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zoom RSS 藤井誠一郎「ごみ収集という仕事」

<<   作成日時 : 2018/10/05 19:42   >>

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朝のゴミ出しは私の役割になっているので、ゴミ収集や分別にはそれなりの関心がある。地方自治を専門とする筆者が、新宿区のゴミ収集作業に参加して、その経験をもとに、清掃事業を通じた地方自治に言及する。

いくつか初めて知ったこともある。 

清掃車のプレスによって、生ゴミの水が飛び散ったりして迷惑をかけることもあるので、作業者はそうとう周囲に配慮している。  作業者からすれば、細かな袋より、大きい袋にまとめてもらった方が時間の節約になる。収集車はいっぱいになれば焼却所に行き、二台目の清掃車が来るのを待つので、運転手と作業者は互いに協力し合っている。 

集積所にせよ、分別にせよ、あまり法的な根拠がないらしい。 「歌舞伎町のような繁華街における清掃指導で、不適正なごみ出しを続ける事業者から「決まりはあるのか」と反論されれば、「あくまでお願いであり、モラルの問題です」としか答えられないのが現状である。 根拠とあるルールや条例、違反した場合の罰則がないため、清掃指導に強制力がなく、聞き流されてしまう。不法投棄は廃棄物処理法による罰則が適用されるが、清掃指導は根拠が曖昧なまま行われている」

最も知らなかったことは、組織的な仕組みや委託形態である。 

2000年4月に、清掃事業の区移管にともない、東京23区清掃協議会が、清掃事業を行う51社と 浄化槽清掃14社からなる 東京環境保全協会(東環保) と清掃車両の雇い上げを行う特命随意契約を結んでいる。 そして、清掃協議会は、雇い上げ車両の各区への配車、清掃車両の架装基準などについて調整しているという。

さらに、「雇上や車付雇上から送り込まれるが、そこで働く人たちは必ずしも雇上会社の社員というわけではない。 労働者供給事業によって雇上会社に派遣されたうえで収集現場に送り込まれる割合が、約九割にも及ぶ。労働者供給事業があるから23区の清掃が円滑に動いていると言っても、過言ではない」、そういう複雑な形態だった。

理由は定かではない。 清掃業務の難しさから、経験を積んだ組織を尊重した、と言うだけの理由とも思えないのだが・・・・。


また、収集業務にもいろいろなパターンがある。 訪問収集という形態があることも初めて知った。 「訪問収集はプライバシーに関わる部分がきわめて多いので、業務委託にはなじまない」

清掃職員の清掃指導は大事な仕事だ。 「ごみ収集のルールを守らない住民や事業者は多い。作業員がたびたび注意しても改まらない集積所に対しては、対話を通じて理解を求め、解決へと結びつける」 指導内容には、分別・適正な出し方、集積所の新設・改善・廃止、事業系ごみの有料シールの適正貼付、不法投棄調査指導などがある。


過大や改善の提案なども、筆者は頁をかなりさいているが、 一応読んだが、あまり、そちらには関心をもたなかった。










藤井誠一郎「ごみ収集という仕事」(コモンズ  2018.5.30)
清掃車に乗って考えた地方自治
プロローグ 現場主義を貫く
第1章 初めてのごみ収集
第2章 研究者が体験した収集現場
第3章 多様な仕事
第4章 委託の現場
第5章 清掃行政の展望



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