映画「映画チーズ・イン・ザ・トラップ」

タイトルにわざわざ「映画」とはいっていることから、もともとテレビドラマだったものを映画化したものとわかる。主演のパク・へジンはドラマに引き続き、ここでも主演を務め、ミステリアスでクールなイケメンを好演している。 といっても、クールだから、表情に変化がないし、演技しているのか地なのかもわからない。この人は、「バッド・ガイズ」でも、ひどくク…
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リチャード・ムラー「今この世界を生きているあなたのためのサイエンスⅠ」

二冊のサイエンス入門書の前半。たいへんわかりやすく解説していて、良い本だ。良い本だが、すべて正しいかどうか、私にはわからない。 前書きに書かれていたマーク・トウェインの言葉が示唆的である。「ほとんどの人々についていえば、問題なのは無知ではなく、知っているという思い込みである」 全部知っている人はいない、知っていることと知らないことが明ら…
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映画「洗骨」

洗骨という風習が沖縄離島にあると耳にして、たまたまこの映画の存在を知った。土葬や風葬した数年後に、白骨化した骨を家族が丁寧に洗って、あらためて死者を祀る風習だ。洗骨、あるいは改葬と呼ばれる儀式を経て、はじめて本当の埋葬になるようだ。  この風習のほんとうの意義はよくわからないが、身近な死者の骨を自分の手で洗うというのは、よほど死も…
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山崎雅弘「1937年の日本人」

まず、お薦め本と書いておく。あとがきにこんな一節がある。「国民が一丸となって、挙国一致で国難に立ち向かう。一見すると、すばらしい光景に見えますが、国の指導部に戦略眼や理性的な判断能力がない、つまり「無能」である場合、真面目な国民全員が一致団結して政府の方針に従えば、国はどんなことになるのか」。 1937年のことではなく、まるで現在のこと…
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上橋菜穂子「風と行く者 守り人外伝」

用心棒稼業にして短槍の使い手バルサの物語「守り人」シリーズの外伝。タンダと所帯を持って静かに暮らす日々が多くなったバルサ、たまたま市場で助けた「サダン・タラム」という名の旅芸人グループを助けたことで、彼らのたびの護衛人となる。実は、彼らは、バルサが16歳のとき、まだジグロと2人で働いていた頃に護衛を請け負った一団だった。旅をしながら…
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橘玲「上級国民/下級国民」

何かとセンセーショナルなタイトルの新書を出版されている橘氏だが、私は初めての体験となる。 そのあまりに広い学識?に驚く。同時に、豊富な言葉に幻惑されるような気にもなる。 自分が理解できないからと言ってそれを正しくないと思ってはいけない。 橘氏のいろいろな指摘、分析、説明はただしいのだろう。しかし、結局、橘氏はこの本で、何をどうしたかった…
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ジム・ロジャーズ「日本への警告」

小里博栄氏と花輪陽子氏の取材・翻訳・監修がどの程度、ジム・ロジャーズ氏の考え方を正確に伝えているのかそれは定かではないにしても、ここに書かれてあることは、ほんとうに耳に痛いことばかりである。典型的日本人のひとりとして、読み進めるのが苦痛になるほどに、おしゃる通りです、その通りです・・・・とおもう。人生の成功も、投資の成功も、はじめからあ…
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映画「セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!」

実話に基づいたフィクション、ほんわかした気分になるいい映画だが、よく考えると厳しい環境の悲しいところも少なくない物語だ。 ソ連の崩壊にともなって宇宙と地上で大きな影響を受けたふたり。 宇宙ではセルゲイがただひとり、宇宙船ミールに取り残されてしまった。そして、地上のキューバでは、経済が崩壊してセルジオが教師の職を失って、暇に任せて無線の…
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映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 」

マーベル映画は映画館で見たことがない。Wowowで流れているのをぼんやり見るのがせいぜいだから、ストーリーも中途半端にしか記憶にない。しかし、いろいろと通に聞くと、マーベル作品には作品同士で深い関係があって、全部見ている人にだけは、意味の分かるシーンが満載なのだという。  スパイダーマンシリーズの最新作「スパイダーマン:ファー・フ…
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宮口幸治「ケーキの切れない非行少年たち」

売れているそうだ。おそらくタイトルに惹かれて求めたり、電車内の広告に興味を感じるのだろう。私もそのくちだが、タイトルから受ける印象よりもはるかに専門的な内容だ。筆者は知的障害があまり世に知られていないことを懸念して分かりやすく紹介したつもりだろうが、もともと興味のなかった人には、関心を持って最後まで読み続けることはむずかしい。そういう意…
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映画「RBG 最強の85才」および 映画「ビリーブ 未来への大逆転」

若い女性たちから、「RBG」と略称で慕われる、ルース・ベイダー・ギンズバーグ最高裁判事、85歳の生い立ちから最高裁判事に指名され、現在にいたるまでのドキュメンタリー(「RBG 最強の85才」)と、ルースが性差別に対して闘う最初の裁判に至る若き日を描く伝記劇映画(「ビリーブ 未来への大逆転」)。 どちらも、たいへん感動的な映画である。私は…
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