映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

この映画の面白いところは、辻一弘氏(現カズ・ヒロ氏)のメイクアッブで変身したゲイリー・オールドマンの演技もさることながら、ウィンストン・チャーチルがいかに当時のイギリスで偶然生まれた首相であって、英国が徹底抗戦に傾いたのは、ぎりぎりの選択だったという事実だ。

政敵から見れば、ウィンストン・チャーチルは、口先だけでごまかす、勇ましい、成功しそうもない、非現実的なことを吹聴する詐欺男だと思うだろうな。保守党・自由党・労働党などのパワーバランスおかげで偶然首相に指名されたチャーチルは、ナチスに対して徹底抗戦を主張していたが、ダンケルクで30万の英国軍の全滅を目前にして、兵士たちの命を救うためにもナチスと和平交渉すべきだと主張する政敵たちの攻撃に徐々に自らの足場を失ってゆく。

自ら自分は嫌われ者だとわかっているチャーチルの理解者は妻のクレメンティーン(クリスティン・スコット・トーマス )だけだった・・・



映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(ジョー・ライト監督 DARKEST HOUR 2017)




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