映画「バハールの涙」

女性戦場ジャーナリストのマチルド(エマニュエル・ベルコ)は、同業の夫を地雷で失くし、娘を置いて戦場を駆け巡っている。娘との電話だけが生きがいでもある。そんなマチルドが、ISとの戦闘に果敢に挑む女性だけの部隊と出会った。隊長のバハール(ゴルシフテ・ファラハニ)は、クルド人弁護士で夫と息子との幸せな日々が、ISの来襲で一瞬で吹き飛び、夫は射殺され、息子は戦闘要員として拉致され、自分を含めた女たちは性奴隷として監禁されてしまった。

息子を奪還するために、息子を含む子どもたちがいると思われる拠点への攻撃を主張するパハール、男性の現地司令官は、連合軍による空爆を期待していてなかなか動かない。パハールと女性グループは自分たちが地下道をたどって攻撃するという・・・・

True storyという但し書きがないから、あくまでもフィクションだろう。 しかし、ナーディーヤ・ムラード氏の著作や活動をみても、ISにとらわれて性奴隷にされる実例は少なくない、ただ女性兵士になって、「女性に殺されると天国に行けない」「というようなことが実際にどれだけあるのかは、よくわからない。

邦題よりも原題の「太陽の女たち」の方が、戦う女を表現してていい。涙に焦点を当てるのは、良くない日本風だ。 

ゴルシフテ・ファラハニは「彼女が消えた浜辺」「パターソン」で、いい感じだったが、ここでは、哀しい想いを抑えて戦う隊長を好演している。



映画「バハールの涙」(エヴァ・ユッソン監督 LES FILLES DU SOLEIL 2018)




オフィシャル・サイト
http://bahar-movie.com/




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