IIBA総会に参加しました。 ビジネスアナリシスが定着してきたようです

1/15、新木場NECソフトのビルで、IIBAの総会か開催された。 ビジネスアナリシスに多大な関心のある私も参加してきた。 全体の感想として、ビジネスアナリシスという言葉が定着してきたような気がした。

第1部の年次総会では、BABOK V2.0の日本語版が、かなり多くの販売数量があり、一息ついているとのこと、御同慶の至りである。 みなさん、手弁当のボランティアであり、予算に窮すると、活動もしぼんでしまう。

第2部では、講演と活動報告があった。 講演は、システム有効性評価に、ビジネスアナリシスの考え方を応用したものだった。 ビジネスアナリシス本流の活用とは思えないけれども、ひとつのシステムの妥当性確認や有効性評価は大事なポイントであることは確かである。 不景気で、かつ、内部統制の盛んな昨今、今まで以上に、そこに焦点は当たるだろう

活動報告では、CBAP認定されたS氏、I氏、おふたりのお話があった。 CBAPの前提は、過去10年間で7500時間のビジネスアナリシス実務体験である。 これはすごい前提条件で、試験をクリアされただけでなく、この条件をクリアされたおふたりは、やはり凄い方々である。

また、ビジネスアナリシス研究部会の活動報告が3部会それぞれについてあった。 総括するS理事の「ビジネスアナリシスとは、ビジネス問題の解決活動である」というメッセージは、賛成である。 ビジネスアナリシスと名付けるのは、業務を具体的、客観的にとりだして、定義しなおせば、ごく自然なことだとおもう。

研究部会の報告のうち、ひとつ気になるものがあった。 「BAps」と称する部会で、「ビジネスアナリシスがもたらす価値をあきらかにし提案する」活動とのことだが、「マネジメントにとってのBA」という言葉が多く使われていた。
この視点が、とても気になる。 「マネジメントにとって」に力点を置くということは、「マネジメント」でない視点から、見ているという逆説に他ならない。 ビジネスアナリシスでは、マネジメントでない視点などはありえないと、私は考えている (独断と偏見だが)。    ビジネスアナリシスと称しているだけで、システム開発の視点の延長線で見ているからだろうと推察する。 それはそれにりに存在価値はあるが、「動かないコンピュータ」や「超上流」の話だろうと、もう何べんも聞いたよと言われておしまいではないだろうか。 そうでないことを祈りたい。

ITベンダーとユーザーの両方の視点を垣間見た経験でいえば、ビジネスアナリシスは、IT側から登ってゆくのではなく、いったんITを忘れて、ビジネス側から攻めてみるということを、(できても、できなくても)やってみた方が良いと、私は考えている。

そういう意味もあり、遅々として進まない「Dora_PaPaのビジネスアナリシス・BAケーススタディ」を早く完成させようと、モラール高くなって帰ってきた。






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