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zoom RSS 根本かおる「難民鎖国ニッポンのゆくえ」

<<   作成日時 : 2018/04/22 19:11   >>

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日本の難民申請の受付も、審査も、難民を保護する、人を救う、という観点に欠けている。  組織的に入出国管理に属しているので、国境の門番として、入国管理の観点が強く、審査の質問を見ても、尋問しているような、見下した態度で、難民をまるで犯罪者のように扱っている人が多い。 

そんな日本の難民政策の象徴が、「ウシク」、つまり、牛久にある東日本入国管理センターだ。  

「日本の難民受け入れを語るときに避けて通れないのが、この「収容」という問題です。日本では不法滞在者や不法入国者を強制送還するために、難民申請中の人も含めた「すべての人を収容する」という「全体収容主義」が原則となっています」

強制送還のために収容、仮放免の申請・・・と繰り返し、長期間、せまいところで収容し続け、外部との
やりとりもできない。 ウシクに対しての抗議が、4月22日、渋谷でスタンでぃぐが行われていた。 

「これは恣意的な抑留や身体的拘束を禁止する日本国憲法や日本が批准している自由権規約・難民条約に抵触しているとも考えられるでしょう」


根本的な問題は、出入国管理と別に、難民に関する基本理念となる法律がないことだ。 
韓国でも、2011年に「出入国管理法」から独立した「難民法」を新たに作った。 

理念がないから、非常に恣意的、政治的な動きになる。 

「1982年に難民認定行政が開始されてから30年間で、トルコの累計申請者数は1489人と、ミャンマーに次いで多くなっています。そのほとんどがクルド人と見られています。ミャンマー人が条約難民と認定されるケースが増えるのに対し、クルド人が認定されたケースはこれまでに一件もありません」

この事実は、国連もわかっていて、国連の人種差別撤廃委員会が次のように批判しています。  「特定の国からの庇護希望者には異なった優先的な基準を適用しており、他国の出身で国際的保護が必要である庇護希望者は強制的に危険な状況に戻されていることに懸念を改めて表明する」




根本かおる「難民鎖国ニッポンのゆくえ」(ポプラ新書 2017.5.8)
はじめに
第1章 ニッポン国内の難民事情
第2章 彼女が「難民」になるまで
第3章 難民同士、そして日本人がつながる
第4章 新しい難民受け入れのかたち



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