したかった?  ...続きを見る

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2014/07/04 06:10
消費税増税後の10日間・・・先行きは暗い
4月1日の消費税増税から10日以上たった。 たかが3%程度の上昇なのに、なかなか生活者には厳しいものがある。 ...続きを見る

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2014/04/13 12:23
菊池英博「そして、日本の富は略奪される」・・・日本の米国への植民地化が進む
よくこんな議論がある。中国と米国を比べて、辺境の国日本はどちらかにつかねばならないのなら、民主主義の価値観を共有しているから、米国の方がマシなのだという議論だ。 しかし、この本を読んで思った。 あくまで私見だが、むしろ米国の方が危険なのかもしれないと。 ...続きを見る

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2014/03/24 07:59
ジョン・W・ダワー,ガバン・マコ―マック「転換期の日本へ」
かなり"過激な"マコーマック氏の主張は、日本は米国の属国で、沖縄の民主主義を東京が抑圧している。 沖縄が東アジアの共同体の核になることを期待する、ということだ。 ダワー氏はそこまで楽観的ではない。 サンフランシスコ講和条約から中国、韓国が排除されたことで、極めて歪な形で戦後の体制が進められた。 それは、米国がソ連、中国封じ込めのために構築した東アジア支配の構造だ。 それがいま限界に、転換期に差し掛かっている。 ...続きを見る

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2014/02/28 09:19
この国に長く生きるのは不幸かもしれない
この国に長く生きるのは不幸かもしれない。 領土のためなら戦争も辞さない、いや、何のためなのか米国の戦争に積極的に加担しようという人々も少なくない。 積極的に平和のためと称する戦争に出かけようと言うのである。  ...続きを見る

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2014/02/25 05:24
高橋源一郎「101年目の孤独」訪ねた弱者は、決して弱者ではない
他の本を探していたら、心に引っかかる本があって、手に取った。この「101年目の孤独」だった。 高橋源一郎氏は、私と同年代の、どちらといえば左翼の人で、どんな小説を書くのかも知らない。 この本は、小説ではなく、訪ねて行った希望の場所の記録だ。心に残る、素晴らしいところを紹介してくれている。 ...続きを見る

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2014/02/11 19:19
舛添氏の都知事誕生に思う・・・この低投票率は日本人の愚かさにつきる
「「世界一」の東京をつくる」など、「具体的」なアピールが功を奏したと、公明党代表が語っていたが、一体どこが具体的だったのだろう。 全てに世界一など、具体的でないことおびただしい。 舛添氏の当選は、知名度と、イメージと、自公の組織票だ。 自公の組織票で230万あると言われるが、211万の得票は、その組織票にも足りなかった。 ...続きを見る

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2014/02/10 05:23
ナシーム・ニコラス・タレブ「ブラック・スワン(下)」
再挑戦の今回は、一応最後まで目を通した。 目を通したが、理解できたとはとても言えない。苦手な経済学の上に、統計学、哲学の視点や文明論などが乗っかっている。更に言葉の使い方が特殊で、諧謔なのか真面目なのか解らないところもある。理解しにくいのを訳の所為にしたくもなる。 ...続きを見る

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2014/02/08 07:56
都知事選に思う
都知事選投票日まで4日となり、もうすこし盛り上がっても良い選挙戦なのに、盛り上がりが抑えられているような気がする。 マスコミは、細川・小泉連合の報道を抑え気味にしているようにも見え、そのせいか盛り上がらない。 ...続きを見る

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2014/02/05 08:11
ナシーム・ニコラス・タレブ「ブラック・スワン(上)」
たいへん率直で、経済学者などをこき下ろしている(らしい)懐疑的実証主義者でもあり、金融実務にも長けたタレブ氏のこの本は、たいへん魅力的である。 ベクトルは私と合致しているだろうと思いこみながらも、正直言って、何を言っているか解らないことが多すぎる。 部分的に理解できるところが、自分の趣向とおなじと勘違いしているからかもしれず、ほんとは理解などしていないのかもしれない。 ...続きを見る

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2014/02/01 17:43
堤 未果「兜n困大国アメリカ」にみる恐ろしい米国は明日の日本か
堤未果氏のこのシリーズはどの本も衝撃的だ。日本の将来の姿と思うとぞっとする。一貫して1%と99%の二極化拡大に警鐘をならしている。 反論も少なくないらしいが、私はたぶん、堤氏の報告は正しいのだという気がする。  ...続きを見る

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2014/01/29 05:43
ナシーム・ニコラス・タレブ「強さと脆さ」
私には難解で殆ど理解不能だった「ブラック・スワン」の著者ナシーム・ニコラス・タレブが、その3年後に著したエッセイ(?)。  訳者によれば、追加版とし執筆されたものを別冊にしたとか、よくやることらしい。  ...続きを見る

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2014/01/22 07:16
ジョージ・A・アカロフ,ロバート・J・シラー「アニマル・スピリット」
結論的にはそんな難しい話ではないと思うが、文章は晦渋で、経済用語は遠慮会釈なく専門的だから、私には理解しにくかった。「アニマルスピリット」なる用語も「人々の考え方や感情を律する思考パターン」を言い換えていて、安心、公平さ、貨幣錯覚・・などの例を挙げている。 ...続きを見る

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2014/01/11 10:32
ニーアル・ファーガソン「劣化国家」・・・うーむ、ちょっと理解しにくかった
2014年最初の本は、よく理解できなかった。 年末年始の酒まみれの頭のせい、つまり殆どは私の原因だが、1%は、この本にも原因がある。西洋の衰退の原因を民主主義、経済、法の支配、市民社会・・という観点でとらえ、幅ひろい含蓄に富んだ論を張っている。 しかし、どうも私の頭には、論理の飛躍や、えり好みが激しいように見えて仕方ない。  ...続きを見る

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2014/01/05 07:41
浜矩子「アベノミクスの真相」
どなたかのお勧めで浜矩子氏の書を手にしてみた。私は浜氏を酷く誤解していたようだ。こんな素晴らしい考え方経済への深い理解を持っている人とは思わなかった。浜田宏一氏の曖昧な日銀批判より、浜氏の白川日銀と黒田日銀の違いの解説の方がなっとくできる。 ...続きを見る

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2013/12/27 20:37
中野剛志「保守とは何だろか」・・・今年のベストと言ってもいい良書
現代の「保守」は、政治的には強い国家を目指しながら、経済的には新自由主義を支持し、国家を極力小さなものとしている、矛盾した存在だ。19世紀の保守主義者、コールリッジの思想を紐解き、真正の保守は何かを問う。  ...続きを見る

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2013/12/22 14:00
田中秀明「日本の財政」、かなり財政再建は悲観的だとわかった
要するに日本の財政規律を回復するのは絶望的な感がある。 予算編成は「異なった人にとって異なった価値を持つ異なった事業計画を相互に比較するというたいへんな仕事」(ウィルダフスキー1972であり、)余程のリーダーシップがなければ、抜本的に改善するのは、制度的に無理という印象がある。  ...続きを見る

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2013/12/09 09:58
米国国家情報会議編「 2030年世界はこう変わる」いずれにしても日本は衰退の見通しだ
CIAから分離した米国国家情報会議がまとめたレポートで、大統領はじめ、米国国家戦略に関わる人向けに作られたものと、立花隆は解説している。 ほんとかな?  ...続きを見る

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2013/12/07 14:35
海渡雄一・前田哲男「何のための秘密保全法か」明快な米国主導の立法化
薄い岩波ブックレットでも中身は濃い。昨年10月発行だから、最近の話題ではないが、秘密保全法の歴史は結構古い。 米国とのミサイル共同開発や、自衛隊航空本部を横田基地に置くなど米軍との一体化にともない、包括的に軍事情報を秘匿する立法を米国から要請されているからだが、原型は2007年に締結されたGSOMIA(ジーソミア)、日米軍事情報包括保護協定にあるという。ミサイル共同開発は、武器輸出三原則撤廃につながる。 周辺も、原子力基本法に「安全保障に資する」を入れたり、JAXA設置法から「平和目的に限る」を... ...続きを見る

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2013/11/30 11:03
田中淳夫「日本人が知っておきたい森林の新常識」は、予想通り知らなかったことばかり
植物は光合成するが呼吸もするので、新たに酸素を供給しているわけではないと、以前呼んだことがある。 この本でも、森林はCO2を吸収し酸素を提供するという知識は間違いだと言うところから始まる。  ...続きを見る

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2013/11/16 16:04
長谷川幸洋「政府はこうして国民を騙す」・・読み進めて腹立たしさが繰り返し増してゆく
今年1月発行の新書だが、2011以降のWebサイト「現代ビジネス」記事から選んでまとめている。官僚のメディアを使った情報操作、全部嘘だった検察の小沢捜査報告書、原発事故後、始めから東電、銀行、株主を救済する目的で、機構に返済する義務のないルートを作った経産省、大飯再稼働のために、ころころ方針を変えた野田政権と官僚、財務省と官僚の言いなりになって増税に走った後財務省に捨てられた野田氏・・・など、読み進めていくにつれ、腹立たしいことばかり。 ...続きを見る

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2013/11/03 10:33
藻谷浩介「デフレの正体−経済は「人口の波」で動く」はアベノミクスより実態がありそう
「里山資本主義」の著者が2010年6月に書き下ろした本だ。 日本経済の問題は、主として生産年齢人口の減少にともなう内需消費の減少の問題であるとする。 だから、金融緩和や財政出動による景気対策は筋違いというもの。 ...続きを見る

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2013/10/25 17:40
2020東京オリンピック決定・・・それでも、この招致は好きになれない
朝起きて、2020東京オリンピックの決選投票の結果待ちとテレビで放映していた。 相手がイスタンブールと聞いて、東京になると思った。 ロンドンの賭けでは東京の1.8倍に対して、イスタンブールは7倍。 その後テレビのニュースは見たくなくなった。 「夢」だ、「感動」だのと、脳天気で、大騒ぎの日々が始まる。  ...続きを見る

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2013/09/08 12:23
浜矩子「これから3年、日本と「地球経済」で起きること」
浜氏の見立ては、結局のところ、実質デフレと資産インフレが同時進行し、かなり悲観的な見通しだ。 アベノミクスも日銀法改正も賛成していない。包摂性も高く多様性も大きい社会を目指そうとしているが、その道筋は定かではない。 本の題名に引きずられて手にしたが、私の経済学の理解程度では、期待したものは読み取れない。四象限座標軸で、金融、財政、通貨、通商を整理しているが、無理やり座標軸に合わせて話を複雑にしていると邪推したくなる。 これから3年、日本と「地球経済」で起きること」 ...続きを見る

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2013/08/20 10:17
勝間和代・若田部昌澄・浜田宏一「伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本」
勝間和代に対する若田部昌澄氏と浜田宏一氏の特別講義といった趣の対談本で3年前の今頃の発行。「伝説の教授」は浜田氏のことらしい。つい先日読んだ浜田氏の「アメリカは日本経済の復活を知っている」と順番が逆になったが、内容は同じ。 デフレ克服のためのインフレターゲットの主張であって、その主張をわかりやすく解説している。予想よりもいい本だった。 勝間氏の本は初めて手にしたが、変な小母さんという先入観は、間違いのようだった。浜田氏には依然として不満が残る。それほど凄い経済学者なら、もっと早く、強く発言して... ...続きを見る

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2013/08/16 08:45
浜田宏一「アメリカは日本経済の復活を知っている」
今年1月発行の本書は、200年の経済学の実績に基づく日銀批判満載である。 内容は正しいと思う。 市井の素人の私でも浜田氏の日銀批判は正しいとおもう。 尊敬するジョー・スティグリッツ、ポール・クルーグマン、ジェフリー・サックスの三人とも、日銀の大胆な量的緩和の必要性を何年も前から主張していたからだ。  ...続きを見る

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2013/08/02 20:29
前泊博盛編著「本当は憲法より大切な日米地位協定入門」・・・自民党に愛国心を語る資格はない
「戦後史の正体」に続く戦後再発見双書。 読み進めるにしたがい、怒りを覚えてゆく。 このような国に生きていることが、恥ずかしい。 経済的に豊かかもしれないが、植民地と同じだ。 テレビドラマによく、宗主国に媚びる植民地の高級官僚が出てくるが、そんなものだ。 しかし、国民も、自分を考えれば、無知で無関心、そして知っても何もしない、どうしようもない国民だとおもう。 ...続きを見る

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2013/07/22 16:10
カレル・ヴァン・ウォルフレン・孫崎享「独立の思考」は、アメリカからの独立を主張する
ウォルフレン氏の「人間を幸福にしない日本というシステム」で目から鱗の体験をしてから、ずっとフォローしている。 孫崎氏ぱ「戦後史の正体」で、政官界の対米従属の実態を明らかにした。 そのふたりの対談だから、日本が米国から独立して、尊厳を取り戻し、米国の危険なリスクから自由になることを論じている。  ...続きを見る

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2013/06/26 09:12
水野和夫・大澤真幸「資本主義という謎」
アベノミクス第三の矢といわれる「成長戦略」の内容の貧しさで株価が下がっているが、水野和夫・大澤真幸という、ふたりの「変な人」の対談の中では、「成長戦略」など、ドンキホーテだと、こきおろしている。  ...続きを見る

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2013/06/10 07:27
「侵略」の有無よりも、性格の問題はないか
最近、石原氏や橋下氏の「歴史認識」の論議が盛んだ。 朝日新聞によると、日本軍は侵略だったと認めた橋下発言に反論して、「侵略ではない」と石原氏は否定している。 侵略の定義が定まっていないという意見も最近よく聞く。 この人々は何でも自分の都合で考える人々のようにみえる。 ...続きを見る

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2013/05/22 06:10
グレッグ・スミス「訣別 ゴールドマン・サックス」は、単なるウォール街話ではなく、まぶしい
グレッグ・スミス氏は、憧れのゴールドマン・サックスに、スタンフォード3年生の時にインターンとなり、オファーを受け、首尾よく契約アナリストとして入社した。 その後正社員(アソシエート、ヴァイス・プレジデントと順調にキャリアを伸ばす。 先物取引、新興国市場、デリバティブなどの金融商品に通暁しつつ、社内でも誠実な人間関係で地歩を築く。 顧客第一主義のゴールドマン・サックスの社風に忠実なスミス氏は、2008年以後の金融危機によってもたらされた会社の変質、顧客に損をさせても、自分のボーナスを考える変質に耐... ...続きを見る

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2013/05/08 20:24
ティモシー・テイラー「スタンフォード大学で一番人気の 経済学入門 ミクロ編」
考えてみたら、経済学の授業を受けたことがない。 哲学、心理学、政治学、美学、社会学・・などは結構好んで受講したけれど、経済学だけはない。 いつまでたっても貧乏人なのは、そのせいかと初めて納得(^o^)。 スタンフォードの ”Instant Economist”という、とても平易で、簡潔明瞭な読み物なので、邦題の「経済学入門」は妥当だ。  ...続きを見る

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2013/05/03 08:01
橋爪大三郎・大澤真幸・宮台真司「おどろきの中国」は、ちょっと分厚すぎるが必読本だ
売れっ子社会学者の大澤・宮台両氏が質問し、先輩の橋爪氏が答えると言う形で進行する。 大澤・宮台両氏の質問は、やたら難しいカタカナ言葉が多くて退屈だが、橋爪氏の回答は、目からうろこの、貴重な解説がある。 橋爪氏の論だけ集めて中国論として発行していただければ、日本人必須の本となろう。 ...続きを見る

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2013/04/25 20:29
米中、二大国のはざまで生きる
習近平、ケリーの会談で、太平洋は、二大国に開かれた海といった趣旨の、意味深なメッセージを中国側が語っているらしい。 太平洋をはさむのは、日米ではなく、米中、というのは、やむを得ないだろう。 もともと日本は大国ではない。  安倍晋三氏のような自主憲法派?にとっては、中国何するものぞ、日本こそが太平洋に臨む大国なのだと、そう思いたいであろう。 小さな国土ではあっても、日本は航空母艦も何隻も持っていた軍事大国であったのだし、しばらく前までは経済大国でもあったのだ。 英国だって、島国なのに大国面してい... ...続きを見る

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2013/04/14 15:06
佐藤優・手嶋龍一「動乱のインテリジェンス」やはり面白い
根拠は何もないが、このふたりの、外交に関する情報は確かなものだという印象がある。 中国という脅威に対して、日本が取りうる選択、それを導くインテリジェンスの必要性・・・といったところが趣旨の本だとおもうが、もちろん話は中国だけではない。  ...続きを見る

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2013/03/16 14:03
加藤陽子・佐藤優・福田和也「歴史からの伝言」
日本の近現代史を専門とする加藤氏、母親が沖縄出身で神学をまなび、ロシアでインテリジェンスにかかわった佐藤氏、フランスがわかる福田氏、三人の知的会話がすごい。 ...続きを見る

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2013/03/01 19:01
ジョン・クイギン「ゾンビ経済学」・・・経済学とは、ほんとにいい加減なものとわかる
経済学とは、ほんとにいい加減なものとわかる。 2008年の世界金融危機で破たんしたはずの経済学理論、大中庸時代、効率的市場仮説、DSGE、トリクルダウン経済学、民営化の五つを挙げ、またぞろ、歴史修正主義や詭弁によって、ゾンビのように復活していると批判している。 ...続きを見る

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2013/02/27 07:23
筒井清忠「昭和戦前期の政党政治 −二大政党制はなぜ挫折したのか」は詳細な記録
1918.9に、政党政治初の原敬内閣が誕生してのち、1924.6 加藤高明内閣に始まり、1926.1 若槻礼次郎内閣, 1927.4 田中義一内閣, 1928.2 第一回普選, 1929.7 浜口雄幸内閣, 1931.12 犬養毅内閣、そして、政党政治の崩壊した1932 5.15事件に至るまでの政友会、民政党の二大政党政治の経緯を詳細に記録している。 ...続きを見る

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2013/02/22 08:25
マイケル・サンデル「それをお金で買いますか―市場主義の限界」は吃驚するほど金が全ての話
行列に割り込む、インセンティブ、いかにして市場は道徳を締め出すか、生と死を扱う市場、命名権・・・と5章に渡って、 これでもかと、市場主義、商業主義が、生活の隅々まで浸透してゆく様をみせつけられる。 売る側と買う側、どちらも自発的な行為で、合理的に効用を最大化することのどこが悪いという主張に、それは違うんだ、・・・と抗するのはなかなかむずかしい。 ...続きを見る

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2013/02/06 07:03
中国との戦争は現実味を帯びてきた
安倍政権は、対中包囲網など画策しているようだが、もうすこし冷静になれないだろうか。 中国の拡大政策はとどまるところを知らないようだから、対中強固策をとりたい気持ちは日本人共通のものだろう。 しかし、である。 戦争は避けたいものだ。 ...続きを見る

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2013/01/17 08:24
スタッズ・ターケル「希望 行動する人々」・・・行動するにも才能と勇気が必要だ
ターケル氏がインタビューして綴った、多彩な人々。 それぞれの信念に基づいて活動する人々の希望の言葉。 多くは、どんなときでも希望は失わないという意志の力が強い。 キャシーケリー氏は、個々人が何をするかが問題だという。 それはおっしゃる通りだとおもうが、行動するにも才能や勇気など、それなりの人間性が必要だと哀しむ。  ...続きを見る

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2013/01/03 10:13
マイケル・サンデル「これからの「正義」の話をしよう」は、政治哲学の教科書としてすばらしい
ハリケーン・チャーリーのとき頻発した便乗値上げは是か?  名誉負傷勲章は心の傷にはふさわしくないのか?  救済されたAIGが多額のボーナスを支払ったのは言語道断なのか?  救命ボートで漂流する4人のうち、3人の命を助けるために瀕死の1人を殺して食べたのは是か?  マイケルジョーダン1人だけ大金を手にするのはおかしいか?  自分の腎臓を売るのは自分の勝手なことか?  徴兵制より志願制がよいとアメリカ人は個人主義の伝統で考えるが、金で身代わりをたてるのと、金が無いから志願するのと同じではないか?  ... ...続きを見る

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2012/12/30 07:49
自民圧勝・・・世も末だ
10/16選挙結果が明らかになった。 大手メディアの予測通り、自民圧勝、自公で2/3を占めた。 世も末だ・・・と慨嘆している。 選挙の結果が民意だとしたら、民意は、本当に安倍政権や石原維新を支持したということなのだろう。 ...続きを見る

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2012/12/17 07:42
もし私が衆議院選挙に立候補する党首なら
もし私が衆議院選挙に立候補する党首なら、こんな街頭演説を一日中繰り返すだろう。 ...続きを見る

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2012/12/15 18:27
おもしろうて、やがて悲しき衆院選の動き
ツイッターで、ある方が面白いことをつぶやいていた。 衆院選に動く人々、バカ、裏切り者、戦争好き、風見鶏、・・・が見えておもしろい・・・といった趣旨だ。 だれがだれかはさておき、確かに、人それぞれだ。  ...続きを見る

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2012/11/28 18:08
ある区道の計画の不思議さ
私のシマ、洗足池からすこし歩いたところに、東急目黒線が通っている。 洗足-大岡山駅の間に、大田区の区道と思しき2車線の道がある。 その道が、最近、拡幅されようとしている。 その経緯を、知人から聞いた。 人づてであるから、真偽のほどは定かではない。 間違いや誤解もあるかもしれないが、とても興味深いケーススタディではある。 ...続きを見る

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2012/11/22 17:46
野田佳彦氏について、解散の決断を推察する
野田佳彦氏が解散を決意した。 おそらく民主党幹部に特に話をつけずに単独で決断したのだろう。  ...続きを見る

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2012/11/15 05:33
ジョセフ・E・スティグリッツ「世界の99%を貧困にする経済」はかなり悲観的な見通しを感じさせる
政府からの公然・非公然の資源移転と補助金給付、市場の競争性を低下させる法規。 既存の競争法にかんする甘い取り締まり。企業が他社を食い物にすることを許す法律や、企業がコストを社会に転嫁することを許す法律・・・などなど、レントシーキングと呼ばれる手練手管で、金はどんどん1%の人々に集中している。 ...続きを見る

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2012/11/12 08:39
湯浅誠「ヒーローを待っていても世界は変わらない」
政治システムに対しての不信の源に「誰かが調整してくれ、ただし自分の要求は通してくれ」と言っている人々をみる。小泉氏、民主党、橋下氏と次々にヒーローを作って、公務員や生活保護受給者など、「既得権益」を攻撃しても、期待を裏切られるだけだ。ひとりひとりがうんざりするような民主主義の責任者になってゆくしかないと、淡々と語っている。最低限度の生活を保証するための生活保護までが「既得権益」と国会で語られるこの国の精神状態は、絶望的な思いもする。 ...続きを見る

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2012/10/13 18:48
宮台真司「日本の難点」
宮台真司氏の評論は、業界特殊用語に似て、解りにくい言葉が多い。 この親書は、かなり理解しやすい常識的な言葉が多いからよかった。 宮台氏は、年次改革要望書に応えてゆくようなやり方では、日本社会の包摂性は全くなくなってゆくだろう、そこが解決されない限り、いじめや教育や幸福感など、根本的な解決はないとまで主張する。 安全保障は、軍事ばかりでなく、エネルギー、文化、食糧・・・など田氏にわたるが、軍事では、重武装x対米中立を、うまく実現しようという。 ...続きを見る

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2012/10/06 18:31
尖閣、総裁選、 ・・・・ このごろおもうこと
石原慎太郎氏が米国で記者会見し、尖閣の購入を俎上に乗せたことから、今回の「事件」は、始まった。 その記者会見の前に、政府と石原氏の間で、なにか議論はなかったのだろうか。 石原氏らしい動きだと私はおもう。 何も表だって宣伝しなくても良いのに。 ...続きを見る

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2012/09/25 07:29
孫崎亨「戦後史の正体」は、日本の首相の上に米国があることを思い出させてくれる
ジェフリーサックス氏が「この国は、貧しい国民を惨めな生活環境のなかに放置して恥じず、世界の最貧国の人びとについては完全な無視を決め込んでいる」と評するアメリカ風の国に日本を変え、戦後歴代の首相が抵抗、拒否してきた自衛隊の海外派兵を簡単に決めてしまった小泉潤一郎は、北朝鮮との独自外交で、北の核を懸念するブッシュの怒りを買い、そのご、従属に一気に舵を切ったとみている。 ...続きを見る

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2012/09/16 09:16
ジェフリーサックス「世界を救う処方箋」は、期待どうりの名著
アマルティア・セン氏、エマニュエル・トッド氏とならんで尊敬するジェフリー・サックス氏がアメリカの政治と社会を根底から建てなおすための処方箋。必読の書といってもよいくらい、すばらしい本。 ...続きを見る

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2012/09/14 11:59
このごろ思う、日本は本当に危ない
尖閣を巡って、石原氏と政府が、揉めている。 政府は地権者と合意したと発表したが、そんなこと地権者は言ってなかったと、石原氏は勝ち誇ったようによろこぶ。 藪の中で、真相はわからないが、どうも政府の進め方がおかしそうだ。 政府と言うのは、誰が進めているのかもよくわからない。  ...続きを見る

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2012/09/06 17:25
マイケル・ルイス「ブーメラン 欧州から恐慌が返ってくる」
めちゃくちゃ面白いが、同時に不安でぞっとする本。ソブリン・クライシスを防ぐはずの消費税増税が、またぞろ、コンクリートに化けそうな国は、ギリシャを笑えない。 経済理論としてはギリシャとは違うらしいが、そのいい加減さや嘘やデタラメは、ギリシャと同じだと、痛感した。 全国民が金融投資に走ったアイスランド、公務員が民間の三倍の給料をとり、政府丸ごと粉飾するギリシャ、そして、アイルランド、ドイツの、ニュースにならない裏話の連続がおもしろい。  ...続きを見る

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2012/08/31 10:50
ジョゼフ・E・スティグリッツ「世界を不幸にしたグローバリズムの正体」
10年前の本だから、世界は、この時点から随分と改善しているはずだ。 いや、より悪くなっているのかもしれない。 韓国、東アジア、ロシア、ヨーロッパと場所は異なっても、IMFが押しつける政策は、常に教科書そのままで、教条的であり、ほとんどが間違いだった。  ...続きを見る

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2012/08/19 20:28

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